大師橋

三連休の最終日、やっと晴れた東京を走るべく、今日は多摩川を河口へ向かう。丸子橋から多摩川沿いに、ゆっくりゆっくり下っていく。ロードレーサーの男の子と父親、初老ライダー、サイクリングロードには沢山の自転車がいる。信号のない道を、水嵩たっぷりの川面を眺めながら走る。きれいな吊り橋が見えてきて、これが大師橋らしい。真っ青の空をバックに、白い吊り橋が映える。対岸に渡ると、広い側道があって、進んで行くと対岸からは飛行機がどんどん離陸していく。羽田空港だ。その道の先になると、「多摩川河口」という木の立札が。多摩川の終点。釣りをしているおじさん達、バケツの中には沢山の釣果が跳ねている。遠浅なので、中に入って、網で掬うらしい。日差しはやわらかく、ゆるやかに時間が過ぎていく感じ。長閑な休日。2週間前がレースだったなんて、忘れてしまいそうになる。お腹が空いて、帰り道は環七を上馬のふくもりまで30kmペースで走った。汗だくで食べるつけ麺はとても美味しかった。