雨ライド

梅雨だから仕方ないという見方もあるけど、天気予報では夜まで雨は降らない曇りマークだったので、10時過ぎに支度をして自転車で出かける。外へ出たらポツポツ降っているけど、空は明るいし、曇り予報だから走り始めた。雨は一向に収まらず、御殿峠を行きたかったが無理そうなので、鎌倉街道コース。尾根幹を横断し、町田街道へ出る頃には本降りに。どこかで雨宿りと思ったけど、早目に帰りたいので、そのまま走り続ける。幸か不幸か町田街道は追い風でがんがん踏めたので、早目に到着。体も自転車もびっしょり。シャワーを浴びて、ご飯を食べて、自転車の掃除。

東京2020

車の一年点検の引き取りで青山まで電車で。持って行った時には急用でいなかった営業の山口さんは、「本当にすみません」と何度も謝っている。顧客が試乗の約束を前倒しして、しかも希望の車種が他営業所だったとかで、要求をピンポイントで聞き入れないと怒り出すお得意様ということ。ただ、高級車種が成約となったようで何より。地下鉄の出口を間違えて外苑いちょう通りで出てしまったら、青山の街を違う方向から眺められた。ここは東京の中でもやはり一級品の景色。コロナさえなければ、今頃はオリンピック前で沸き立っていたはず。国立競技場は完成し、外苑いちょう並木から入っていける。今、ランニングで走っている馬事公苑は、文字通り馬術の競技場として改修され、来年のオリンピックを待っている。

再びのパン作り

緊急事態宣言以降、スーパーで見かけなくなったものといえば、小麦粉とベーキングパウダー。ベーキングパウダーは未だに棚はがら空きのまま。家でパンケーキでも作ってるのかなぁ、とパウンドケーキ型を買ってしまった私はAmazonで製品280円+送料530円でようやく購入。それとは別に、買い忘れた食パンを、すごく久々にホームベーカリーで作るようになった。もう20年くらい前にパン作りを始めて、バケッド作りに勤しんでいたものの、5年前くらいにぱったりとやめてしまった。しかし、再び始めてみると、やっぱり家で作るパンが一番、という家族の意見もあって、俄然やる気になってきた。1斤ずつでは面倒なので、1.5斤の焼き型を買い、ハード系の調合で食パンを作った。食パンを作る充実感はなかなかのもので、ホームベーカリーも2斤まで対応のものに買い替え。これで、パン作りは週に一度で済むかも。

姫埼灯台

梅雨真っ只中の週末、土日とも雨、という憂欝な二日間。小雨予報の日曜日も、起きたらすでに雨なので、自転車は諦めて録画してある番組視聴。「こころ旅」が新潟県だったので、全部見ていると、最後が佐渡だった。たしか見たはずだと思いながら記憶にない。場所は姫埼灯台。フェリーで両津港に到着して、そこから海岸線を走る。この番組の場合、カメラは火野正平の後ろにあるので、コースがわかりやすい。ああ、この下り、この上り、と風景があるあるだった。20回も走っているのに、コースがまったくわかっていないのだけど、バリバリコースだった。姫埼灯台自体は見たことがなくて、この回のテーマは灯台が自分のこれからを見守ってくれているようだ、ということだったので灯台の近くでお便りを読んだ。なんだか、佐渡に行きたくなった。今年は申込みをしていなかったし、コロナで大会も中止になったけど、無性に佐渡に行きたくなった。

水無月

6月になって、来週は母の三回忌。仏壇と玄関の切り花は欠かさず飾っているが、母が亡くなる二ヶ月前に友達の倉持さんがプランターに花の苗を活けてくれていて、以来、プランターの花も欠かさないようにしている。冬に植えたパンジーは半年以上経ってもまだ咲いているし、先週植えた日日草も、きれいに花を咲かせている。弟が毎日、水やりを欠かさないので生育がいいらしい。この間、プランターの雑草を取るついでに、庭の雑草むしりや片付けをやったので、今はとてもきれいになっている。2時間の作業をしていたら、窓を開けた弟が庭を見渡して、「すげぇ」と言う。「わかる?」と聞くと、「わかるよぉ」。足の調子がいい時は庭仕事が好きな母だったが、車椅子になってからは、10年間来てくれていたヘルパーの遠藤さんが手入れをしてくれていた。母は遠藤さんと親しくしていたので、個人的に家のことをお願いしていた。今は家の中の掃除をすべてしているのは弟だが、遠藤さんがそれを知ったら、さぞ驚くだろうな、と思っている。

ツインライド

今年の野尻湖トライアスロンは中止になったが、野尻湖に復帰した4年前に宿で同宿だった長野県トライアスロンの面々の1人、鈴木さんと走ることになった。この人、自宅は町田市なのに、ずっと単身赴任で、5年の金沢赴任が解けて昨秋から久々に本社勤務になったとのこと。4年前から、町田に帰った時には自転車でご一緒してください、と言われていた。トライアスロン歴5年で野尻湖がデビュー、とにかく自転車練習ができていないということ。だって、町田市が自宅で尾根幹知らないって、どゆこと?時々、Facebookの私の投稿に「野尻湖以来、ロード乗ってません」とコメントくれていたので、今回尾根幹どうですか?と誘ってみた。ぜひぜひ、ということで、日曜日尾根幹と鎌倉街道の交差地点で待ち合わせ、この日は野猿街道、北野街道コースをご案内した。短いながらも適度なアップ&ダウンのコースで、町田街道に出てからは、ちょっとお昼には早いので小山の7イレブンで休憩。ここは割合大きな店舗で店内の椅子席は6つもあるのに、未だ土日は使用NG。ってことで、車の輪留めに腰掛けておしゃべり。トライアスロンのことから、自転車のこと、仕事、家族、野球、と話題はあちこちに飛んで、ふと時計を見ると1時57分、「鈴木さん、もう2時ですよ。お昼食べますか?」ということで、鈴木さんお薦めのうどん店へ。全国を出張もしている鈴木さんは、美味しいものを沢山知っているようで、ここは私の地元でもあるけど、今まで知らなかった博多うどんの店。もちもちのうどんは、今まで食べたことがなかった美味しさだった。その後、鎌倉街道で分かれて、少し雨にも降られて4時帰宅。走りより、しゃべり満載のライドだったような。

自粛生活間もなく終了

昨日も気持ちのいい晴れだったが、なんとなく長い距離は気が進まずに、いつもの多摩川沿いを関戸橋を渡って、鎌倉街道、町田街道コース。あんまり同じ道なので、麻生警察署を左折して、天神通りを行くと、多摩丘陵の道に入ってしまって、インナーに落とすほどの登り。でも、知らない道は面白い。ほどなく走ったことのある道に出て、尾根幹に通じた。なるほどねぇ、なんてまたもや真っ直ぐ矢野口に行かずに左折して、知らない道から矢野口へ。この日も休憩なし、補給なしで終了。先週より暑くないので、気持ちのいい55km。夕方、ランウエアに着替えて5kmほど走る。久々に2種目。夜は1人ごはんだったので、蕎麦を茹でて、このところの定番、キムチ納豆で食べる。自粛明け、今週末のたまライドはできるのかどうか。写真は、先週の上海やきそばと生春巻き。走っている時は写真を撮らないので、いつも写真がない。

自転車は楽しい

自粛生活もかれこれ5週間、遠くまでは走りに行けないし、手持ちの自転車をメンテナンスしている。ロード2台はすでに掃除などを終えて、残るは普段乗りしているMTB、スペシャライズドS WORKS M2である。かれこれ25年前くらいに買ったものであるし、富ヶ谷の事務所では天井までのスタンドポールの高いところに長い間飾ってあったもの。引っ越しで自宅へ持ってきたが、マンションの屋根付きの駐輪場に置いて日々の買い物に活躍している。でも、タイヤは20年前のユッチンソンのスリックのまま。生活自転車として2年乗っていたら、さすがにヒビ割れていて、すでに寿命は越えている。で、SCHWALBEのMARATHON1.75とチューブを買って、交換作業。なにせきちんと掃除もしてこなかったので、ホイールを掃除するにも時間がかかる。タイヤはやはり固くて嵌らず、レバーを使って入れていたら、前輪がパンク。仕方なく、チューブを取り出して、新品なのでパッチを貼ってパンク修理。リムセメントもなんだか固まってるぞ。ようやく空気を入れて、チェーンを洗い、油を差して終了。2時間かかった。試し乗りをしてみると、タイヤ径が大きくなったので、なんだか乗り心地が楽しい。この間は夕方、多摩川までポタリング。MTBも楽しいぞ。

自粛GW

緊急事態宣言から一ヶ月。外出自粛も定着したのかどうなのか、近所の公園や多摩川の人の多さに、自粛が徹底しているのがわかる。憲法記念日の日曜日、バイシクルライドのボランティアに送った荷物が宛先不完全で戻ってきてしまったので、しばらく郵便局も休みだし、これは特急自転車便を発動ということで、二人で自転車で大田区六郷まで。Googel Mapで見ると、距離は18km。丸子橋から中原街道、国道15号とマップの指示通りに走る。最後の建物は、どうにもこうにもわからないので、隣のアパートの洗濯物を干している男性に尋ねたりしながら、なんとかご本人と面談。あ、マスクはまた忘れてしまったけど。業務完遂ということで、そのあとは大森浜辺公園までを海沿いの遊歩道を走る。浜辺公園は、今まで見たことがないくらいの人。ほぼ家族連れだけど、かなりの密。あとは旧東海道を行くが、とにかく昼ごはんを食べるところがない。吉田屋をパスしたら、浜松町までまるで店がなくて、昼飯難民となり、ようやく下北沢でマジックスパイスでスープカレー。帰ってみれば、おそらく走行距離は60km程度。

東京の評判

普段から人混みのある場所に出向かないので、まったくいつもどおりの日常なのだけど、都外の人々の目は違うようで、それがとても違和感。糸魚川はいよいよ中止になるのだけど、それは世間の目というより、糸魚川市の宿泊施設が一斉に休止するからだ。観光地とおぼしき所は、県外からの訪問者をシャットアウトしているところも多い。新潟県から参加のチームは、東京在住者はすべて保菌者、みたいなイメージを持っていると言っていた。大げさでなく、これが世論。ニュースでは、東京だけが毎日の感染者を報道している。不要不急の外出にあたる、神奈川県内の実家へ車で戻る時も、そんな冷たい視線を向ける人がいるのでは、と思う。嫌な世の中だ。土曜は地元でラン、日曜は先週と同じく、八王子の峠を登って、キャナリィロウへ。「また来てくださってありがとうございます」とフロアの若い女性が言ってくれた。昨日も窓際の特等席で。いつも、たまライドの時に席を用意してくれる女性が、18日まで休業すると伝えてくれる。「夕べ(土曜日)なんて、お客様は2組だけで。うちがビュッフェだからですかね」と寂しそうに言っていた。来週もまた食べに行こう。