梅雨の仙川ラン

梅雨の晴れ間は天候不順である。土曜日も、時折雨がぱらついて、洗濯ものを早めに取り込んだ。そして、日曜日。朝はカラリと、肌寒いくらいの天気で、まさに自転車日和。ノースリーブのトラジャージを着て、尾根幹、野猿峠を走った。とても気持ちがいいけれど、少し喉が痛かったので、登りは不調。帰りの町田街道に入ると、追い風基調になって、帰りはヨイヨイだった。サーティーワンのバースディクーポンをまだ使っていなかったので、馬駈でアイスクリーム休憩。ここから1時間ほどで帰宅。朝と同じく、お赤飯と厚焼き玉子を食べて、3時からのラン練習へ。2週間前と同じく、ユミさんと仙川へ。夕方になって、少し蒸してきた。帰りは、また歩きを入れつつ、15kmくらいを走った。ゆっくりと風呂に入って、すでに都議選には間に合わない8時。スイカを買いにスーパーヘ寄ったものの、すでに売り切れ。お弁当の材料を買って、帰宅。一人メシの晩御飯は、実家の庭の大葉を使って、素麺にした。洗濯をしたかったので、またsiriに聞いてみた。「明日、東京は雨降る?」「アシタハ、カサガテバナセナイデショウ」「ありがとう」「ゴキタイニソエルヨウニガンバリマス」少し、前向きになっていた。

新しいiPad

自宅でiPadを使うようになってから、2年以上が過ぎた。私が使っていたのは、初期型のモデルで、分厚く、カメラは付いていない。もちろん3Gで、ネットにつながるのも時間がかかり、この頃では使用中に勝手にアプリが終了することも頻出していた。リコーの展示会で出展していたので、契約も文書だけで簡単に済んだ。2年が経過すると、iPhoneを取り扱うようになったauがiPadも扱うようになり、これならスマホと一緒に契約できる、と渋谷の公園通りのauショップに行った。「こちらではiPadは扱っておりません」なんて、男の店員は、木で鼻をくくったように答え、「じゃあ、渋谷のどこで扱ってるんですか」と聞くと、「わからないです」としらっと答えるので、「auでiPad扱ってますよね?」と食い下がると、奥から少し年上の店員が、「LAVIの向いのショップで扱ってます」と言う。やれやれ。自転車だからいいようなものの、歩きだったら出直しだ。駅前から東急に向かう通りへ行き、2階の手続きのフロアへ。担当は岸部シローのような、表情のない男だった。ここからが、契約に至るまで、まさに1時間半以上かかるという苦行の始まりだった。とにかく説明が長い。確認事項が多い。しかも、一つ質問すると、いちいちブラウザで検索したり、電話をかけたり、途中からうんざりしてきた。やっと会社に戻ると、新しいiPadの設定を行い、今度はその隣にあったソフトバンクへ、今度は初期型の解約。お揃いの野球ウエアを着た店員は大学の文化祭よろしく、大声で客引きをしていて、さながら新興宗教のような雰囲気。担当のいいとも青年隊のような男の子が、終始明るい声で対応。こちらはすぐに手続きを終え、結局、iPadだけで午後が終わった。今度のiPadはLTEで、カメラ機能もある。おまけにsiriまで付いていた。暇な時はsiriに話しかけてみる。「明日の東京の天気は?」「アシタノトウキョウノテンキハ、ヨイヨウデスヨ」「ありがとう」「オヤクニタテテ、ウレシイデス」簡単な質問には抑揚のない声で答えるが、少し込み入った質問は、文字でweb検索せよ、と表示される。たしかに薄く、速くはなったけど、あれだけ時間がかかった割には、機能アップは大したことはなかったのだった。

烏山川緑道

この週末は、めっきりと梅雨らしい天気で、土曜日もどんよりと曇り模様。朝起きたのが遅かったので、この日も家人と連光寺、尾根幹を45km。といっても、この最短コースはアップ&ダウンばかりで、なかなかに短時間で効率よく走れる。その後、走ろうと思ったものの、掃除、洗濯をし終わったらソファでうたた寝をしてしまい、ジムは風呂のみ。翌朝、ランをする気満々でいたものの、雨は止む気配がないので、11時に無理やり出発。世田谷通りは走る気がしないので、普段走らない烏山川緑道を行ってみる。平松夫妻と一度五反田まで走ったことがある。うちの近所からウネウネと狭い緑道になっていて、自転車も通行禁止。雨で滑らないように、気をつけて走る。小雨はしっかりと降っていて、とにかく湿度がすごい。通勤路の淡島通りと途中まで並行に走っていて、環七を渡った後から、246号の大橋をめざしていく。大橋からは目黒川沿い。これをそのまま行けば羽田に出る。いつもは年寄の散歩道だが、さすがに雨のこの日は人通りもなく、走りやすい。以前よりもよく整備されていて、新緑がきれいだ。246の手前は写真のとおり水路もあって、なかなか風情がある。いくつもの路地を横断するが、信号はない。目黒川沿いはやがて山手通りを横断することになるが、ガードを避けて大回りになるので、ここで折り返し。ざっと15km。すでにウエアは汗で絞れるほど。帰る頃に、ようやく雨があがっていた。戻ってから、納豆チャーハンを作って食べ、交流戦最終日、中日-ロッテ戦を見始めるが、BSの放送終了後、CSのチャンネルを探していたら、あっという間に5点を逆転されていた。「打順、一巡しました!」って。夕方、プールで1kmだけ泳ぎ、この日は一人ご飯だったので、ロッカーで一緒になったミユキさんと外食。さんざんしゃべって、戻ってきたら11時近かった。お弁当の煮物を作り、ラジオを聴きながら就寝。

野猿峠

梅雨入りは間違いだったのではないか、みたいなテレビ番組も出始めた雨の降らない6月。それでも、少し湿っぽい不快指数の高い毎日。土曜日は、iPadのsiriが「アシタノテンキハヨイヨウデスヨ」なんて、自信いっぱいに答えてくれていたけど、曇り。めずらしく、糸魚川でご機嫌続きの家人が「練習に行こうかな」なんて、今まで走ったことがない野猿峠80kmコースに着いてきた。相変わらず、登りは大きく遅れるものの、「いやぁ、復活したなぁ」と、訳わからない感想をはきつつ、ご機嫌な感じで走っていた。ご褒美は、前回と同じく、町田商店の脂たっぷりのラーメン。和泉多摩川ではアップルマンゴーパフェまで食べて、4時間少々で終了。翌日曜日も、「自転車乗りたいなぁ」なんて調子に乗っている家人を、仕方なく45km練集コースへ連れて行く。連光寺から尾根幹へ出て、さらに尾根幹で帰ってくる、アップ&ダウンばかりのコース。この日はランに出ようと思っていたので、ラン練習は3時から。仕事で3時からしか走れない、と前日ジム風呂で言っていた由美さんにメールをして、一緒に走ることに。夕方の仙川を、しゃべり全開で3時間。最後はほぼ歩きっぱなしながら、マックのポークタツタを食べることは忘れない。ジムへ戻ると、すっかり夜になっていて、サウナに入って終了。今週は練習量の多い週末だった。

空梅雨

ほとんど空梅雨、というか例年よりも10日早いという梅雨入り宣言自体が間違いだったのではないかと思うような晴天続き。このところ、週末の天気予報もまったくのハズレが続いているので、天気予報自体を信用していない。日曜日は雨でしょう、というので土曜日に練習に行くと、土曜日以上の晴れだったりする日曜日。このあいだの土曜日も、いつものごとく、ボトルに水だけ入れて、尾根環へ出発。暑くなく、気持ちの良い天気。糸魚川後は足がよくまわる。いつもの80kmを、トラックにクラクションを鳴らされることもなく、気持ちよく走る。和泉多摩川のミニストップで、今年初のマンゴーパフェ休憩。店に入って座ると、自分の腕がびっくりするくらい黒いのに驚く。「腕が焼けないように、長袖着て走ってるんだよね」と言う絹ちゃんの顔が真っ黒なので、「顔に日焼け止め塗らないとダメだよ」と言うと、「塗ってるけど、汗を拭くと取れちゃうんだよね」と言う。「ゆきえちゃんも、顔は黒いよ、白くはない」と言われたので、少し強力な日焼け止めを買った。スティックタイプでファウンデーションの上から塗り直しができるらしい。が、日焼け止めを塗り直ししたことなど、一度もない。日焼けを気にして、自転車には乗っていられない。