10月に固め打ち、とでもいうべく、毎週の台風。週末はまたも荒天予報で、寒い寒い土曜日。先週の雨に比べれば、まだ小雨状態。日本シリーズ初戦をたっぷりと堪能。則本と内海の投げ合い。楽天の若手はすばらしい。則本の面構えに、底力を感じた。翌日、晴天との予報で、足の故障もあるので、久々にバイク。この間までノースリーブだったのに、ウインドブレーカーにアームカバーの長袖長パンツで走る。爽快な秋晴れ、と思ったら、風強く、行きはずっと向かい風だった。八王子、北野街道経由で70km。前日、去年世田谷ハーフでもらった栗ゆたかというかぼちゃが大変においしかったので、富良野から取り寄せる。どうしてもバケッドで食べたかったので、2年ぶりぐらいにバケッドを仕込む。夜、ポタージュも作って食べる。おいしい。秋はこういうポタージュが一段とおいしく感じる。シリーズ2戦目、田中将大がまたも完勝。どうして田中の時に、点を取れるのか。菅野も悪くなかったのに。6回2アウト満塁で、ロペスに対して、あれだけのインコース152kmを投げて、三振。どこまで勝ち続けるのか。それにしても、クライマックと比べて、日本シリーズは断然に面白い。
調布ロードレース
日曜日は、第1回調布ロードレース。第1回といっても、このコースでのハーフは1987年から開催されているらしい。味の素スタジアムから調布飛行場滑走路の横を往復、公園内に入る5km+αを4周回する。会場まで、自転車で行くつもりでいたものの、雨脚は強くなる一方。千歳烏山から電車で行くことも考えたが、いずれにしても駅までは自転車。駐輪場探しも面倒臭く、結局、土砂降りの中を自転車で走る。ものすごい雨だった。甲州街道の路肩は水があふれてる。中止かもしれないなあ、なんて思いつつ、ようやく受付。「私は走りません」なんて、受付で言っている人もいた。新宿や世田谷ハーフと同じく、スタジアムの椅子席で着替えて、急いでゼッケンを付けるが、手がかじかんでいて上手くつけられない。「選手は集合してください」とアナウンス。ウインドブレーカーの上からゼッケンを止め、急いでスタンド下へ。ギリギリまで雨に濡れないように、ということか、ここでしばらく待つ。スタートも遅れて、12時40分スタート。雨はひどく降っている。水溜まりを通ると、靴が雨でズブズブ。この狭いコースを縦横無尽に折り返して、無理やり作ったようなコース。公道はいっさい走らない。周回は、ゲート下の計測帯を通過させてチェックしている。滑走路の行きは向かい風が強く、土砂降りが続く。後半になって、段々きつくなってきた。雨で冷えて、両足のくるぶし近くの筋肉が痛い。距離表示がいっさいないのもめずらしい。4周回目で、ようやくゴール。去年の世田谷よりはマシだったものの、ベストタイムには程遠い。27位って、エントリー女子157人のうち、何人走ったのやら。自分の荷物をみつけるのにも苦労して、ひどく濡れたウエアを脱いで、また合羽を着て、自転車へ。まだ雨は降っていた。5時間、雨に濡れっぱなしでシャワーを浴びたら、寒さで手先が痺れていた。
体育の日
10月第二週は体育の日の三連休。これ以上ないといっていいくらいの晴天だった。土曜日は、東京31℃という蒸し暑い日だったが、日曜、月曜は、雲一つない秋晴れ。なので、今シーズン最後かもしれないロードワークに出発。もう出るレースもないのに、練習に行くのはそうそうない。そして、モチベーションがないので、今一つ身も入らず。気候は、暑くなく、寒くなく、本当にちょうどいいのだけど、そのちょうど良さがまた、気持ちの入らない要因のような気がする。昼までに帰ってきて、午後はクライマックスシリーズ。そして、3時からは仙川ラン。この日は東八道路までの22km。おしゃべりしながらなので、ジムに戻ったのは6時。翌月曜日も晴れ100%という予報だったので、早起きをして、撮影に出かける。9時半には勝ちどき橋。豊洲から眺める晴海大橋はきれいだった。ここから晴海橋、初見橋、相生橋、永代橋、清洲橋、と移動して撮影。晴天の空はまさに雲一つない。ここ2週間の撮影で一番晴れているが、まったく暑くなく、快適。しかも、祭日の東京の走りやすいこと。やはり車が少なければ、自転車は走りやすい。飯倉片町を上り、六本木トンネルの脇道から、表参道を下る。昼には帰宅して、午後は出雲駅伝を見る。スタートから駒沢大学の独走。それを追う日体大、東洋大、大きく遅れて早稲田。いよいよ最終走者になって、学生No.1エース、大迫傑が猛追。金哲彦解説が「別次元の走り」というぐらいのフォアフットの走りで、7位から4位まで迫った。獣が獲物を追うごとく。この走りを見られただけで、見た甲斐があったというもの。駒沢、日体の二強は変わらないだろうけれど、大迫くん、最後の箱根は思い残すことなく走ってほしい。夕方、私は再び仙川で15km走。涼しいので走りやすい。その後、ストレッチをしていたら、ヨガに誘われて、1時間。体がほぐれた。
インビジブルレイン
楽しみにしていた東京→糸魚川スポルトは、朝4時40分、雨の中をスタートしたものの、私は1mも走れずに笹子峠でリタイア。事故でもなく、ただただ私の前の走者に会えなかっただけ。やっと車が追いついたのは、スタートから6時間後、私が交代するはずだった時間から4時間経っていた。雨の中、来ない走者を道路をみつめて待った1時間半、行楽渋滞の甲州街道を笹子峠まで運転し、時間的にゴールに間に合わないので、そこでレースを辞めるという前代未聞の一日だった。17km先の交代がなぜできなかったのか、今まで10回は出ているリレーのスポルトだったが、数々の???の連続で、昼過ぎに帰ってきたときはなんだかクタクタだった。駿河台から50km先の高尾山口までも行けない低レベルのチーム、これが今年の私たちのスポルト。日曜日は雨は上がるという予報だったので、前日の分まで走ろうと、早めに家を出る。皮肉なことに、足はよくまわる。いつもの80kmコースを、強めに回して、昼には帰宅。夕方からはランニング。着替えてジムフロントに行くと、メールで走らないと言っていたゆみさんが来て、「やっぱり、走ろうかな」と二人で仙川へ。わりと走れてしまったので、暗い仙川を18km。気づいてみれば、次の調布市ロードレースまであと2週間だった。前日に届いていた、ストロベリーナイトの映画DVDを見る。人気のテレビドラマの映画版は得てして期待外れなものだが、見応えあり。全編雨、という趣向もよかった。組頭の大沢たかお好演。俳優はやくざをやると、だいたいかっこいい。金子賢、キッズリターンのあとはここにいたんだね。エンドロールもきれいだった。
秋のバイク
3月から始まった今年のバイクも、そろそろ終盤戦。10月5日の東京→糸魚川スポルトが終われば、ロングを走ることもなくなる。前週となった今週も、土日とも尾根幹を走った。季節はうつろい、すすきが風にそよいでいる。ノースリーブのジャージでは少し肌寒いほどだ。暑くなく、寒くなく、ちょうどいい気候の中を走れるのも、ほんのわずか。上りはすいすい上れるし、日差しにやられることもない。でも、肩がジリジリ日焼けしないのは少しさびしい。それでも、日曜日は少し暑くて、手足とも、また日焼けしていた。街では薄手のダウンジャケットを着ている人を見かけたのに。この日のおやつは、和泉多摩川のミニストップで、なめらかプリンパフェ。キャンディー状になったカラメルがおいしい。
お彼岸三連休練
台風一過の週末。しかも三連休とあって、道路という道路は軒並み大渋滞。多摩堤通りでさえ、ひどく混んでいる。その中をバイク練。連光寺へ向かい、さらに尾根幹を走る。秋風が爽やか、とは言い難い蒸し暑さ。よって、わりと走りにくい。陽射しこそ強くないものの、かなりな不快指数ではある。一本しか持ってこなかったポラールボトルでは心もとない。それでも、せっかく走れるうれしさで、野猿峠から野猿街道、北野街道の80kmコースを行く。さらに、小山からは尾根幹に戻り、信号の少ないアップ&ダウンを楽しむ。水がなくなる。稲城駅近くのトランクルーム前の自販機で水を買おうと、100円玉を入れる。水は出ない。お金も戻らない。仕方なく、自販機に書いてある電話番号に電話をする。休みの日に電話対応した男性は丁寧に、返金する旨を答えてくれる。「電話料もかかりますので、150円を送らせていただきます」。得したような、時間を損したような、複雑な気分で先を急ぐ。2週間前に走った時よりも暑く、帰ると消耗していた。この日はこれで終了。翌日、朝8時45分出発で、同じコースを走る。この日はダブルボトル。帰りは町田街道の馬駈のサーティワンでアイスクリーム休憩。同じように蒸し暑い。3時から、ユミさんと約束していた仙川ラン。じっとしていると、汗がぼたぼた垂れるほど蒸し暑い。予想どおり、10km足らずで歩き出す。そこから、ひたすら歩き。腰も痛くなってきて、薄暗い中をジムに戻った。
佐渡その後
レース後のバイクはすごく足が回る。毎年そう思う。しかも、今年はバイクのタイムがよかったので、乗っておかない手はない、ということで小雨交じりの日曜日早朝、いつものようにタイヤに空気を入れて走り始めた。1週間前とは季節が違うくらいに涼しい。早朝の世田谷通りは車も少なく、走りやすい。しかも、追い風なのか速い。いつもの上りも楽々とこなし、快調に80km。帰りの町田街道も追い風か、と思ったが、結局すべて追い風に感じたほど、足がよく回ったということ。昼前には帰宅し、家の中に自転車をしまうと、雨が降り始めた。アクティブ・レストにはちょうどいいトレーニング。写真は、七浦荘のベランダから撮影した、夕景の七浦海岸。ピンクのラインになった夕日が美しい。来年も、ここへ帰ってこられるように。
佐渡国際トライアスロン
毎年、台風シーズンに行われる佐渡トライアスロンも、今年で連続14回目の出場になる。金曜日の早朝に東京を出発し、昼のフェリーに乗って、午後3時過ぎに両津港に到着する。毎年、毎年、いつも同じ。今年、唯一違ったのは、毎年泊まっていたうるま荘が宿をやめたこと。初めて、違う民宿に行く。同じ町内にある七浦荘。部屋からは海が見渡せた。そして、今年も台風がやってきていて、日曜日の前後は直撃か、温帯低気圧の前線の影響で大雨か、みたいな天候になっていた。金曜日も朝から土砂降り、という映像がニュースでは流れていた。今まで、天候によるスイム中止は二度経験している。バイクからのスタートになる。その説明は競技説明会ではいっさいなし。前日、お昼過ぎにうるま荘でお茶をしていたら、土砂降りの雨になった。気象庁の警報が出れば、大会は中止になる。いったいどうなることやら。
日曜日、朝4時過ぎに会場へ行くと、海は波しぶきがあがっている。発表は5時15分。みな、海をみつめるなか、予想どおり、スイム中止。ゼッケン順でのバイクスタートとなった。まだ大会が開催できただけ良しとしなければ。「なんか、やる気出ないなぁ。眠いよ~」とぼやいていると、「大丈夫、バイクになればスイッチ入るよ」と慰めてくれる同年代。「無理無理」と、まるで緊張感のないままにバイクスタート。ペダルにビンディングをカチッと差し込むと、言葉どおり、ばっちりとスイッチが入った。追い風基調のなか、バイクでとにかく選手を追い越す。なんといっても、最後尾からスタートしているので、抜くしかない。自分より若い番号の若い世代を抜いて、続いては男性の年輩、中年、若い世代と追い越して、76kmは小木の坂。長い長い上りも、今年は涼しくて快適。このあたりから、私より30番も若いゼッケンの36歳の女の子と抜きつ抜かれつ。彼女にしてみれば、自分より20歳近くも上の人間に抜かれたくはないのだろう。最後に抜いた時に、「がんばるね」と声を掛けたら、何か言いながら笑ってた。ランパートに入り、日差しはないものの、蒸し暑く、最初の5kmは脛が痛くてきつい。もう少し、もう少しすれば楽になる、となんとか折り返し。沢山の声援を受けつつ、残り3.7km。左脹脛に吊るような症状が現れたので、アミノゼリーの残りをとりつつ、ラスト。ようやく、今年もゴールできた。
もうすぐ佐渡
天気予報はまったくあてにならない。予報ではなく、現状報告。週末の天気も予報では、日曜日は晴れだった。それを信じて、土曜日は仕事をしたのに、夕方になって、日曜日は雨予報に変わった。しかも、小雨になりかかった8時半から出かけたら、25km地点の尾根幹ではかなりの降りになってきた。シューズの中は床上浸水レベル。タポタポしてる。あまりにひどいので、ここで折り返し。そのまま尾根幹を戻る。キンキンに冷凍してきたポラールボトルは、まだ一本目がだいぶ残りがある。それにしても、涼しいと、登りはこうも楽なのか。自転車の掃除が大変だなあ、と思いつつ、11時には帰宅。早速、自転車の汚れを落とし、ワックスをかける。あまりに早く帰ってきたので、昼食にも早くて、「キッズ・リターン」のDVDを見る。この映画は、17年前らしい。男の子の青春ものは、文句なくいい。大林映画しかり、北野映画しかり。少しのタイミングのズレや、ボタンの掛け違いで、手が届きかけた夢がこぼれていく。青春はだいたいが苦い思い出。DVDのあと、対タイガースのドラゴンズ戦。テレビをつけて、他の部屋に行っている間に、二連敗後の試合なのに、2回で8点献上。やれやれ。ばかばかしいので、チャンネルを変えて、伊丹十三の番組を見る。夕方、少し湿っぽくなってきたが、この日も外ランをするべく、ジムへ。ちょうど、由美さんが待ち合わせたかのように現れたので、無理やり誘って、二人で仙川へ。甲州街道の手前で折り返し、戻ると7時。帰ってから、お弁当のストックおかず2品と、ラタトゥユを作り、カッペリーニを冷製にして食べた。今週末は、佐渡である。
74km地点の白桃パフェ
暑い暑い夏も、38℃バイクを経験すると、35℃は涼しくさえ感じてしまう今週。先週と同じく、朝8時半に出発し、同じコースを行く。明らかに風が涼しく、快適。向かい風だけがしんどかったけど。ボトルごとキンキンに冷凍した水の、なんと美味しいこと。連光寺坂を上り、野猿峠を上り、まだお盆休みで車の少ない町田街道を飛ばす。38℃の時は、もうこの辺りでヘロヘロだった。いつもは、「寄るな、触るな、話しかけるな」みたいな雰囲気で走っているのに、誰かに声を掛けられたら、付いて行ってしまうくらいに弱っていた。慣れというのは恐ろしいもので、35℃のバイクはすでにデフォルトになっている。ラジオでは高校野球を聞きながら、もうぬるくなった水を飲みつつ、後半戦。74km地点にある多摩川近くのミニストップで、これも先週と同じく白桃パフェで休憩。先週は、このあたりですでに熱中症で、味もよくわからなかったが、この日はとても美味しく、堪能。80kmを4時間弱で帰宅。楽勝、と思っていたが、2時間も経つと、また頭痛。薬を飲んで、夕方30℃の中を10kmラン。ジムの仲間には、「こんなに暑いのに、走ったの?」と言われたが、風もあって、なかなか快調なランだった。