ニュートーキョー

都内のロケハン。気温31℃予報だったので、帽子とサングラス、直飲みできる魔法瓶をボトルカバーに入れて、自転車に装着。氷と麦茶を入れて出発した。暑いけれど、木陰に入ると風が涼しい。信号待ちで麦茶を飲む。冷たくておいしい。久しぶりの晴海大橋は東京湾を見渡せて気持ちがいい。ここを右折して、新市場が見えてくる。モノレールの駅舎もできていた。新しい市場は大きい。巨大市場だ。富士見橋を渡って、ほどなくお台場。夢の大橋、ダイバーシティと、お台場ももはや立派な観光地。インバウンド、外国人の姿が目立つ。みな、スマホ片手に自由の女神を自撮。韓国人女性は自撮棒持ち。ここの自由の女神はガイドブックに載っているのか、みな撮影している。船の科学館ではイベントが開催されていて、ぐるりと自転車道でお台場駅前通過。帰りの富士見橋からは遠くにレインボーブリッジが見渡せる。新しい東京だった。弧を描く富士見橋はその象徴。帰ってwebを見ていたら、ケンブリッジ飛鳥のCMの背景が、この富士見橋だった。新しい東京と、ニューエイジのヒーロー。東京はどんどん変わっている。

湿度80%

梅雨の晴れ間というのか、猛暑の始まりというのか、朝から気温高く、予想は34℃。走る気しないなあ、と思いつつ、先週も仕事でロードは走っていないし、と気乗りしないままにタイヤに空気を入れる。暑い。外に出ると、まるで熱風、しかも湿度が高いのか、なんとも不快指数MAX。短めに帰ってくるつもりで尾根幹をめざす。矢野口あたりは渋滞しているので、いつもの連光寺。登れない。気持ち悪い。連光寺坂の先、米軍のゴルフ場裏の信号では、今まで止まったことのない上り坂途中でついにギブアップ。いつもはアウターだけで登れる坂を、インナー×ローでも登りきれない。そこからも、登りは辛く、23kmで折り返し、再び尾根幹を走るが、どうにもこうにも辛い。矢野口のミニストップで休憩しようと前まで行くが、椅子席にはすでにローディがいて満席。仕方なく、自販機でカルビスソーダを買い、残りをボトルに入れる。あと15kmと思っても、ペダルは重く、やっとの思いで帰宅。気持ち悪く、頭も痛く、食欲はない。やっと2時過ぎに食事をして、あとはソファで寝たきり。中日は快勝で、それはよかったのに、起き上がれない。夕方、ジムへ行き、泳ぐ気はおきないので、風呂だけ。夕飯を食べて、早目に就寝。翌朝、腹筋がだいぶ痛い。かなりな熱中症だった。

恋ヶ窪湧水ライド

蒸し暑くて参った土曜日とは打って変わって、湿度がなく、晴れていても走りやすかった日曜日。三回目のたまライドを開催。今回は梅雨の真っ最中ということで、参加者も少なく、まるでプライベートのサイクリングのような雰囲気で走った。立川には近くに湧水が多い。日野橋を過ぎて、すぐに矢川緑地。鬱蒼とした森を歩き、ここからすぐにママ下湧水。その間も府中用水からの小川が流れ、まるで津和野。用水の水は畑へ注がれ、米や野菜がよく育つ。湧水では網を手にした子供たちが、ザリガニや川エビを捕獲中。昔の子供たちのように元気がいい。湧水ばかりをめぐっていると、ここが東京だとは本当に思えない。なにも遠くに出かけなくてもいいのである。昼過ぎに少し暑くなってきたが、ランチのカレーで出たマンゴーラッシーの甘さがうれしい。参加者の女性は広島県出身だったが、「自転車を買ってから、海外に興味がなくなりました。日本はどこを走っても素敵です」。この日のコースをずいぶん気に入ってくれたようだった。「恋ヶ窪」という地名にもひかれて申し込んだと言っていた。恋ヶ窪は源平の侍と遊女の悲恋の物語が由来している。やっぱり、ライドにはテーマも必要だ。

梅雨の晴れ間

久々に天気が良かった週末。日曜日は晴れ予報だったのに、終始曇り。ポツポツと雨まで降った。たっぷりと日焼け止めを塗ったのに、肩透かし。尾根幹のいつものコースを走る。自転車が沢山走っている。北野街道へ出て、また尾根幹に戻る67kmのコース。それでも、割とアップ&ダウンがあって気に入っている。先週と違って涼しく、休憩なしで帰って来られた。夕方、スイム1500m。ボトルの水も一本のみ。尾根幹道路は2020年東京五輪コースになったらしいけど、おそらく使われるのは南多摩の連光寺坂付近。比較的交通量が少なく、自転車には走りやすい。というのも、普段の通勤は危険がいっぱいだからだ。自転車が走る道路の左端、または歩行者と一緒に通行する道路にいる自転車、そして歩行者。その20~30代の男のほぼ100%はスマホを見ながらの通行。今朝、前にいた30代とおぼしき男がめずらしくスマホを手にしていない、と思いきや、ほどなくポケットからスマホを取り出す。前方から来る歩行者も、スマホを見て歩いているために目の前の自転車に気づかない。自分が転ぶのは自業自得でいいだろうけど、迷惑を蒙るのはこちら側。「スマホ歩きは危険です!」なんてポスターが貼ってあるけど、そんなレベルでは到底ない。自転車に乗ってるこちらは大迷惑。それにしても、そんなにずっとスマホを見ていないといけないのか。

梅雨の晴れ間

まさに梅雨まっさかり。ジメジメしている。たまに晴れると暑いし、雨はいやだし。日曜日は晴れたので、日焼け止めクリームを塗って、尾根幹に出かけた。なんだか久しぶり。どういうルートにするかは、走ってから考える。北野街道を走りたかったので、鑓水まで行って左折。そのまま尾根幹に戻って、トータル67km。あんまり暑いので、矢野口のミニストップで冷凍みかんを食べる。冷凍みかんは、新幹線で売っていたものではなく、商品名。缶詰みかんにかき氷、ソフトクリーム、ゼリーなんかが入っているパフェ。このあいだの暑い日、帰りに食べて生き返った。アイスコーヒーも飲んで、まったり。残りは10kmちょっと。帰ったら、ひどく疲れていて、泳ぐことも走ることもできなかった。今年初めて、ノースリーブで自転車に乗ったが、肩が日焼けで痛い。

梅雨入り

今週の日曜日はまったくのフリー。ただ、雨予報。しかも昼過ぎまで降る予報。なので、早起きもせず、起きてみればしっかりの雨だったので、ガパオライスを食べて、ラン決定なのでコースを考え考え、走り出してもまだ決めかねて、とりあえず砧公園をめざす。砧外周を走ろうかと思ったが、路面が濡れているので滑りやすい。なので、そのまま砧公園を通り過ぎ、野川側道に出て、そこから多摩堤通りへ。そこから、野川に戻ったり、曲がってみたりしながら、水道道路へ戻ってきた。暑くはないけど、どうにも腰が痛いので、時々歩いたり、止まったり。千歳船橋を通り過ぎて、M子さんの建てているアパートもみつけて、ようやく帰り着いたのは1時間半後。久々の10km越えのランは、きついの一言。晴れてはいないけど、汗びっしょり。この時期はいつもそうだ。それにしても腰は痛いので、このあいだ整骨院で教わったとおり、股関節まわりの筋肉をほぐし、ソファに寝転んでは大臀筋、中臀筋もグリグリとほぐし、まったり。翌月曜日、コース試走なので、6時起きでおにぎりを作り、ウーロン茶をポットに入れて出発。この日は、立川、府中、国立の湧水をめぐって、百草ファームのジェラートを食べて終了。崖線にある湧水は、周辺に緑が多く、普段の幹線道路とうって代わって、フェトンチッドたっぷり。なんだかリフレッシュできて、腰の痛みも治ってきて帰宅。

みんなで走る尾根幹

5月最後の日曜日は、たまライド。年間何度走っているかわからない尾根幹を、この日は参加者と一緒に走る。朝、7時前に家を出て、多摩川を遡上。自分としてはすごく早い時間帯なのに、多摩川には野球をやる人、お散歩している人、かなり人がいる。5月の晴天は、暑くなく、本当に気持ちいい。のんびりサイクリングをしながら、出勤。8時過ぎにたちかわ創造舎に到着。みなさんの到着を待って、スタッフミーティング。9時、予定どおりにスタート。風もなく、おだやかに晴れた多摩川、浅川をクルージング。男性陣の足は揃っていて、一列になって尾根幹をめざす。3日前にも走っているけど、緑が一段と濃くなったみたいに、木陰を作ってくれている。真夏とは大違いだ。ゆるやかなアップ&ダウンを楽しんで、南大沢の長池公園へ。ここは緑が深く、湧水の長池があって、ここが東京の公園とはとても思えない。ここでも、木陰でひと休み。次はジェラートです、とみなさんを喜ばせて、イタリアン・ジェラートのダ・ルチアーノへ。野猿街道にあるこのお店、いつもは通らない場所なので、初入店。開店10分前だったのに、自転車がぞろぞろとやってきたので、お店の人が早目に開店してくれた。みんなで、どのフレーバーを選ぶか、真剣に悩む。どれもおいしそうなので、悩みに悩んで、喉を潤す。ここからは、中央大学脇の激坂、という最後の難関が待ち受けている。最後のギアまで使って登り、そのあとはゆるやかな下り。鳥のさえずりが聞こえる。また浅川まで戻ってきて、新奥多摩街道を経由して、多摩川へ戻ってきた。のんびり走って、休憩もして、3時間。いつもの尾根幹は、武蔵野の美しい景色を湛えていた。

尾根幹コース試走

来週日曜日は、たまライド二度目の尾根幹~高幡不動コース。スタッフ試走に備えて、もう一度コースを走っておかなくては、と他の用事でメッセンジャーしたオーベストのひーちゃんが、夜になって、「一緒に走ってもいい?」と連絡をくれた。おおー、5年前の糸魚川女子チャンプのお申し出をありがたくいただいて、いつも一人で走る尾根幹を、同い年の女ローディが走ることになった。矢野口のローソンで先に待ってくれていたひーちゃんと、四方山話などしつつ、スタート。「ここでインナーに落としちゃだめでしょ」なんて、ご指摘いただきつつ、天気が良すぎるコースを楽しく走った。「初心者には結構、きついね」「そうだよね」なんて、走りながら、昔話なんかもして、試走なのか、サイクリングなのか、やっぱり二人で走れば面白いね、って感じで、このあいだ一人でロケハンしたチクテベーカリーもご案内。この日はお休みということは知っていたんだけど、場所の確認。評判を聞いて初めて来たのに、という小径車の女性もいて、「来週はやってますよ」と、お教えして。途中のファミマで、今年初のカフェフラッペ休憩。しゃべり過ぎて、少々腰が重くなったけど、高幡不動を経由して、ひーちゃんが百草園のジェラートを紹介してくれて、ここでも休憩。沢山のローディが集まっている。今まで、糸魚川でしか会ったことがなかったけど、やっぱり自転車に乗っている仲間は、馴染み方が早い。FBで、駒ヶ根在住の卯月しーちゃんが、「私も八王子にいたのに」と言うので、「だったら一緒に走れたよね。帰省の時は教えてね」と返信しておいた。この三人が同い年。写真はmomotaro cyclingteamのAくんからもらった糸魚川スナップ。

糸魚川への道

今年も無事に完走することができた東京→糸魚川ファストラン・クラシック。走る前は、あまりの練習量の足りなさに、果たして完走できるのか、と不安でしかたなかった。いくら今まで15回走っていても、完走できる保証は、ほんとどこにもなく。前日は一睡もできずに、1時40分。起きる時間だ。おにぎりを無理やり2つ食べて、麦茶で流し込む。真っ暗な道に出るが、今年も寒くない。そして、真っ暗な公園に、いくつものテールライト、ヘッドライトが蠢いている。あまりに暗くて、誰が誰だかわからないが、なんとか受付を済ませて、荷物を預ける。いよいよスタート。風も感じず、寒くもなく、それでもいきなり一人旅となって、後続のグループにくっついて甲州街道へ。ほどなく韮崎、アップ&ダウンを繰り返しながら富士見峠をめざすが、向かい風を感じつつ、2年前の嫌な記憶が甦る。もしかして、ずっと向かい風かも。富士見峠を登り切ると、意外に風を感じずに、フラットペダルの人と諏訪湖へ。エイド前の信号で話すと、初参加とか。「ペダル、間に合わなかったんです」ある意味すごい。岡谷のエイドで、いなり寿司3個とみかんゼリーを食べるが、冷えてないゼリーはあまり美味しくなく。ここから塩尻峠を越えて、松本市街へ行く。まだ8時前なのに、車が多い。それでも、ここから明科までの直線は飛ばせるので、とにかく踏む。木津さん、山下さんのレグルス撮影隊と遭遇、こっちゃんずの柴田くんが死にそうな形相で、そんな4人パックでしばらく行く。塔の原を過ぎて、犀川がダム湖になって、深い緑を湛えている。ヤングがレグルスのワジマンを先頭にした速いパックで追い抜いて行き、木津さんが続く。とても付いていけないので、一人のろのろと第二チェックをめざす。大岡道の駅は、ベーカリーの美味しいパンと、地元のおばさんが作ってくれるいなり寿司、おにぎりが人気。去年は食べなかったので、いくつかパンを食べ、ソバパンはポケットに入れて、出発。長野市街へ入る手前で、ヤングとみのりの宇都木さん、高校生二人が追いついてきて、県庁前まで4人で走る。15歳の土志田くんは去年は長野でリタイア。「今年は最後まで行くんでしょう」「はい、がんばります」と、爽やか。「次のコンビニでガリガリくんだな」と宇都木さんがサポート。ヤングはどんどん行ってしまうので、一人坂中峠を登る。明科あたりから痛み出した右膝が、本格的に痛い。左の腰もだいぶ痛いので、登る度に二ヶ所の痛みがピークになって、止まる。ピエールの車が追い越していく。トンネルまでの九十九折を何度止まったことか。ようやく下りになって、よこ亭を過ぎると、またピエールが今度はビデオ片手に待ち構えていた。カメラの前では涼しい顔で通り過ぎると、「ゆきえちゃん、好き~!」と言うので、「ありがと~」と手を振る。もうすぐ第三チェック。エイドではヤングがコーラを飲んでいた。ここではいつもはちみつレモンをボトルにしっかりと入れ、これを飲みつつ、ラストまで行く。ヤングが先行し、FIGの山嵜くんにリタイアの様子なんかを聞いて、出発。妙高の下りはまたまた向かい風。踏んでも踏んでも、スピードが出ない。それでも一人で踏んでいると、遠くのジャージが段々近づいてくる。下りなのに、なんでこんなに遅いのか。すると、ヤング。へばっている時のヤングは追い抜くときに声を掛けても無反応。私の後ろに付くので、「ゆっくり来たほうがいいよ。危ないから」と言っても、付いてくる。新井の乙吉を左折し、風はいよいよ真向い風。疲れてきたところで、ヤングが前へ。それでも引くというよりは、ただ前へ行って、どんどん先行する。なんだか向かい風にめげそうだったので、ポケットに入っていたミニ大福を最初に3つ、次の信号で2つ食べる。最後の8号の海岸線に出ると、大福パワーで、追い風もあって、ガンガン踏めた。再び私が前に出て、スピードアップしたものの、肩が痛くて後ろを振り向けない。なので、後ろを気にせず、そのまま40km単独走。最後の左折の信号は、前のじょんのびたいむの人の通りに曲がったら、そこは一つ手前。三人で道に戻って、ゴールまで。あーあ、やっと着いた。12時間47分、前年より26分も短縮できたのに、全体順位、女子順位は後退。しかも、めちゃめちゃ疲れてる。部屋に戻り、7時半に爆睡。

土山峠橋

連休最終日も土山峠。今年は服部牧場は行かず、ひたすら宮ヶ瀬湖詣で。いつ来ても、きれいです。この日はさすがにローディも多く、東なんとか橋では、車との接触事故らしく、警察の人が自転車の写真を撮っていた。それにしても、少しは楽になるかと思った土山峠も、連休最初に登った時と辛さは同じ。本当に腰が痛い。それが、長い。汗もすごい。どこまでもエメラルドグリーンな湖に癒されつつ、虹の大橋からのダウンヒルを楽しむ。ここまで来れば、あとは町田街道。それでも、連休で一番暑かったこの日は大蔵のファミリーマートで今年初のカフェフラッペ。ゼリーコーナーに美味しそうなみかんゼリーがあったので、これも食べる。濃い!大満足!と書いてあって、おそらく来週、岡谷のファミマエイドで食べることになるのだと思ったけど、そのシミュレーションも兼ねて食べてみた。大満足だった。去年は大雨の中で無理やり食べたけど、今年は美味しく食べられそうだ。やっとたどり着いてテレビを点けると、周平離脱の中日はこの日も大量加点で勝っていた。でも、去年も5月は首位だったような。シーズンはまだ長い。連休中の走行距離、550km。