晩秋のたまライド

とうに立冬を迎えたのに、世間ではまだ晩秋と言っている。この辺りはかなり曖昧だ。落ち葉の頃は、やはり冬というよりは、秋の終わりに近いらしい。今年の紅葉は気温の寒暖差もあったからか、かなりきれいだ。今年の中でも、数少ない明るい話題か。秋川街道も美山通りも、紅葉の美しさは格別だった。日曜日に、今年最後のたまライドを実施して、走り納めもできた。口先では生意気な高校生も、話していくうちに可愛く、参加者最高齢の小宮さんとは年齢差48歳。それでも、同じ自転車乗りとして、ランチでは自転車話ができるのだから、自転車は面白い。多摩サイが終わる国立で、チーム阿闍梨の橋本さんとばったり会い、しばしお話できた。別れた後に、「さっきの人は70歳のトライアスリートだよ」と教えると、「自転車って、いくつになっても乗れるんですね」と一番小生意気な17歳が関心していた。「なんか僕、次も参加したいのに、やな奴みたいに思われて。次は静かにしています」と言ってた。来年は大学受験なので、自転車もいつまで乗れるのか、みたいにも考えている。今年はコロナ禍に惑わされた一年だったけど、5回開催できたたまライドは、やはり楽しかった。また来年も、どんな人たちに会えるんだろう。

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