春遠からじ

日曜日の館山若潮マラソンは、雨と強風予報にて断念。波3mは佐渡ならばスイム中止になるところだ。そこで、日曜日はいつものごとくロングランに出た。東京も午後からは北風が強まる、というので11時前に出発。野川を走りたかったので、世田谷通りから野川に入る。この日も白鷺のお出ましがあって、カメラ愛好家が脚立を装備してスタンバイしてる。そして、先週に続いてこの日も風は強く、北西の風といいつつも、北に向かって走る野川沿いも向かい風なのだった。甲州街道を越え、深大寺近くなって、神代植物公園のところを右に入り、東八道路まで行く。この道は平松夫妻と走った時に教えてもらったのだけど、新しい道で広くて走りやすい。東八道路に出たら、ドン・キホーテの前を通って、日蔭の道を仙川まで行く。風はまだ強い。やっと仙川までやってきて、丸池公園を通って、あとは帰るだけ。新川のあたりで、鴨の群れがスイスイと泳いでいた。まだまだ冬だけれど、春の気配を感じた。仙川を東宝撮影所まで来て、ここからは水道道路。ここで、またもや北風の向かい風。なんだか、今日はきついなあ、と思いつつ、2時間45分かかって帰宅。テレビでは大阪国際女子マラソンの終盤を放送している。風が強そう。2週間前の30km走の時より消耗している。かぼちゃのポタージュでバゲッドを食べて、人心地。風はどんどん強くなっていた。

ゆずジャム

1月20日は大寒。一年前のこの日はたしか39度の熱が出て、家で唸っていた。すごく寒かったのを覚えている。今年も連日、東京でも氷点下の日が続いている。週末も、気温が低く、走るのは大変だった。日曜日、北風が強いなか、先週と同じく仙川を走った。三鷹方面に向かう行きが登り基調で、ほぼ向かい風。北風が冷たく、寒くて汗もかかない。中央高速の高架を越えると、ようやく折り返し。帰りは背中を押されるような追い風で、楽ちん。冬になると、仙川には白鷺がいる。カメラを構えた人たちが多くいるが、この日は寒さのためか、カメラマンも少ない。水も飲まず、2時間ちょうどで家に戻ってからも、喉も渇いていない。温かいコーヒーを入れて飲んだ。帰ると、ちょうど全国都道府県駅伝をやっていた。中学生から社会人までが走る。箱根駅伝で活躍した大学生も多く参加している。私が今走っていたスピードとはまったく違う速さで走っている。午後は天然酵母のパンを焼き、夜はこのあいだジムサウナ友達のミサコさんにもらった沢山のゆずでジャムを作成。小粒のゆずは果肉、果汁がたっぷりで、ゆずの香り豊かなジャムになった。バケッドに載せて食べると、口いっぱいにゆずの香りが広がった。

成人の日 

今年最初の三連休は成人の日。去年は雪で、月末までずっと寒い日が続いていた。この三連休も、最低気温は東京でも氷点下となって北風が冷たいが、去年ほどではない。月末に、もう一つマラソンにエントリーしているので、連休の初日は30km走に出かけた。小銭とedyが使えるスマホ、iPodをウインドブレーカーのポケットに入れて、ネックウォーマーは付けて、真冬仕様。日蔭はさすがに寒いが、走り出すと思ったほどでもなかった。野川をめざし、野川公園、東八道路、仙川というコース。iPodの中身は、この日はAKB48。このあいだ入れたばかりの「ハート・エレキ」がグループサウンズの頃のメロディラインで心地いい。この冬、四度目の30km走だったが、途中、一度も水も飲まず、休憩なし。仙川には白鷺がいて、沢山のカメラおやじがレンズを向けていた。汗をかいても、すぐに乾いて、顔は塩状態。それでも、どこも痛くならず、2時間56分で帰宅。翌日、また昼過ぎに仙川コースで20km走ってみた。ちょうど、折り返しのあたりでパン師匠の敏美ちゃん、一夫さんとばったり会い、年末にばったり会って走って以来のご一緒ラン。連休中、走行距離59km。

駅伝で明ける新年

今年も駅伝で新年が始まった。元旦は全日本実業団、そして2日、3日は箱根駅伝。2日はスタート前からテレビの前に陣取って、号砲を待つ。今年の往路も面白かった。早稲田は3位につけるが、東洋大、駒大の2強は圧倒的な強さ。この差が復路でどんどん開くことになる。そして、3日は毎年恒例の箱根駅伝応援ツーリング。7区平塚中継所に先頭が到着したあたりに出発。9区、20kmの生麦辺りで観戦する。今年はとても暖かく、厚着をしていったのが無駄なくらいに、選手を待っている間もポカポカだった。天気のせいか、いつもより人出も多く、賑やか。この辺りは選手との距離が近いし、駅から距離があるので、他の区間よりも応援は少な目。トップの東洋大学が通過してから、3分17秒後に駒沢大学、その後、どんどん間隔が開き、最後の選手が通過するまで30分かかった。10区の鶴見中継所まで残り3kmなので、どの選手もきつそう。鶴見中継所手前で早稲田は日体に抜かれ、交代後、間もなく明治は青学に捉えられた。それでも、復路は棄権するチームもなく、今年の箱根駅伝も、さまざまなドラマを生んで終了。私の休みは8日間、選手たちの2倍のスピードで走った距離は87kmだった。