夕闇ラン

12月もあっという間に過ぎてしまい、気が付けば今年も残り3日。年内に済ませておくことができたのか、気ばかり焦るが、もうあとがない。日曜日、フルマラソンから一週間ぶりにランニング。久しぶりに走ると、走るのは楽しいと実感できる。左のハムストリングスは痛いけれど、ゆっくりゆっくり、ラジオを聞きながら夕闇の景色を眺める。ところどころにイルミネーションが見えて、年の瀬を感じる。イブイブ23日は、青の洞窟で話題の目黒川に行ってみたが、まだ点灯前で、それでもどこに電球があるかはわからず。中目黒を折り返して戻ると、三宿あたりで見た雲が、カタカナの「ソ」のように見えた。この日も15km。道行く人が忙しなく、年末の買い物を手に急いでいる。私もこの日は朝から大掃除。照明器具や壁、暖簾など、手当たり次第にきれいにしたが、その前に15年前に買ったプラズマテレビが映らなくなった。プチン、と電源が落ちたまま、ついに起動せず。箱根駅伝は見られるのか。

極寒のさのマラソン

週末は北関東も寒波の影響を受け‥‥、と連日天気予報が言うし、本当にやめてしまおうかと思ったが、せっかく3回も30km走をしたのだし、車で行けば時間もかからないし、と日曜日は5時起きをして出かけた。車にエンジンを掛けると、氷点下を知らせる警告灯が点灯したので、東京もすでに寒かった。東北道は渋滞もなく、1時間40分で会場着。荷物を持って更衣室で着替え、会場ではさのまるとハイタッチをして、スタートを待った。「さすがに今日はウインドブレーカー着ますかね」なんて、歩いている男性が話してる。半袖Tシャツにアームカバーをして、薄手の手袋を付けて走ることにした。走ってみると、日差しがあるところは寒さを感じないものの、日蔭に入ると、「さむ~い!」と何人かが口にするほど、冷凍庫の中のようだった。山に向かって走ると、赤城降ろしが吹いていた。このコースのメインイベント、急勾配の上りに差し掛かると、小雪が舞っていた。手はかじかんで冷たい。エイドの度にバナナを食べるが、皮を剥こうにも力が入らない。途中、「いいシューズ履いてるね」と話しかけてくれたのは、新潟県長岡から9回目の参加だというおじいさん。雪がすごいという。「今年は寒いね」と言っていた。30kmまで上りをこなすと、ここからは下りのほうが多くなるが、如何せん、とにかく足が痛い。止まって足を伸ばす人、完全に歩いている人、はては歩道に寝転がってストレッチをしている人、とみんな上りで使った足が痛いらしい。35kmからは1km、1kmを数えて、あと少し、あと少し、と前に進む。本当にフルは長い。競技場に入って、最後の100mさえ長く感じた。ずっと時計を見ていなかったが、去年より1分遅い。それでも、完走できてよかった。中学生のボランティアの男の子が、「失礼します」とチップを外してくれて、荷物預けのテントでは、遠くからゼッケンを読み上げて、近くまで持ってきてくれる。さのマラソンは、最後の最後まで本当に温かい。会場ではラーメンは売り切れだったので、インター近くの人気店に寄って、初めてのさのラーメン体験。予想以上に美味しくて、冷えた体がすっかり温まった。

霙まじり

まだ12月だというのに、四国では大雪。都心でも霙が降った土曜日。野菜の買い出しに歩いて出かけたら、手が悴んで寒いので、シューズは持ってきていたけれど、ランは中止。それにしても、12月でこんなに寒いなんて、真冬はどうなるのだろう。しかも、来週の栃木の寒さを考えると、足が竦む。走り始めは良くても、折り返してからの寒さは、都心とはけた違い。着る物もすごく悩む。土曜日は、電車で出かけたので、帰りがけに前日の荷物を郵便局に寄って受け取る。今年もこの季節に届くのは、佐渡の赤塚さんが育てたレクチエ。箱を開ける前から、甘い香りが漂ってくる。もう何年も送ってもらっている、いわば冬の風物詩。とろけるような口あたりはマンゴーのようだし、香りはイチゴより甘く、口に入れると甘くとろける。赤塚さんは、今年は宮古、佐渡とも不調で、「さっぱりやる気が起きません」という手紙が入っていたので、「やる気が出るまで、一切運動をやめてください」とメールしておいた。そういう時期はきっと来るし、そして復活の時もくる。日曜日、夕方は寒そうなので、11時過ぎに烏山川緑道へ。国士舘大学に入る信号で、カズオさんと会う。目黒川のパン屋のパンを片手で持って走ってきたようだった。「ここのパン、おいしいんだよ」。私はそのまま、三宿まで走り、世田谷公園を2周回って、さらに大橋まで走って、緑道を往復。2時間走って、寒くはあってもシャツは汗でびっしょりだった。帰ってくると、福岡国際マラソンが終盤。藤原正和の好走、それでも4位。

初冬

ここのところ、雨続き。水曜日にかなりの雨の中を自転車通勤したので、喉が痛い。土曜日も、朝から小雨がぱらつき、昼前にはしっかりとした雨になった。その後も降ったり止んだりで、しかも寒くなった。朝早かったので、昼寝をしたり、ごろごろしていて、結局は走らず。ジムのお風呂でゆっくり暖まって、夜はジェノベーゼのパスタとにんじんサラダ。10時には寝て、翌朝はランニングに備えて朝からパスタ。11時前から走り始める。晴れていて、暖かい。ノースリーブにベスト、アームカバーをして走る。野川の紅葉は終わりかけで、路面には沢山の葉が落ちている。葉っぱを踏みしめて、甲州街道を渡り、調布の市場を過ぎて、野川公園の手前を右に上がっていくと、国立天文台がある。楓の紅葉が見事な通りを東八道路まで上がっていく。今日は暖かい。いつも、寒さに震える東八道路も気持ちよく、仙川まで。中央高速高架の手前で、前方からヒロコちゃんがやってきて、半年ぶりなので、しばらく近況など。東京マラソンに当選してしまったので、やっとこの頃走っているのだとか。また仙川でね、とここから10km。腰も足も痛く、祖師谷公園で水を飲み、ようやく3時間10分で帰宅。汗びっしょりなので、シャワーを浴びて、しばらく放心。眠たいけれど、4時過ぎにグループパワーに出るためにジムへ。いつものように1時間筋トレの有酸素運動をして、ストレッチをして、風呂。洗濯ものがさっぱり乾かない。

紅葉三連休

今年最後の三連休。秋は三連休が多いなと思っていたが、この三連休は晴天にも恵まれて、紅葉日和の三日間だった。しかも、暖かい。先週に引き続き行った日曜日の30km走は、またも暑さで汗が目に入って痛い。しかも、半袖で十分だったので、帰りの寒さを考えて持ってきたウインドブレーカーは腰に巻いたまま。それにしても、暑い。この日、つくばマラソンだったらしいが、だいぶ暑かったらしい。つくばは暑いか寒いかだ。先週と同じく、野川公園に着いてからの後半が、とにかく辛い。腰もお尻もハムストリングスも、ずっと痛い。なんとか辿り着いて、リュスティックの仕込みなどをして、4時にはグループパワーのチケット取りのためにジムへ。イベントのある日はチケットに並ぶ。10月から始めた時は筋肉痛もひどかったのに、プログラムがゆるくなったのか、それとも体が慣れたのか、終わった後の楽さが違う。帰りにご飯食べて帰ろうか、と美由紀さんと待ち合わせして出たが、ご飯を予約で炊いてしまっていたので、ご破算。一人ご飯であったものの、和食が食べたくて、しじみの味噌汁、刺身、サラダ、漬物でご飯。お腹いっぱいになると眠くなって、10時半就寝。翌朝、東名で御殿場まで墓参り。紅葉、富士山がきれいだった。

30km走

さのマラソンまで3週間になったので、いつもの30キロ走。リカちゃんが、「一緒に行ってもいい?」と言っていたので、ギリギリまで待っていたが、約束の30分前に「さっき起きました。のちほど走りま~す」とメールが来たので、一人で早めに出発。世田谷通りから野川沿いの遊歩道を北上する。陽射しがあって温かく、汗がすごい。目に入って痛いので、目が開けられない。そのうちにお腹も痛くなってきた。腹痛とすごい汗でどうしようもなくなる。調布飛行場へ行く道にローソンが見えたので、そこでトイレを借りる。オレンジジュースを買って飲む。こんなんで30kmも走れるのか不安になるが、そのまま野川公園まで。東八道路を東へ向かい、そのまま仙川の遊歩道に入る。残り10km。足は痛いし、腰も痛いし、それでも歩いたら着かないので、時々止まって水を飲み、走る。ようやくゴール。グループパワーまで時間がないので、急いで仕込んであったリュスティックをオーブンに入れ、シャワーを浴びて、焼き上がりを待ってジムへ出発。今日もMOTOKIのスタジオは満員。一番最後にスタジオへ入る。でも、なぜか真ん中は空いていて、いつもの場所にセッティング。終わってストレッチをしていると、MOTOKIがやって来て、「どうして筋肉が痛かったの」「自分のトレーニングで筋肉痛で」「何キロ上げるの」「スクワットで200kgです」なんて、主に筋肉話。ボディビルの大会前は毎日、鳥の胸肉を1kg食べるのだそうだ。「もう、食事じゃないです。餌みたいな」。味付けをしない胸肉を1kgも食べて、日サロで黒くして、炭水化物も食べず、というボディビルダー。今は大会がないので、白く、健康的だ。

目黒川

いよいよ紅葉も本番。東京でもすでに葉が色づき始めた。土曜日の仙川沿いもきれいだったし、日曜日に中目黒まで走った目黒川沿いも黄色く色づいていた。せっかくの週末も、今週は天気が悪く、土曜日は今にも雨が降りそうで、とても30km走をできるような天気ではないので、仙川を中央高速の高架で折り返し20km。陽射しがなくて走りやすかったが、これ以上ないくらいの曇天。翌日、朝起きるとかなりな雨降り。世田谷ハーフマラソンはどうだっただろう。昼近くになって晴れたので、2時過ぎから烏山川緑道から目黒川の遊歩道に入って、15km。夕方のグループパワーでハンガーノックになりそうだったので、パンを買って食べる。この日、ジムの5周年記念イベントで、29歳トレーナー4人による特別メニュー。満員のスタジオで、やや盛り上がりに欠ける感じで1時間。終わってストレッチをしていると、MOTOKIトレーナーがやってきて、しばらく話す。ボディビルは子育て中のためにしばらくお休みとか。真面目な新潟県生まれの29歳は、おばちゃん達に人気がある。

反省会

東京→糸魚川スポルトから一ヶ月が経ち、昨年はなかった大反省会をいつもの築地・カヴァタッピで。反省といっても、しなければいけないのはヤング一人だけど、戦犯はすぐに酔っぱらってしまって、「クビ? クビ?」と、バカ殿ばりの真っ赤な頬っぺたで言うばかり。結局、なんの反省もないまま、大いに食べて、大いにしゃべって、6時開始の反省会は10時解散。お店もそろそろ店仕舞いだったので、スタッフの人達の飲みに誘われている酔っ払いヤングを残して、絹ちゃんと二人で帰る。ヤングは今年、糸魚川スポルトで大声援が飛ぶ、大会キャラクターになったので、本人の自覚はともかく、来年はいちやく人気者になっていること間違いなし。写真は本日のドルチェ、モンブラン。新潟県の元高校球児、イケてるマスクの南沢くん作、美味しかったです。

僕らの糸魚川

東京から新潟県糸魚川市まで、総走行距離300kmを走る自転車イベント、東京→糸魚川ファストラン・クラシック。今年で43回目の開催、そのうち、13回参加している。秋のリレーで走るファストラン・スポルトは15回開催、チーム2バタとしては2010年から参加しているが、今年、山梨のバイパスを一緒に走っていた京都、チームレグルスの山下さんが、帰り際に2014年版のブルーレイをくださった。春の糸魚川を2004年から撮り続けているDVD、2012年からはブルーレイになって11作品。その全作品を後日送っていただいて、連日見続けている。ありがちな内輪の走行記録というより、凝った編集がされた、きちんとしたドキュメンタリー作品になっている。自分が毎年参加しているイベントだけに、「水曜どうでしょう」より数段面白い。この年は向かい風強かったなぁ、とか、この年は真夏みたいに暑かったなぁ、とか、出演者と同時体験をしている動画はなかなかない。全11話を、来る日も来る日も、すべて3回以上見続けた。なんだか、作り物のテレビなんか、まったく見る気になれなくなった。昨年から、タイトルバックは「僕らの糸魚川」。この動画は、糸魚川を愛する人たちが、どれだけこの一日を特別な日として楽しんで、慈しんでいるかの貴重な記録。脚が痛くても、腰が痛くても、ひたすらペダルを回す姿に感動しそうになるが、いったい何に感動しているのかはよくわからない。自分だってヨレヨレになって走っているし、何に向かって走っているのかはさっぱりわからないし。もう何年も前、姫川からラストの直線3kmで、椅子に座ったおばあさんが拍手をして応援してくれていたことがあった。「元気をもらってるよ、がんばって」そうなのかな、ただ走っているだけで、誰かを元気にできるのか。

秋深し

今週は、火曜日から木曜日までがずっと雨。夜まで雨なので、ランニングにも行けず、おまけに冬のような寒さだったので、トレーニングは捗らず。筋肉痛のひどかった月曜日にトレッドミルで30分走っただけ。これで週末に突入。まあ、クライマックシリーズがパ・リーグの、ソフトバンクVS.日ハムのゲームのみ面白かったので、ゆっくり見られてよかったかも。そんな週末は、土曜日に相模原で15km、夕闇の中を走った。暗くなってきたので、1時間で終わらせるはずが、田舎道はとにかく暗いので、市役所から先で道に迷い、気がつけば、はやぶさで有名になった宇宙研究所近くまで行ってしまい、帰り着いたのは1時間半後。生まれ育った町でよもや迷子になるとは思わなかった。明けて日曜日。週末は晴天、の予報は前日で覆って午後から雨の予報だったので、午前中に久しぶりの仙川に出かけて、20km走。2ヶ月ぶりの仙川は少し紅葉がかって、遊歩道がきれいだった。甲州街道を渡って、中央高速の下で折り返し。時々、歩きを入れつつ、2時間10分で帰宅。めずらしく、この日はマラソンも駅伝もなかったので、糸魚川のDVDを見て、4時過ぎにジムへ。先々週、5年ぶりに参加したグループパワーに、美由紀さん、ひろ子さんと出る。終わると、この間ほどではないにしても筋肉痛。週末は充実していた。