紺碧の空

皆生トライアスロンにエントリーをしてしまったので、そうなるとあと4ヶ月でフル走ることになるので、しかもこの日は神宮クリテリウム。早稲田大学の孫崎選手が優勝らしいというので、それでは何年か前にやったラン自走応援ツアーを行うことにした。びわ湖毎日マラソンは録画にして、ジムへ荷物を置きに行く。烏山川緑道を大橋まで出て、そこから246号で渋谷へ。雑居ビル火事で片方の歩道は通行止め。表参道まで来ると、外苑いちょう並木まではもうすぐ。レースは学生の女子が走っていた。ICUのOB安藤くん夫婦とばったり会い、しばしお話。LINE交換して、早稲田応援団探す。国立競技場の辺りで、法政大学が派手に応援。その横の空いたスペースに陣取る。ほどなく、応援団長が拡声器で孫崎選手の当日のジャージの説明を新聞片手に行って、その後も応援を盛り上げるためのしゃべりをずっとしている。「さぁ~、やって来ますよ、それでは紺碧の空~!」ということで、「紺碧の空」は3回唄わされ、そういえばこれ唄ったのは、卒業してから行った早慶戦以来だな、とか、応援団副団長だった高橋くんは今どうしてるかな、とか、レースも迫力満点で、面白かった。20周見届けて、その後表彰式見ようと絵画館前に行くと、今度は卓磨が現れて、転職の話とか、明治大学の話。中野くんもやってきて、結局明治大学の円陣に加わされて、校歌を唄わされる。歌詞、知らないし。その後、参宮橋まで走って、電車に乗ってジムへ戻って、筋トレ&ストレッチ。長い一日だった。写真の前から四番目が、優勝した孫崎選手。走る姿が、ほんとにかっこいい。

弥生三月

漸く3月になったと思ったら、今年の東京マラソンは気温5℃、北風の吹く寒い寒いレースになった。東京マラソンのスタッフを5年間やった時は一度も降られていないので、悪天候はめずらしいのだろう。それにしても、寒い一日だった。テレビでレースを観戦してからも、一度も外に出ず、買ってあったBlue Rayを鑑賞。「ものすごくうるさくて ありえないほど近い」は、9.11で父親を失ったアスペルガー症候群の男の子の話だったが、トム・ハンクスは言わずもがな、母親役のサンドラ・ブロックがとても良くて、かなり面白い映画だった。監督は「めぐりあう時間たち」「愛を読むひと」のスティーブン・ダルトリー、気持ちの移り変わり、伏線を丁寧に描く。祖父役で登場するマックス・フォン・シドーもさすがの存在感で、映画に重みをもたせる。サンドラ・ブロックは若い時より断然に素晴らしく、この人は9.11だけでなく、日本の3.11にも1億円もの寄付をする本物の人。演技に厚みがある。こういう佳作に出会うと、やっぱり映画は素晴らしいと思える。