初土山峠

実に一ヶ月半ぶりの更新。随分と過酷な4月だった。気がつけば、世の中はGWになっていた。それにしても、天気は4月からあまり良くない。気持ちのいい春の陽射は、今年は少ない気がする。緑の日、勢いこんで走り始めたものの、あまりの強風に土山峠は断念し、尾根幹をゆく。それでも、多摩川にまで波が立つほど風は強く、立ち止まること数回。やっと多摩川原橋。このまま連光寺へ行くと、ずっと横風なので、左折して、尾根幹で南大沢まで。まだまだ風は強いので、月末に行うツーリングの下調べに切り替え、チクテベーカリーをめざす。ナビでは二ヶ所が出て、よく見えないので、最初に出た店をめざすが、ここは自宅の一角で、元のお店のよう。南大沢の団地にある店をめざすと、ここは最初にナビを立ち上げたあたりであった。すごい遠回り。行くと、古びた団地の端に突如、行列が。対面販売なので時間がかかり、しかも前の人は5000円分も買っていて、並ぶこと20分、ようやくリュスティックを2つ買い、ポケットに突っ込む。天然酵母がブームなのか、そんなに安くないパンをうれしそうに買っていく人たち。材料原価は1/10もしないだろう。大蔵のファミリーマートでコロッケとコーヒーと買ってランチ。帰りも風は止むことなく、しかも追い風にもならないで5時間もかかって、65km。日曜日、この日もさして温かくはないものの、アームカバーだけして246号へ。今年初めての土山峠。暑くはないけど、汗がボタボタと落ちる。九十九折は、毎年走っていても、こんなに長かったかと思う。腰が痛い。ようやく峠が終わり、見渡す宮ヶ瀬湖は、天国のようにきれいだ。行ったことないけど。車もいないし、人もいない。時折、対向から自転車が来るだけ。いつもながらの静寂の湖面。爽快なダウンヒルを楽しんで、駐車場待ちしているビジターセンターを過ぎると虹の大橋。新しくできた相模原インターの看板を右折して、相模川を渡り、橋本に出る。帰りの世田谷通りは3人のトレインだったので、かなり回して走れた。もう糸魚川まで2週間というのに、やっと初100km。