昨年末に10年乗っているLOOK565をDi2アルテグラに載せ替え、これまで最大ギアが39×28だったのが、34×34という乙女ギアになった。去年の春の糸魚川で、坂中峠にだいぶ手こずって、妙高のエイドで長征班の浜中くんに、「こんな男ギアで坂中峠登ったんすか」と驚かれたのがそもそもの発端。それまで、ワイドレシオを必要としていなかったのも、鈍感極まりない。そこで、糸魚川後に注文をして、10月末に自転車を預けて、2ヶ月後に完成したのだった。今回のコンポ載せ替えで、565への投資も大台を超えた。電動変速Di2要らないよなぁ、とずっと思っていたのだけど、それも大きな間違いだったことに初ロング70kmをしてみてやっと気づく。まず、少しの登りでもシフトダウン、信号待ちもシフトダウンすることで、足への負担を軽減。野猿峠で39×28を使うのだけど、それも34×27で楽々。その上、まだ30、34の2枚があるという余裕。おかげで足に負担がないのか、平地巡行も楽々。この日は帰ってきてからも足が攣らなかった。恐るべし、技術革新。遅いけど。