梅雨空のランチライド

私が生まれた6月は梅雨の季節で、ちょうど誕生日の前日が小学校のプール開きの日だった。その日は父のボーナスの日でもあって、私は生まれつき強運なのだと思う。子供の頃から泳ぐのは好きだし、小学校では特別水泳クラブだった。なにが特別かというと、屋外プールだから夏季限定なので、夏休みは毎日練習だった。そんな6月は、いつも新芽の香りがして、その匂いがするだけで、そろそろプールだなぁ、と思ったものだ。子供の頃の記憶は恐ろしい。50年以上経っても、まだ鮮明に覚えている。庭にあった紫陽花の木にカタツムリが沢山いて、私の中では紫陽花とカタツムリはセットで、そのせいで紫陽花は今でも好きじゃない。そんな誕生日の前日、運よく雨を避けた土曜日にたまライド、青梅ランチライドを開催。このコースは今年2年目だけど、いつ走っても車は少ないし、路面状況はいいし、最後は多摩サイだし、とノンストレスで帰って来られる。我ながらいいコースだと思うけど、今年はイマイチ参加者が少ない。