国民の祝日ってなんだ、と年始休暇よりも長い4連続休日マークを眺める。去年は敬老の日も秋分の日も飛び石だったはず。10%消費税アップ前提で景気回復を目論んだ安倍政権の差し金か、6年ぶりという大型秋連休は、新幹線も高速道路も120%の過密ぶり。最寄駅から一ミリも東寄りに行っていない私は、三日連続で尾根幹練。来る日も来る日も同じコースを走って、2週間後の糸魚川スポルトに備えた。いつものんびりとした尾根幹も、車車の大行列。時速25kmくらいの自転車のほうが断然速い。連休を走るサンデードライバーのマナーはひどく、左側溝をまたぐように走ったり、左折専用レーンに停まる車の右脇を直進しようとしたとたん、後ろから大声で怒鳴られたり。渋滞でイライラしているのかもしれないが、とても誉められた運転ではなく、当然渋滞で何度も追いついて、その度に運転席に向かって意見を申し上げた。自転車と車の事故現場にも出くわしたが、自転車ばかりが悪いわけでも、車が一方的に悪いわけでもないのだろうが、要するに、交通量が多いのだ。それでも、北野街道まで来れば、車はほとんどいないし、のんびりと並木道を走って、走り慣れた町田街道を行く。一週間前にぎっくり腰のように痛んだ腰は、まだ動き出しの時に痛み、上り坂へ手強い。それでも、自転車で走ったほうが断然楽しい。最終日、相模原へ車で向かう時に、稲城の梨園で梨を買った。10月半ば頃まで毎日買えるらしい。稲城の梨は大きく、甘く、昔の長十郎のようにシャキシャキとして美味しかった。