秋が来るのが早い今年は、お彼岸までにめっきりと涼しくなった。10月になる前に衣替えしようか、と思うのもめずらしい。10月最初の土曜日に、糸魚川までリレーで走る、東京→糸魚川スポルトに参加するので、最後の練習。自転車に乗れるのも、あともう少しだ。保冷ボトルでない、普通の佐渡のボトルに水を入れて、自転車には空気を入れて、いざ出発。先週と違って、この日は風が強い。往きは向かい風。先週、自転車に乗ったあと、左肩がひどく傷んだので、「左ばっかり見ていませんでしたか」と整体院で言われた。左ばっかりって、左にカッコいいお兄さんでも走っていて見ていたのかな、と連光寺坂の左の歩道を見たけれど、いたのはTシャツに短パン姿で自転車に乗っていたおじいさんだけだった。坂の手前で、そのおじいさんに抜かれる。尾根幹は、いつものごとくローディーが多く、多摩境手前で右折して、北野街道へ。水もほとんど飲まず、気持ちのいい風を受けて、町田街道へ出る。帰りは少し追い風。気持ちよく回して、70km。土曜日の糸魚川街道が楽しみ。
秋の尾根幹
佐渡から2週間経って、そろそろ自転車も乗りたい、と日曜日は久しぶりの尾根幹~北野街道コース。少し肌寒いくらいの陽気で、町田街道のレーサーは長袖が多い。私はノースリーブ。アームウォーマーをしようかと考えていると、連光寺の上りにさしかかって、結局最後まで付けずじまい。お天気だったせいか、尾根幹は自転車が多かった。グループ走行も多く、その最後尾に付くと、信号で停止の合図をしてくれる。親切にしてもらってるのに、その先の上りで4人グループ全員をパス。こういう気持ちのいい天気は、年に何度もあるものじゃない。次は2週間後の糸魚川スポルトだし、その後は自転車もお休みになるので、今季のロード練も残るは一回。馬駈のサーティワンで、今季初の休憩。そういえば、アイスクリーム休憩を今年はしなかった。誰もいないテラス席で、ゆっくりと休憩しつつ、残り20km。なんだか、この日は行きも帰りも追い風、みたいに調子が良く、少し負荷を掛けつつ、ペダルを回した。帰宅後、いつもより疲れているので、この日のランニングはなし。ドラゴンズのゲームが延長で長くなり、青息吐息で辛勝。やっとのことで4位、という中日も情けない。
15年目の佐渡国際トライアスロン
佐渡の大会は今年で26回、私の参加は連続15回となる。土曜日朝6時、車に自転車を積んで、家を出る。10時半、新潟港着。早すぎる。それにしても、暑い。それまで涼しかった東京とはえらい違いで、真夏の暑さになっている。エンジンを切った車に乗り込み、フェリー出航を待つが、ものすごい汗。予定どおり、3時過ぎに両津港に到着し、会場へ。会場では、4年前まで参加していた鳥取・皆生トライアスロンの時、ずっと同室だった阿佐美さんと会い、そのまま競技説明会へ。すごく久しぶりだったのに、あんまりそういう感じもなく、近況報告など。「スイスのアイアンマンが16時間でやっとゴールしたのに、15時間半でゴールできるわけないよ~」なんて、翌日のAタイプは諦めムード。じゃあ、明日は会えないけど、またね、と別れ、宿へ向かう。宿の前には、うるま荘時代からのKカップルが待っていた。宿のおじさんも「おう、元気そうだな」と、出迎えてくれた。翌朝、ぐっすりと寝て5時にKカップルと一緒に出発。トランジットでは、毎年会う横須賀、横浜の昔の仲間とまたもや近況報告。65歳のノザワさんは、「またウエット作っちゃったのよ」「じゃあ、あと5年はやらないと」なんて話して、記念撮影。いよいよ、スタート。海は凪いでいて泳ぎやすく、バイクは海岸線の向かい風が強く、いよいよランパート。陽射しが強く、暑い。農家の私設エイドの水道を頭からかぶったり、甘いスイカをいただいたり、畑野の折り返しまでは辛かった。ここから、あとは10km。時折、涼しい風も吹いて、段々楽になってきた。ラストの5kmも短く感じたほど。ようやく商店街を抜けると、ゴールゲート。今年は応援隊の卯月夫婦とハイタッチして、ゴールテープ。すぐ前のおじさんが、「きつかったですね」と笑顔。トランジットでバイクピックアップする時に、佐渡出身の恵子さんとしばらく話す。Kカップルと、駐車場手前で合流し、ビューさわだのお風呂へ行く。水風呂が気持ちいい。「年代別優勝おめでとう、かっこいい!」と自宅のPCを見ていた甚平からメールとゴール画像。5年ぶりの優勝は、すごくうれしい。
秋みたいな残暑
ムシムシと暑かった猛暑から、一気に秋のような天気かと思ったら、秋の長雨みたいなここ数日。すごく、不快。ずっと晴れていない。今日も一日、シトシトと雨が降っている。昨日の日曜日は、とても涼しい8月最終日だったが、朝から尾根幹、野猿峠、北野街道、町田街道の80kmを走ってきた。気温は低めだったが、少し走ると汗はボタボタ。ボトルごと凍らせたポーラーの水は60km地点でなくなっていた。涼しいのは楽だけど、やっぱり夏はまだ終わっていない、というぐらいの陽射はほしい。このまま秋になってしまうのはどうにもこうにも寂しい。家に戻って、それでも食欲はいつもと同じくないので、洗濯をして、勝たない野球を眺めていたが、8月最終日もドラゴンズは勝ちそうにないので、テレビは消して、本を読んでいた。2階の乳幼児がお母さんと遊んでる声が聞こえる。前日、読み終えた「恋愛中毒」がすごく面白かったので、もう一度読み返してみる。それぐらい、面白かった。ただの恋愛小説かと思いきや、そうではなかった。ラストに向かって、どんどん怖くなる展開。そして、予想を裏切るラスト。サスペンスではないのに、ゆるゆるとフェイドアウトしていくラストではなかった。なので、最初から伏線らしきものを探して読んでいる。
ぶどうパフェ
気温は昨夏のほうが高かった気がするが、とにかく蒸し暑い。今年のほうが暑い、という人もいる。陽射しは対してなくても、暑さを感じてバテる。日曜日もそうだった。天気は曇り。時折、陽射しが強くなるが、ジリジリ焼けるほどではない。それでも、暑い。お腹の真ん中がじわじわと気持ち悪くなっている。ロードもちらほらといるが、ヨレヨレ。連光寺を越え、尾根幹へ。今日も野猿峠を行く気がしないので、北野街道。麻生警察手前でポーラーの冷え冷え水は売り切れ。あとは休憩地点まで、ふらふら。この夏は、私の周囲でも落車の話を聞く。しかも、みんなかなりの大けが。転倒する直前で気を失っているのか、かなり打ちどころも悪い。気を付けないと、と多摩川を越えたミニストップで休憩することにした。まるごとぶどうパフェとアイスコーヒー。「まるごと」と付いているのには、ちゃんとした理由があった。アイスクリームの下にもぶどう。とにかく、この器の中にはソフトクリームとぶどうしか入っていなかった。なので、「まるごと」。たっぷりとぶどうを食べて、コーヒーを飲んで、帰宅。それでも、軽く熱中症。食欲なし。夕方、ランに出かけるが、蒸し暑さが堪える。腿も張っていたので、ラスト1kmは歩き。今週は20kmしか走らず。
私のなかの彼女
久しぶりの角田光代。彼女、というタイトルでは直木賞をとった「対岸の彼女」があった。あの専業主婦の主人公より、今回は著者に近いのか、主人公の成長(堕落?)ぶりが、妙にリアルだった。少し様子のいい彼氏との、彼の言うままに寄り添って、精いっぱい付いていく大学時代。その大学時代に、すでにクリエイターとして一時、売れっ子となっていく彼と、その言動に左右され、生き方を模索していく和歌。やがて、彼女が作家となって売れていくと、同棲を始めるものの、それを認めたくない、スタイルを変えない仙太郎。その二人の関係性の中に、母、祖母の人生を絡めながら、やがて自分の人生も暗中模索していく。「対岸の彼女」より、「八日目の蝉」より、主人公の生き様が辛く、身に迫ってくる。作家という仕事を続けていく苦しさ、好きな男との生活、肉親との関係、それは同時に保持しようとすればするほど、どんどんバランスを欠いていく。そして、祖母の人生を知れば知るほど、自分と重なりあって、そして苦しくなってくる。それでも、この主人公は、最後には小さな糸口をみつけていく。希望の光をみつけて、終わっている。ここに救いがある。
夏本番
不安定な天気が続いた夏序盤も、8月に入ると連日猛暑の夏らしい陽気になった。バイク練習に出る時は、腕や肩にもしっかりと日焼け止めを塗って出かける。それにしても暑いので、熱中症にやられないように、水だけはしっかりと飲んで走っている。お盆休みは4日間のうち、3日練習。バイク&ランだったり、ラン&スイムだったり、ジム友と二人のおしゃべりランだったり、なかなか充実していた。夏もそろそろ終盤戦になってきた。7月下旬に痛めた肉離れを、だましだまし走ったり、泳いだりしていたら、今度は右腕の広背筋に蕁麻疹ができていた。血行が良くなると痒みが強くなる、と書いてあったので、運動はしばらく自粛。今年はまわりでも故障者が多く、転倒だったり、怪我だったり、年と共にその頻度は高くなる。佐渡トライアスロンまで、あと2週間。これ以上、故障が出ないように、残りのトレーニングを楽しむことにする。
海の日三連休
夏休みが始まって、最初の三連休、海の日。いつもはものすごい猛暑なのに、今年は涼しい。梅雨明けもお預け。土曜日はまだ不安定で、ときおり雷&豪雨。夕方、その隙をぬってランニングに出かける。涼しい。でも、前日から大臀筋のあたりが痛いので1時間で戻る。日曜、月曜の午前中はバイク練習。連光寺坂、尾根幹、北野街道、町田街道の70km。暑くないので、とても楽。月曜日なんて、長野の高原を走っているような爽やかさだった。連休なので、尾根幹もロードが多い。後ろについて、しばらく様子をみては追い抜く。北野街道でも涼しさは変わらず。今年は猛暑になるのだろうか。夕方、ランに出かけるが、週末から大臀筋の筋違いのような痛みがあって、度々立ち止まる。ストレッチをしてから、シャワーでアイシングをしてみるが、一向に良くならない。
野尻湖カップジャパンオープン
って、ゴルフの大会みたいな名前だといつも思う。今年で25回も開催しているのだそうだ。いつもゼッケンは女性からふられているが、今年の私のゼッケンは21。その前は登録の選手らしくて、白に赤縁のゼッケン。女子は20番からふられていて、隣は外人女性だった。いかにも速そうだし、と思っていたら、スイムアップは私の後だった。バイクに入って、すぐに颯爽と抜き去っていて、やっぱりね、と思っていたら、2周目の終わりにまるでサイクリングぐらいのスピードで失速気味。もう一人の外人女性は最後のランで遠く前方を走っていた。残り500mくらい。若い女の子と男の子が、並走して、声を掛けて応援している。まさか追いつかないと思ったら、ゴール前50mくらいで追いついてしまい、そこでその女性もがんばってスピードアップしたのだけど、やっぱり抜いてしまい、しかもゴール手前で猛追してきたので、結局二人でゴール前のデッドヒートなってしまう。トップならいざ知らず、ちょっと恥ずかしい。結局、私が胸の差で入ったが、ゴール後、4人でハグ。後でわかったが、その若い男女は彼女の子供だったみたいだ。ランの途中で、声を掛けたノッチとはゴール後、ハイタッチ。「先ほどはどうも」といつもこの人は丁寧。海上自衛隊のマーくんとも話せたし、卯月チャンプは復活したし、隣の同い年の人ともゴール後に話せたし、今年も楽しい野尻湖だった。しかし、女性の半数近くが50代というのは、どう考えても高齢化だろう。しかもみんな速いし。隣の同い年は初参加だったらしいが、「どうして、こんなきついのを毎年出てるの」と聞かれたので、「走っている時は来年は止めようと思うんだけど、頭悪いから忘れちゃうんだよね」と答えておいた。だって、自分でも理由はわからないのだから。しかも、バイクもランも本当にきつい。こんなに上り下りばっかりなくてもいいと思うけど。
ゲリラ豪雨
ここのところ、週末は必ず雨。先週は日曜日が雨だったので、自転車に乗れず、今週はどうしてもバイク練習しないと、と土曜日も早起きしてみたものの、午前中は雨でNG。仕方なく、昼間、ランに出かけて、自転車は日曜日に持越し。2週間ぶりの連光寺。陽射しは暑くないけど、ものすごい湿気で涼しいのに楽ではない。いつもの北野街道、鑓水から再び尾根幹に戻り、回転練習。70kmを3時間弱で戻り、ヘトヘト。そのままランへ、という選択肢は消え失せて、休憩。夕方、雷雨という予報、しかも6時からウルグアイVS.コロンビア戦があるので、3時半にジムへ行き、烏山川緑道へ。環七を渡る時に、北の方角は真っ暗になっていて、雷がゴロゴロし出した。三宿で折り返し、茶沢通りを渡る辺りで雨が降り始め、あっという間に豪雨。木陰で雨宿りしていたが、雨がひどくなって意味がなくなったので、再び走り始めた。すでに緑道は冠水。前が見えないくらいのひどい雨で、しかしそのまま走り続け、国士舘大学に着いたので、1階ラウンジに駆け込んで雨宿り。数人の人が足止めされていた。15分ほど待っていたら、雨が小止みになったので、そのまま1kmちょっとを走って、ようやくジム到着。戻る頃には雨は小雨。その後、薄日も差すほどに回復したが、再び6時頃から降り出した。雨の間隙を縫って走るのも、この時期はなかなか大変。サッカーを見ながら、リュスティックを作る。