真夏のライド

今週日曜日は、休日TOKYO sanpo RIDEがあって、灼熱の東京を走る、と意気込んで出かけたものの、朝7時で曇っていて、風も吹いて涼しい。雲の向こうに太陽が控えていたが、一向に顔を出さない。拍子抜けするぐらいに涼しいですね、なんて言いながら、コースを進んで行くと、休憩地点にした築地場外市場では、雨も降り始めた。雨なんて、天気予報では全然言ってなかったのに。しかも、雨が降り出してから、むっとするぐらいに蒸してきて、却って暑くなってきた。30kmのコースを走って、昼過ぎに戻り、お昼を食べても、まだ雨がぽつりぽつりと降っていた。いよいよ、来週は真夏の多摩川100K。去年はお昼過ぎまで雨で、これまた涼しかったけど、今年はどうなることやら。

真夏のラン!ラン!ラン!

日本列島は灼熱地獄になって、どうにもこうにも暑い。土曜日も暑かったが、日曜、祝日とどんどん暑くなって、祝日は酷暑35度超えとなった。屋外は運動禁止レベル。自転車は諦めて、前日と同じく、夕方から外ランに出かけた。午後6時になっても、30度は超えている。暑い。暑いと呼吸が苦しい。日曜日は1時間半走ったが、この日は三宿折り返しで1時間。遊歩道の水道で水を飲み、折り返してからは、時々歩きを入れる。暑い時に走ると、どうして筋肉が痛むのか、汗もすごいけど、呼吸も苦しい。この週末は、皆生トライアスロンが開催されていたらしいけど、今年の皆生もまさに灼熱であったろう。よくぞ6回も出たものだとは思う。ランに出るのが3時頃で、とにかくめちゃめちゃ暑かった。ランは大体5時間はかかるのだけど、皆生の場合はもっとかかる人も多い。エイドの度に氷をもらって、それを胸や肩に入れるのだった。それがないと走れない。そんな皆生のランを思い出しながら、世田谷の緑道を走るのだけど、夜でもちっとも楽じゃない。ジムに戻って、ストレッチマットにタオルを敷いて、じっくりとストレッチ。とにかく全身痛いので、伸ばして、伸ばして、ゆっくりと。全身汗まみれの私は、エアロの人たちから見ればかなり異様だろうけど、仕方ない。ジムに来ると言っても、使っているのはストレッチのスペースと、お風呂だけなので。

大雨警報の野尻湖

昨年、「今年が最後」と言っていた野尻湖のトライアスロンだったが、糸魚川が風邪と雨によるDNFで納得がいかず、結局今年も出場することになった。海の日の三連休開催だった去年と違って、月初の週末、またも雨の中を高速に乗った。この日、東京は曇り予報だったけど、関越、上信越と進むうち、雨脚はどんどん強まって、とうとう50km/h規制となった。ニュースでは、北陸地方は記録的な大雨と言っていたのを思い出した。信濃町は妙高手前、まさに北陸であった。暢気な私は傘も合羽も持たず、途中のSA休憩でも土砂降りの中、タオルをかぶって車から降りる始末。選手説明会の体育館も、駐車場は陥没していた。「明日は中止ということもあり得ます」と、最後に大会関係者が言い、宿へ戻った。夕方、きれいな夕焼けで一旦は上がった雨が、夜中から朝方にかけて、また豪雨となって、こんな雨だとレースはいやだな、とみんなで食事をしていると、「バイク中止って、発表になってる」と隣の長野勢の人たちが言う。バイクコースが雨で崩れていて、復旧できないということ。自転車は昨日から車に積んだまま。結局、降ろすことなく、帰ることになる。ウエットとランシューズだけ入れて、会場へ。湖は雨で水温が低いという。スイムスタートを待つのは、一般道路に出て待機なんだけど、車が通行している。バイク中止で、コースが開放されているらしい。「まだ車出せるよね、まだ止められる」と言うと、同室の細木さんが、「井上さん、往生際が悪いですよ」と言う。仕方なく、スタート。第3ウエーブ方式になったせいか、バトルは最初だけで、あとはどんどんばらけて泳ぎやすい。自転車がかかっていないトランジットで、靴下とシューズを履いて、ランへ。バイクで足を使っていないので、これもやっぱり走りやすい。アップ&ダウンのコースを、信濃町役場で折り返して、名物の陸橋を越えると、あとは平坦のみ。ようやく、ゴール。バイクなくても、きつかった。早めに終わったので、表彰式をみんなで出て、メダルをかけてもらって今年の野尻湖も終了。やっぱり、トライアスロンは楽しい。