ぶどうパフェ

気温は昨夏のほうが高かった気がするが、とにかく蒸し暑い。今年のほうが暑い、という人もいる。陽射しは対してなくても、暑さを感じてバテる。日曜日もそうだった。天気は曇り。時折、陽射しが強くなるが、ジリジリ焼けるほどではない。それでも、暑い。お腹の真ん中がじわじわと気持ち悪くなっている。ロードもちらほらといるが、ヨレヨレ。連光寺を越え、尾根幹へ。今日も野猿峠を行く気がしないので、北野街道。麻生警察手前でポーラーの冷え冷え水は売り切れ。あとは休憩地点まで、ふらふら。この夏は、私の周囲でも落車の話を聞く。しかも、みんなかなりの大けが。転倒する直前で気を失っているのか、かなり打ちどころも悪い。気を付けないと、と多摩川を越えたミニストップで休憩することにした。まるごとぶどうパフェとアイスコーヒー。「まるごと」と付いているのには、ちゃんとした理由があった。アイスクリームの下にもぶどう。とにかく、この器の中にはソフトクリームとぶどうしか入っていなかった。なので、「まるごと」。たっぷりとぶどうを食べて、コーヒーを飲んで、帰宅。それでも、軽く熱中症。食欲なし。夕方、ランに出かけるが、蒸し暑さが堪える。腿も張っていたので、ラスト1kmは歩き。今週は20kmしか走らず。

私のなかの彼女

久しぶりの角田光代。彼女、というタイトルでは直木賞をとった「対岸の彼女」があった。あの専業主婦の主人公より、今回は著者に近いのか、主人公の成長(堕落?)ぶりが、妙にリアルだった。少し様子のいい彼氏との、彼の言うままに寄り添って、精いっぱい付いていく大学時代。その大学時代に、すでにクリエイターとして一時、売れっ子となっていく彼と、その言動に左右され、生き方を模索していく和歌。やがて、彼女が作家となって売れていくと、同棲を始めるものの、それを認めたくない、スタイルを変えない仙太郎。その二人の関係性の中に、母、祖母の人生を絡めながら、やがて自分の人生も暗中模索していく。「対岸の彼女」より、「八日目の蝉」より、主人公の生き様が辛く、身に迫ってくる。作家という仕事を続けていく苦しさ、好きな男との生活、肉親との関係、それは同時に保持しようとすればするほど、どんどんバランスを欠いていく。そして、祖母の人生を知れば知るほど、自分と重なりあって、そして苦しくなってくる。それでも、この主人公は、最後には小さな糸口をみつけていく。希望の光をみつけて、終わっている。ここに救いがある。

夏本番

不安定な天気が続いた夏序盤も、8月に入ると連日猛暑の夏らしい陽気になった。バイク練習に出る時は、腕や肩にもしっかりと日焼け止めを塗って出かける。それにしても暑いので、熱中症にやられないように、水だけはしっかりと飲んで走っている。お盆休みは4日間のうち、3日練習。バイク&ランだったり、ラン&スイムだったり、ジム友と二人のおしゃべりランだったり、なかなか充実していた。夏もそろそろ終盤戦になってきた。7月下旬に痛めた肉離れを、だましだまし走ったり、泳いだりしていたら、今度は右腕の広背筋に蕁麻疹ができていた。血行が良くなると痒みが強くなる、と書いてあったので、運動はしばらく自粛。今年はまわりでも故障者が多く、転倒だったり、怪我だったり、年と共にその頻度は高くなる。佐渡トライアスロンまで、あと2週間。これ以上、故障が出ないように、残りのトレーニングを楽しむことにする。