酒造所めぐり

今月のライドのテーマは酒造所。多摩川の源流に向かう福生、羽村近くには酒造所が多い。どこも江戸時代の創業で、水は自分のところで地下水をくみ上げて使っている。地ビールも作っているし、酒飲みには堪えられない場所だと思う。酒造所の蔵づくりも素敵で、ここが東京か、と思わせられる。東京都福生市、東京都羽村市、東京都昭島市。7月の終わりだというのに、多摩川を走っていると風が爽やかで、季節を忘れてしまうほど。一年のうちで、今月のライドが一番熱中症が心配だったが、今年は大丈夫そう。

焼きもろこしの町

野尻湖トライアスロン、今年からJTUポイント対象大会となって、U23、U19という大学生も参加するようになった。何年かぶりに説明会参加となって、エクステンションバーも外さなくてよくなった。数えてみれば、かれこれ9回目の参加になった。女子の参加はどんどん減って、去年は22人。今年はなんとか32人と増えた。開催日もいつもの七夕から2週間遅れて海の日三連休となったことで、道路は大渋滞。いつもより早めに出たのに、到着まで5時間半。おにぎりを持っていったので、車の中で食べられたのがよかった。SAも大混雑で、メンチカツを買うのが精いっぱいだったし。今年は、バイクランチのチーム部屋に混ぜてもらい、女性4人部屋で和気あいあい。これまでも何度か野尻湖で顔を合わせている人たちだったので、なんだか楽しい2日間だった。レースは、雨の心配はありません、と説明会でも言われていたのに、スイム開始前から雨。バイクも雨。下りが恐く、ランになって陽射が戻って、今度は暑く、結局全編辛いレースだった。ドロドロの体とバイクで、みんなで宿まで戻り、8人ぐらいでお風呂に入り、長野勢は表彰式へ出かけ、遠方の私だけ、教わったこの時期特製の焼きもろこしを買い、高速に乗った。焼きもろこしは甘く、美味しく、長い渋滞も無事に過ごせた。来年はおそらく来ないだろうけど、楽しい野尻湖だった。

ニュートーキョー

都内のロケハン。気温31℃予報だったので、帽子とサングラス、直飲みできる魔法瓶をボトルカバーに入れて、自転車に装着。氷と麦茶を入れて出発した。暑いけれど、木陰に入ると風が涼しい。信号待ちで麦茶を飲む。冷たくておいしい。久しぶりの晴海大橋は東京湾を見渡せて気持ちがいい。ここを右折して、新市場が見えてくる。モノレールの駅舎もできていた。新しい市場は大きい。巨大市場だ。富士見橋を渡って、ほどなくお台場。夢の大橋、ダイバーシティと、お台場ももはや立派な観光地。インバウンド、外国人の姿が目立つ。みな、スマホ片手に自由の女神を自撮。韓国人女性は自撮棒持ち。ここの自由の女神はガイドブックに載っているのか、みな撮影している。船の科学館ではイベントが開催されていて、ぐるりと自転車道でお台場駅前通過。帰りの富士見橋からは遠くにレインボーブリッジが見渡せる。新しい東京だった。弧を描く富士見橋はその象徴。帰ってwebを見ていたら、ケンブリッジ飛鳥のCMの背景が、この富士見橋だった。新しい東京と、ニューエイジのヒーロー。東京はどんどん変わっている。

湿度80%

梅雨の晴れ間というのか、猛暑の始まりというのか、朝から気温高く、予想は34℃。走る気しないなあ、と思いつつ、先週も仕事でロードは走っていないし、と気乗りしないままにタイヤに空気を入れる。暑い。外に出ると、まるで熱風、しかも湿度が高いのか、なんとも不快指数MAX。短めに帰ってくるつもりで尾根幹をめざす。矢野口あたりは渋滞しているので、いつもの連光寺。登れない。気持ち悪い。連光寺坂の先、米軍のゴルフ場裏の信号では、今まで止まったことのない上り坂途中でついにギブアップ。いつもはアウターだけで登れる坂を、インナー×ローでも登りきれない。そこからも、登りは辛く、23kmで折り返し、再び尾根幹を走るが、どうにもこうにも辛い。矢野口のミニストップで休憩しようと前まで行くが、椅子席にはすでにローディがいて満席。仕方なく、自販機でカルビスソーダを買い、残りをボトルに入れる。あと15kmと思っても、ペダルは重く、やっとの思いで帰宅。気持ち悪く、頭も痛く、食欲はない。やっと2時過ぎに食事をして、あとはソファで寝たきり。中日は快勝で、それはよかったのに、起き上がれない。夕方、ジムへ行き、泳ぐ気はおきないので、風呂だけ。夕飯を食べて、早目に就寝。翌朝、腹筋がだいぶ痛い。かなりな熱中症だった。