如月

バイシクルライドの募集開始から一ヶ月。今年はYouTuberの力を借りて、コース紹介動画を作ってもらったり、自転車ボランティアの人達の募集も立ち上がりが早くなったり、いい方向に進んでいる。オリンピックイヤーもあってか、「東京2020」をコピーに入れたのが功を奏したのか、初参加の割合が多くなっている。ということは、リピーターの出足は少し鈍いのかも。豊洲ぐるり公園のエイドで、今年からお世話になるBBQエリアの社長にもお目にかかって、いろいろお願いできることにもなった。このエイドはなんとしても成功させたい。実施日まであと3ヶ月。そして、もうすぐ如月。

冬の散歩道

新年最初の三連休、初日はバイシクルライドのスタッフ試走。この時期の恒例で、毎年ものすごく寒い朝なのに、今年は気温10℃もあって暖かい。三人で話をしながら、ポイント確認。豊洲ぐるり公園をぐるっと回れる今年は、レインボーブリッジが見えるポイントでしばし溜息。海が近いエリアで、ランナーも多い。今年はこの辺りがエイドステーションになる。後半は、江戸情緒を感じる下町コース。初めて通る岩本町は、神田於玉ヶ池があったところ。坂本龍馬も通ったという千葉周作の道場もあった場所、と教えてもらう。東京は面白い。今はただの交通量の多い道だけど、歴史の深さといったら。30kmを走って、今年のコースも好評。連休最終日、やっと整骨院の先生の許可が出たロングランで、目黒川へ。蛇崩れ緑道から三軒茶屋、山手通りで折り返して烏山川緑道で帰ってくる。冬の目黒川、まさに冬の散歩道。

東京2020のバイシクルライド

今年も恙なく始まり、また一年のスタートを迎えた。バイシクルライドのエントリーが始まって2週間。元旦にはYouTuberによるコース紹介動画が撮影され、早々にアップした。車の少ない休日の東京、気持ちのいい晴天、抜群のコース設定と、見ているだけで思わず走りたくなってくる。前半はオリンピックイヤーの東京の象徴でもある豊洲周辺、そして歴史ある江戸情緒満載の後半と、今年もメリハリの効いたコースレイアウト。走るだけで、東京のすべてがわかる、そんなコースだ。

バイシクルライド2020イン東京 コース紹介動画

暮れてゆく令和

今年も残り5日。明日は仕事納めだ。今日はこれから印刷入稿して、その後クリエイターチームの忘年会。どこも予約が取れなくて、大箱の新宿シュラスコで、肉食べ放題+飲み放題コースにした。令和になって、はや8ヶ月。今年も恙なく、一年が終わっていく。やれなかったこと、まだ未達のこと、新しく始めることなど、いろいろあるけど、これはまた来年。今年も健康で仕事ができたことに感謝して。

令和の師走

今年もいよいよラスト一ヶ月。気ばかり焦るが、山積しているもろもろはなかなか片付かない。そんな時に、鵞足炎治療の整骨院に、あと少しで到着、という路地で、いきなり家の勝手口のような通路から出てきた学生のMTBに衝突。左肘と腰を打ちつけて、転倒。相手の連絡先をもらって、すぐに治療。ムチ打ち症状で、首、広背筋の痛みなどあって、警察の実況見分やら調書作成とか、久々の事故処理。せっかく良くなってきた膝の治療はしばらくお預けとなって、ムチ打ち治療にシフト。ランも、もう2週間やれていない。仕事もトラブルだらけだし、今年は終盤になって、一気に厄年感が満載となった。来週は、地元の友達と弟との実家での焼肉忘年会だけど、きっと話は厄年のことになるだろう。

冬のトレーニング

鵞足炎の治療は続いている。マイクロカレントの治療が始まって、もうすぐ2ヶ月。痛みはほとんどなくなって、少し無理をすると痛む程度。ランニングも少しずつ距離を伸ばすように言われて、昨日は自転車練のあとに8km走ることができた。ただ、二―インの症状はいずれまた痛みが起こる原因でもあるので、それを改善すべくストレッチの数々を続けている。しかも、痛みは体のバランスが狂うことで起こるので、腰痛や昨冬5ヶ月続いた肩痛も、それぞれ原因があるわけで、それを修正する動きも教わっている。筋肉の固い部分もさることながら、関節も固いらしいので、走る前は関節をグルグル回すこと。手首の関節すら足にもつながっているというのは少し驚きだった。運動の前後はやることが沢山ある。それでも、痛みがなくなるのは本当にうれしい。昨日は午前中に自転車に40km乗って、お昼ご飯を食べてから、ジムへ行ってラン8km、その後マシン筋トレ&ストレッチと、まあまあ頑張れた。そういえば、金曜日は2バタ会だったけど、10月からの一ヶ月の私の行状報告だった。考えてみれば、激動の10月だったみたいだ。やれやれ。そして、来月はもう師走。

 

紅葉の尾根幹

先週も走ったので、日曜日が晴れたのかと思いきや、今週の日曜日は12週間ぶりの晴れだったようである。雨ばかりだった10月を取り戻すかのように、11月になって晴天が続いている。風もなく、気温は20℃くらいで、快適この上ない。暑くなく、寒くなく、自転車で走るのには最高の天気だった。タイヤに空気を入れて、どこを走るあてもなく、ふらりと出かける。穏やかな水面に落ち着いた多摩川を眺めつつ、川崎街道から稲城の坂を登る。登っていても汗もかかない。稲城のゴルフ場の天辺で折り返し、世田谷通りへ。この道は三軒茶屋で国道246号線と合流するので、やがては青山通り。このあと、即位祝賀パレードが行われる道。これ以上ない好天のなか、国儀が粛々と執り行われていた。

東京の秋深し

2020年のバイシクルライドの準備。クリエイティブな作業が始まっていくので、まずはHPに使う写真の撮影。今回のコースの後半は、江戸情緒たっぷりの下町。柳橋、両国橋、人形町、小伝馬町。まさに、ザ・江戸! 事務所から20kmくらいの距離なので、電車で行っても、車で行っても、自転車で行っても、おそらく同じくらいの時間がかかる。一ヶ月のうち、25日雨が降っていた10月と違って、11月はびっくりするくらいの秋晴れ。ロードのタイヤに空気を入れて、自転車で出かけた。そういえば、昨日は久々に一人で尾根幹を走ったけど、暑くなく、寒くなく、本当に気持ちがよかった。今朝はかなり冷え込んだらしく、FBの投稿で長野県在住の人の車の温度計は1.5℃だった。半袖で走るのは、少し寒いくらい。道行く人はみな長袖のジャケットを着ている。初冬の雰囲気。表参道を抜け、皇居をぐるりと越えたら、江戸通りで柳橋。浅草橋の交差点から、左折しただけで、そこは江戸!なのだった。隣の白人男性も写真を撮っている。観光客と同じように、カメラをかまえる。RICOH GRはレンズがいい。どこを狙っても、色がいい。両国橋にも外人が二人。インバウンド、恐るべし。

 

晩秋の100K

10月になって、ようやく雨が降らなかった日曜日、たまライド100Kを開催した。今回は長野県から会社のサイクリング部7人の申込みがあって、大勢になりそうだったが、台風19号で職場が浸水の被害を受け、5人が不参加。長野組は2人になった。去年、TOKYO TRIBE RIDEに参加してくれた東大病院の医師も申込みをしてくれたのに、前日夜中に当直の現場からのメールで、昼過ぎまで出られなくなり、これも不参加になった。初参加の50代女性2人がクロスバイクにスニーカーでの参加だったので、どうなることかと思ったが、最初から最後までしゃべり通し、過去最高の強烈キャラで男性陣を圧倒した。後半、私が先導になると、後ろに付いて、これもしゃべり通し。「どうしてそんなに速く走れるの~?」「あと15分で休憩って言ったじゃん、うそつきー!」なんて具合で、こちらも最初からタメ口。挙句の果ては、ガイドの智夫さんに、私までトリオに加えられて「年取ったキャンディーズ」と命名され、「どうせ、かしまし娘だと思ってるでしょ」と、とにかく賑やかな一日だった。彼女たちを完走させるためにあまりにスローペースだったので、創造舎に戻った時はすでに真っ暗。ヘッドライトを付けて走ったのは初めてだった。

束の間の秋

ついこの間までエアコンをつけていたはずが、未曽有の台風19号が去ってから、秋がやってきていた。10月のたまライド100Kの試走に出かけた日曜日は、多摩川の台風被害を目の当たりにしながら、あきる野から八王子までの七曲り峠、その先の高尾街道にはイチョウがうっすらと色づき、秋の気配を感じさせた。あれだけ蒸し暑かった今年の夏。早く秋が来てほしいと思ったのに、紅葉の街道を見ると、なんだか冬が近づいただけ、と寂しくなるのはどうしてだろう。ステンレスマグにたっぷりと氷を入れて走った夏と違い、サイクリングボトルに水だけ入れて、吹く風が心地よく、峠道も楽々と登れる。自転車には一番いい季節。シーズン中のトレーニングと違って、景色を眺めながらのサイクリング。こういう走り方が、自転車本来の楽しみ方だろう。それでも、今年は秋の訪れが遅いので、もう冬はそこまで来ている。束の間の秋を自転車で楽しみたい。