戦い済んで‥

糸魚川が終わった後、一週間ぐらいは昼間でも眠くて、お腹がいつも空いている。早い話、ほとんど仕事にはなっていない。時々、他の人のブログ報告を眺めては、「そうだったよねぇ」「おかしい、この人」なんて、参加した者でなければわからない「あるある」を楽しんでいる。新しいルートになって、曲がり角のポイントを地図に作ってポケットに入れて走っていた。信号待ちの時に取り出して見たりするが、これがなかなか面倒。昨今は、スマホのナビ頼りに走っている人もいて、これも便利だけれど、バッテリー切れという憂き目にも合う。なにせ、13時間以上だから、ずっとGPSを起動しておいたら、もつわけがない。と、車の時にスマホナビを使っている私は思う。そうなると、紙の地図以上に使いものにならない。前の人についていったら、その人も間違えて、結局正規ルートから外れてしまった、という人もいたらしい。今回、長野市街で距離が短縮になるという激坂ルートを行ってみたが、これが話以上の激坂で、3人で行ったものの、一人が大きく遅れ、分岐で10分以上待つ始末。正規ルートのアップルラインに出たら、「激坂はいやです」と正規ルートのまま走った人たちとバッチリと遭遇。距離短縮は、まったく時間短縮とはなっていなかったというオチがついていた。翌日の朝、糸魚川駅で輪行していたら、激坂でスイスイと抜いて行き、「これ、近道なわけ?」なんて話をしたトライアスリートのニセ宮塚は総合15位、「俺、他の区間は20位ぐらいなのに、あそこだけ30位」と笑っていた。やっぱり、時間短縮作戦は裏目に出たようなのであった。