五本指ソックス

「爪が黒くなって、ネイルが濃い色しか塗れないのよ」と、ランニングで足の爪が傷んでいる、と嘆くエッチャン。「五本指ソックスがいいんじゃない?」とユキちゃんがアドバイスする。「五本指ソックスって、すぐ指のところが穴開いちゃうでしょ」と私。何足か持ってはいるが、二度目か三度目で穴が開く。五本の指に、いちいち履かせるのも面倒で、あまり活用していなかった。表参道ヒルズのビアンキショップに出かけた時に、Tabioでみつけたのが、編地がしっかりとしたこのソックス。立体成型にもなってるし、かなり良さそうだったので、買ってみた。3時間のランでも、足のどこにもストレスがなく、かなり快適。丈夫そうなのが一番、気に入っている。

ビッグマックRUN

今週は平日も二日走れたし、新しいシューズも届いたし、といつものワイヤレス・ヘッドセットでラジオを聴きながら砧公園へ向かう。気温8℃という予報ながら、比較的暖かい。日差しもあって、砧公園までもうすぐ、という歩道で側溝の蓋に足を取られて転倒。腹ばいで手足を伸ばした状態は、さながらカエルかスキー・ジャンプのノーマルヒル、といったところ。前方にはご老人が3人歩いていて、カエルの私を覗き込んでいる。恥ずかしさのあまり、聞かれてもいないのに、「大丈夫です」と元気に立ち上がる。左足の膝小僧は血で滲み、まだ新しいタイツには穴が開いている。右手のグローブは手のひらに大きな穴。肩も痛い。これから砧外周を走ろうとしていた矢先、戻ろうかとも思ったが、せっかくここまで来て、と走り出す。当然のことながら、調子は最悪。御多聞にもれず、花粉の影響か、痰がからむ。テンションが低いまま、帰り着く。翌日曜日は、ゆみさんと約束していた、先週と同じ野川30km。春を感じる暖かさのなか、野川、東八道路、仙川とおしゃべりランである。途中、大勢のカメラマンが構える先には、カワセミが水面を羽ばたいていた。仙川に入ると、あとはマックをめざしてがんばるのみ。3時間走って、ここで1000kcalは摂取している。