昨年末に10年乗っているLOOK565をDi2アルテグラに載せ替え、これまで最大ギアが39×28だったのが、34×34という乙女ギアになった。去年の春の糸魚川で、坂中峠にだいぶ手こずって、妙高のエイドで長征班の浜中くんに、「こんな男ギアで坂中峠登ったんすか」と驚かれたのがそもそもの発端。それまで、ワイドレシオを必要としていなかったのも、鈍感極まりない。そこで、糸魚川後に注文をして、10月末に自転車を預けて、2ヶ月後に完成したのだった。今回のコンポ載せ替えで、565への投資も大台を超えた。電動変速Di2要らないよなぁ、とずっと思っていたのだけど、それも大きな間違いだったことに初ロング70kmをしてみてやっと気づく。まず、少しの登りでもシフトダウン、信号待ちもシフトダウンすることで、足への負担を軽減。野猿峠で39×28を使うのだけど、それも34×27で楽々。その上、まだ30、34の2枚があるという余裕。おかげで足に負担がないのか、平地巡行も楽々。この日は帰ってきてからも足が攣らなかった。恐るべし、技術革新。遅いけど。
新年が明けました
今年もめでたく新しい年が明けました。毎年恒例の料理を作り、一年に三日しか泊まらない実家で、ところどころの掃除をして、2日の朝はこの間弟が買ってきたマキタの掃除機で家じゅう掃除。それも、箱根駅伝が3区からつまらなくなったので、やってみたことでした。復路の自転車応援も、今年もなしだなぁ、と思うトップと以下のタイム差。元旦は、走って来ないの、と弟に言われたので、今年は神経圧迫もすっかり良くなっているので、国道16号線へ。いつもはここから境川へ出て、というコースだけど、この16号の歩道がかなり広く走りやすいので、淵野辺の先まで走ることにした。16号は歩道が世田谷の車道幅くらいあり、その横に植え込み、さらにその横に2車線の自転車道、そして車道が片側2車線。父親が言っていたのは、かつてこの道は軍用飛行機の滑走路として作られたということだった。ただ、この道幅は淵野辺までの3kmくらい。それでも、歩行者もいないし、自転車を気にすることなく走れるのでランには良い環境である。
メリークリスマス2023
今年もクリスマスイブがやってきて、毎年恒例のイチゴショートケーキを作った。作るといっても、スポンジケーキと生クリーム2パック、イチゴだけ揃えて、生クリームをホイップするだけ。前日、美容院の吉田店長が、どうしてもホイップができないというので、いろいろ聞いていくと、ボールがプラスチックだということ。氷水で冷やしてはいるというので、プラスチックが冷えていないのでは、ボールはガラスやステンレス、とアドバイス。ホイップはホイッパーを使っても、5、6分はかかるので、と写真を送っておく。翌日、無事にできたようで、よかったよかった。5号のスポンジで200ccの生クリームで、おそらく5000円くらいのケーキができる。うちはこのケーキを3人で食べた。そして、まだ生クリームが余っているので、明日はバナナボートにして食べるつもり。
300年の海苔の歴史、大森海岸
レースや練習で使っているLOOK565は、11月から三鷹の店長のところでコンポ載せ替えの作業中。金曜日に大福持って陣中見舞いに行ってきたけど、足りない部品を調達したりして、大変そう。年内にはできるということだけど、どうなんだろう。というわけで、11月からはたまライドもないので、日曜日は散走コースメンテナンスへ行っている。今週はさすがにどうしようかと思ったけど、天気はいいし、大森海岸は環七か環八で行くので、日曜日の道路が空いていていいので、やっぱり出かけた。大森という町は、かつては海苔生産で栄えたらしいけど、今やひっそりとした海辺の町。海岸線の遊歩道の目の前は羽田空港の旅客機が並ぶ。1年3ヶ月前にコース作りで来た時は、ものすごく暑かったのに、この日は風が少しあったものの、暑くなく寒くなく快適。しかもLOOK KG281なので、どんどん飛ばせる。とんかつ三島でヒレカツ定食を堪能して、帰りは環八をひたすらまっすぐ。こうやって、日曜日が終わっていくのでした。
浜離宮の松
今週末の暖かさは少し異常。気温20度はあろうかというほどの師走。Tシャツ姿の人も多かった。なんなんだろう、今年の気候。週末は、実家の庭木の剪定を中山造園にお願いして、ちょうど私が帰った時間から始まったので、一部始終を部屋の中から見ていた。中山造園は、亡母が看護婦だった時の患者さんだったか、その頃からのお付き合いで、29年前に今の家を建てた時に、造園もお願いしたところ。この頃は、息子さんがもう一人の職人さんと二人で剪定している。門かぶりの槇の木は、随分背丈が大きくなって、一番大きな梯子を掛けて小さなハサミで形づくる。丁寧に丁寧に、2時間半。「カッコよくしていただいて」と言うと、息子さんはニコニコしてる。翌日は、コースメンテナンスの仕事で、ロードで佃まで。浜離宮の横の自転車レーンから、見事な松が見えた。日本のガーデニングの実力を垣間見た週末。
いつも走っているところだった、TAMA ROAD RACE
尾根幹は実家の相模原までの通行路で、週に2回は車で走る道。秋頃から、12月3日はロードレースのため道路規制の立て看板が目立っていた。私が通るのは水曜と土曜なので関係はなかったが、念のためコースを見てみると、2年前に行われた東京五輪のロードレースを、尾根幹からはゴールの武蔵野の森公園まで逆走する形。スタートは八王子の戸吹で、コースを見ればみるほど、たまライドでも通り、自分一人のロード練習でいつも走っている道が多い。朝、Jsportsで放送があったので、録画にし、戻ってからレースのすべてを見てみた。見慣れた道の、選手先頭からカメラがあるので、いつも走っている逆走になるのだけど、とにかく知っている道路ばかりだった。テレビで見ると、アップ&ダウンが多いのは、実際より明確にわかるが、これを見ていたガイドの幹さんまで、「コースに取り入れたら?」なんて言うくらい、わかっていない。「いつも走っているところだよ」と言うのだけど、ガーミン頼りの人は、道の感覚がないのかもしれない。今回のコースは、とにかく東京にこだわって、8つの市をコースに取り入れているのだけど、普段から近場を走る私には、全然新鮮ではないのだった。
行列まで堪能した築地グルメライド
早いもので、ついこの間まで暑い暑いと言っていたのに、季節は帳尻を合わせて、紅葉も間に合い、今日は真冬の寒さになっている。もうすぐ師走だ。今年は強烈な暑さが11月初頭まで続いて、漸く冷房をつけずに過ごせる、と思ったら、今はガスファンヒーター。つい三日前の勤労感謝の日、たまライドの常連メンバーである杉本さん、芝さん、芝さんの奥さんの4人で、来年度からコースに加える築地グルメライドを実施した。そもそも、杉本さんが東京都主催のレインボーライドに当選してしまい、11時頃ほっぽり出されても、とたまライドの時に話していたので、じゃあ築地で集まろうかということになった。ついでに、たまライドの番外編としてコースに採用したらどうか、というアイデアも。日曜日の築地は、かつては休業だった頃が嘘のような人、人、人。海鮮丼の店に30分並んで、それはそれは美味しい海鮮丼を食べ、まだ足りないと言う杉本さんのために、築地魚河岸へ行き、アジフライ定食。次はデザートなので、自転車で銀座まで移動し、区営駐輪場に入れて、和光ティーサロンへ。場違い感は半端ない感じだけど、なんとか行列に並んで、ティータイムを満喫。ポットで運ばれた紅茶は、到着前から香りを放ち、ケーキもそれぞれ美味しかった。知らなかった築地、銀座を満喫。大満足の築地グルメライドとなった。
秋は何処へ
今日は11月7日、明日は立冬らしい。ところが、今、事務所には冷房が入っている。今日の気温は27℃で湿度が60%もある。台風一過のような蒸し暑さで、なんと100年ぶりの暑さとか。都内は銀杏がまだ色づかず、奥多摩の山々でさえ、紅葉はまだ先のようだ。とにかく、6月からずっと暑い。ということは、一年の半分が暑いということになる。地球温暖化、恐るべし。暑い暑いと言いながら、もうすぐ冬になる。

紅葉のたまライド100K
今年のたまライドは昨年と同じく、8月を休みにして年に12回。8年目の今年は、初めて雨天中止が一度もなく、なんとか12回開催できた。が、しかし、ラストの100kはもう一人のガイドの手当がつかず、早々と4人で締め切り。1人で男性4人を連れて行くという、初めての試み。70kは過去2度、1人ガイドを務めたが、100kは初めて。ただ、4人のうち2人はリピーターなので、あまり心配はしていなかった。案の定、リピーターは最後尾を走ってくれて、なんのトラブルもなく、終了できた。おまけに、2週間前に行われた糸魚川スポルトのおかげで足がよく回り、最後まで先導でハイペースで走ることができた。多摩川沿いは30km/hオーバーとなって、すぐに後ろがいなくなる、というケースも多かった。初参加の37才男性は、こんなスピードで走ったことはなくて、100km完走できたことは最高にうれしいです、ということだった。来年も必ず参加したい、ということだったので、まずはめでたしめでたし。来月は番外編の築地グルメライドを開催、杉本さんは今から何を食べるか悩んでいる。

糸魚川まで332km
東京→糸魚川ファストランは、春は山梨市から糸魚川までの295km、秋は東京・駿河台の明治大学から糸魚川までの332kmの二本立て。春のクラシックは1人で、秋のスポルトは3~5人のチームリレーで挑む。スポルトは今年22回目の開催で、私は第1回の大会から参加している。コロナで2回の中断があったので、24年前くらいになるのか。当時は、春と同じく、高尾駅前から糸魚川までの281kmで、随分とのんびりしていたものだった。笹子峠や糸魚川街道を通ってはならぬ、という警察の指示により、12年前から春の大会はスタート地点とコースを若干変えている。でも、秋のスポルトは、糸魚川ファストランの原点に立ち返り、発祥の地、駿河台から旧コースを走るのである。スポルトは距離が50kmも伸びたことで、とにかく速く走らないとゴールができないことになった。今年のスタートは3時半、リミットの午後6時半まで15時間、チェンジのポイントまで車で移動し、自転車を下し、スタンバイ。これを15回繰り返す。食料は、私がいつも作る米1.2合分のでかいおにぎり2個とおかず、絹ちゃんのまい泉のカツサンドだけ。でも、これで十分一日過ごせる。エクセルで作った交代表に、到着時間を書き込んでいく。去年のタイムも入っているので、だいたいの目安になる。今年は天気に恵まれ、向かい風もきつくなく、どの区間も昨年比マイナスで進んでいった。結果、去年よりも30分近く早くゴールできて、道中も沢山応援されたり、抜きつ抜かれつで、とにかく楽しかった。参加22チーム中、女2人+男1人の3人チームながら、10位という好成績。「井上さんと田辺さんに、-30分のハンデはないよ」と何人にも言われたけど、正規ルールなのでね、悪しからず。