東京五輪まで180日

大阪国際女子マラソンで松田瑞生の派遣標準記録突破の走りを見るにつけ、いよいよ近づいた東京2020を実感する。あと半年、東京の街はどう変わっていくのだろう。墨田区菊川へ自転車で打合せに行ったついでに、両国国技館に寄ってみる。この日は9日目の場所だった。着物姿に風呂敷包を下げた関取が横切っていく。三脚を立てて、関取を撮影しているファンも多い。序盤で横綱が不在となった初場所だったが、終わってみれば西前頭十七枚目、幕尻という言葉も初めて知ったけど、徳勝龍という人柄があふれる関取が優勝という、印象に残る場所になった。「性格は声に出る」という哲学者の言葉があるが、この人の語り口はまさしく人柄を感じさせる語り口。ファンも一気に増えただろう。貴景勝がもはやヒール扱いというのも面白かった。

如月

バイシクルライドの募集開始から一ヶ月。今年はYouTuberの力を借りて、コース紹介動画を作ってもらったり、自転車ボランティアの人達の募集も立ち上がりが早くなったり、いい方向に進んでいる。オリンピックイヤーもあってか、「東京2020」をコピーに入れたのが功を奏したのか、初参加の割合が多くなっている。ということは、リピーターの出足は少し鈍いのかも。豊洲ぐるり公園のエイドで、今年からお世話になるBBQエリアの社長にもお目にかかって、いろいろお願いできることにもなった。このエイドはなんとしても成功させたい。実施日まであと3ヶ月。そして、もうすぐ如月。

冬の散歩道

新年最初の三連休、初日はバイシクルライドのスタッフ試走。この時期の恒例で、毎年ものすごく寒い朝なのに、今年は気温10℃もあって暖かい。三人で話をしながら、ポイント確認。豊洲ぐるり公園をぐるっと回れる今年は、レインボーブリッジが見えるポイントでしばし溜息。海が近いエリアで、ランナーも多い。今年はこの辺りがエイドステーションになる。後半は、江戸情緒を感じる下町コース。初めて通る岩本町は、神田於玉ヶ池があったところ。坂本龍馬も通ったという千葉周作の道場もあった場所、と教えてもらう。東京は面白い。今はただの交通量の多い道だけど、歴史の深さといったら。30kmを走って、今年のコースも好評。連休最終日、やっと整骨院の先生の許可が出たロングランで、目黒川へ。蛇崩れ緑道から三軒茶屋、山手通りで折り返して烏山川緑道で帰ってくる。冬の目黒川、まさに冬の散歩道。

東京2020のバイシクルライド

今年も恙なく始まり、また一年のスタートを迎えた。バイシクルライドのエントリーが始まって2週間。元旦にはYouTuberによるコース紹介動画が撮影され、早々にアップした。車の少ない休日の東京、気持ちのいい晴天、抜群のコース設定と、見ているだけで思わず走りたくなってくる。前半はオリンピックイヤーの東京の象徴でもある豊洲周辺、そして歴史ある江戸情緒満載の後半と、今年もメリハリの効いたコースレイアウト。走るだけで、東京のすべてがわかる、そんなコースだ。

バイシクルライド2020イン東京 コース紹介動画