トランジスタ・ラジオ

今年のGWは暦どおりだと、緑の日+週末からの4連休のみ。通常の土日にプラス3日の祭日。それでも、5日のうち、4日はロード練へ行くことができた。行楽日和といわれた後半の4連休も、晴れたのは走らなかった4日のみで、ほとんどが曇天。最終日は「明日は行楽日和です!」と天気予報のお姉さんが自信満々に言っていたのに、晴れるどころか、強風と低温。帰りの世田谷通りは寒さに震えながら帰ってきた。それも、久しぶりの清川村は新緑が美しく、暑い中を息も絶え絶えに登る土山峠もいつもよりは楽に感じた。行く折りもの九十九折を登り、たどり着いた宮ヶ瀬湖は、エメラルド色の水を湛え、新緑の若緑色によく映えていた。今年も春が来たのである。ちょうど5年前、清志郎が死んだ翌日、ここを登っていた時に、追悼でラジオから「トランジスタ・ラジオ」がかかっていた。

Woo 授業をさぼって
陽のあたる場所にいたんだよ
寝ころんでたのさ 屋上で
たばこのけむり とても青くて

そんなことを思い出しながら、いくつものアップ&ダウンをこなしていく。愛川町を過ぎ、相模川を越える。キヨシローはもう自転車、乗れないんだね。