多摩川70K

秋晴れのなか行われた多摩川70K、最多人数で隊列は60mにもおよび、和気藹々と全員完走。美山通りはちょうど山の上に八王子霊園があって、お彼岸とあってお墓参りの車が大渋滞。ときどきは歩道走行で、高尾街道へ。北野街道は野猿街道まで緩やかな下り。いつも、トレーニングの時は逆走で登り基調のこの道も、とにかく気持ちいい。このあと、野猿街道を登り、さらに大栗川南からは尾根幹までを登って、ようやく二度目のコンビニ休憩。参加者のパンク修理をしていたので、ガイド2名、参加者1名は先行組に追いつくべく、スピードアップして到着。残り20Km、最後の腹ごしらえということで、みな思い思いの補給をして、車座になってまるで宴会状態。連光寺まで行くと、これまた気持ちのいい下りになって、いよいよ多摩川沿いをひたすら回すだけ。自走組もいるので、トータル100kmを越える人が多い。ガイド3名も、また多摩川沿いの道を回して、帰りついたのだった。

大師橋

三連休の最終日、やっと晴れた東京を走るべく、今日は多摩川を河口へ向かう。丸子橋から多摩川沿いに、ゆっくりゆっくり下っていく。ロードレーサーの男の子と父親、初老ライダー、サイクリングロードには沢山の自転車がいる。信号のない道を、水嵩たっぷりの川面を眺めながら走る。きれいな吊り橋が見えてきて、これが大師橋らしい。真っ青の空をバックに、白い吊り橋が映える。対岸に渡ると、広い側道があって、進んで行くと対岸からは飛行機がどんどん離陸していく。羽田空港だ。その道の先になると、「多摩川河口」という木の立札が。多摩川の終点。釣りをしているおじさん達、バケツの中には沢山の釣果が跳ねている。遠浅なので、中に入って、網で掬うらしい。日差しはやわらかく、ゆるやかに時間が過ぎていく感じ。長閑な休日。2週間前がレースだったなんて、忘れてしまいそうになる。お腹が空いて、帰り道は環七を上馬のふくもりまで30kmペースで走った。汗だくで食べるつけ麺はとても美味しかった。

夫婦岩の海

今年の佐渡も無事終了。来年は30回記念大会だそうだ。私は19回目になるけど、さて出られるかどうか。到着した金曜日に、宿のエアコンを入れなかったのは初めてで、そのくらい涼しかった。最高気温は26度で、前日の土曜日もバイクの試走に出かけたが、風もなく走りやすかった。10km折り返しで20kmを回す。その後、お昼を食べに行くついでに、月曜日が朝のフェリーになったため、お土産を買う時間がないので、尾畑酒造まで車で出かける。ヤングは日本酒と、職場へのお菓子を買って、私は酒粕漬けとお菓子。帰りに、長三郎すしまで行き、お寿司とらーめん。途中の会場に寄り、買い物など。その後は宿に戻って、準備。当日も、寒いくらいの気温で、トランジッションでは、久々の仲間と話し、いよいよスイムアップ。今年も900+200+900mの二等辺三角形。しーちゃんとどこがいいかな、と迷いつつ左の真ん中に位置を取り、スタート。バトルはなく、泳ぎやすかった。最後の900mで若干のバトル、襟首を掴まれたりしたが、スイム終了。バイクは最初は平坦、だけど徐々に風があることがわかる。海岸線に出ると、風は向かい風になり、やがて追い風にもなった。小木の坂でチェンが外れるが、手が真っ黒になっただけで回復。応援のおばあちゃんに新聞紙をもらい、おじさんは背中を押してくれた。いよいよ、ラン。ちょうど太陽は天辺まできて、日差しは強い。最初のエイドでスポンジをもらう。あとはその繰り返し。折り返してから、少しスピードアップ。最後のエイドからは2.5km、左脹脛がムリッとして、こむら返りの寸前。ここで攣ってしまったら、歩くしかない。だましだまし、なんとか一歩ずつ。いよいよ商店街、名前をコールされてゴール。今年も長かった。体は初めて佐渡に出た時ぐらいに痛かった。