雪のバレンタイン

先週は、東京ではめずらしい粉雪のようなパウダースノウ。そして、雪の影響で一日遅れで届いた今年のバレンタインデーチョコ。女性パティシエの手によるらしく、味、香りが繊細で、一粒ずつ楽しめた。三鷹の店長が贈ってくれるゴージャスなチョコレートも今年で7年目らしい。初めて、全部一人で食べてみた。

大雪

記録的な大雪、という報道は東京にいるとピンと来なかった。日曜日、車で相模原に行ってみると、これはもうとんでもないことになっていた。駅前通りはまだ轍どおりに走っていれば車は走れた。ただし、そこから自宅までの道に入ろうとすると、雪がうず高く積もっていて、入れない。家まで辿りつけないので、仕方なく駅前通り沿いのコンビニに車を置き、買い物をしようと中に入ると、パンやお弁当の棚は空っぽ。「昨日から、何にもないの」とパートのおばさんが言う。「ちょっと聞いてくださいよ。うちなんて、二階まで雪がパーッときちゃって、大変なのよ」。一度、歩いて家まで行き、ふたたび車を出して、駐車場探し。でも、どこも雪で埋まっていて、停めるところはない。ヤマダ電機もダイエーも、開店休業状態。仕方なく、今度は大型園芸店に停めて、花を買って自宅へ帰る。昼食を食べてから、また車を取りに行き、買い物へ。三度目は、駅の立体駐車場へ入れて、買い物の荷物を下げて、また自宅まで歩く。車で来たのに、この日は歩いてばっかり。車道であっても、車はほとんど走っていない。国道には、チェーンをしたままのトレイラーが停車したままになっている。車道にも人が沢山出て、夕方まで雪かきが続いた。まるで、豪雪地帯。そこから、わずか30kmの世田谷に戻ってくると、歩道の雪もほとんどなくなっていた。

春遠からじ

日曜日の館山若潮マラソンは、雨と強風予報にて断念。波3mは佐渡ならばスイム中止になるところだ。そこで、日曜日はいつものごとくロングランに出た。東京も午後からは北風が強まる、というので11時前に出発。野川を走りたかったので、世田谷通りから野川に入る。この日も白鷺のお出ましがあって、カメラ愛好家が脚立を装備してスタンバイしてる。そして、先週に続いてこの日も風は強く、北西の風といいつつも、北に向かって走る野川沿いも向かい風なのだった。甲州街道を越え、深大寺近くなって、神代植物公園のところを右に入り、東八道路まで行く。この道は平松夫妻と走った時に教えてもらったのだけど、新しい道で広くて走りやすい。東八道路に出たら、ドン・キホーテの前を通って、日蔭の道を仙川まで行く。風はまだ強い。やっと仙川までやってきて、丸池公園を通って、あとは帰るだけ。新川のあたりで、鴨の群れがスイスイと泳いでいた。まだまだ冬だけれど、春の気配を感じた。仙川を東宝撮影所まで来て、ここからは水道道路。ここで、またもや北風の向かい風。なんだか、今日はきついなあ、と思いつつ、2時間45分かかって帰宅。テレビでは大阪国際女子マラソンの終盤を放送している。風が強そう。2週間前の30km走の時より消耗している。かぼちゃのポタージュでバゲッドを食べて、人心地。風はどんどん強くなっていた。

ゆずジャム

1月20日は大寒。一年前のこの日はたしか39度の熱が出て、家で唸っていた。すごく寒かったのを覚えている。今年も連日、東京でも氷点下の日が続いている。週末も、気温が低く、走るのは大変だった。日曜日、北風が強いなか、先週と同じく仙川を走った。三鷹方面に向かう行きが登り基調で、ほぼ向かい風。北風が冷たく、寒くて汗もかかない。中央高速の高架を越えると、ようやく折り返し。帰りは背中を押されるような追い風で、楽ちん。冬になると、仙川には白鷺がいる。カメラを構えた人たちが多くいるが、この日は寒さのためか、カメラマンも少ない。水も飲まず、2時間ちょうどで家に戻ってからも、喉も渇いていない。温かいコーヒーを入れて飲んだ。帰ると、ちょうど全国都道府県駅伝をやっていた。中学生から社会人までが走る。箱根駅伝で活躍した大学生も多く参加している。私が今走っていたスピードとはまったく違う速さで走っている。午後は天然酵母のパンを焼き、夜はこのあいだジムサウナ友達のミサコさんにもらった沢山のゆずでジャムを作成。小粒のゆずは果肉、果汁がたっぷりで、ゆずの香り豊かなジャムになった。バケッドに載せて食べると、口いっぱいにゆずの香りが広がった。

成人の日 

今年最初の三連休は成人の日。去年は雪で、月末までずっと寒い日が続いていた。この三連休も、最低気温は東京でも氷点下となって北風が冷たいが、去年ほどではない。月末に、もう一つマラソンにエントリーしているので、連休の初日は30km走に出かけた。小銭とedyが使えるスマホ、iPodをウインドブレーカーのポケットに入れて、ネックウォーマーは付けて、真冬仕様。日蔭はさすがに寒いが、走り出すと思ったほどでもなかった。野川をめざし、野川公園、東八道路、仙川というコース。iPodの中身は、この日はAKB48。このあいだ入れたばかりの「ハート・エレキ」がグループサウンズの頃のメロディラインで心地いい。この冬、四度目の30km走だったが、途中、一度も水も飲まず、休憩なし。仙川には白鷺がいて、沢山のカメラおやじがレンズを向けていた。汗をかいても、すぐに乾いて、顔は塩状態。それでも、どこも痛くならず、2時間56分で帰宅。翌日、また昼過ぎに仙川コースで20km走ってみた。ちょうど、折り返しのあたりでパン師匠の敏美ちゃん、一夫さんとばったり会い、年末にばったり会って走って以来のご一緒ラン。連休中、走行距離59km。

駅伝で明ける新年

今年も駅伝で新年が始まった。元旦は全日本実業団、そして2日、3日は箱根駅伝。2日はスタート前からテレビの前に陣取って、号砲を待つ。今年の往路も面白かった。早稲田は3位につけるが、東洋大、駒大の2強は圧倒的な強さ。この差が復路でどんどん開くことになる。そして、3日は毎年恒例の箱根駅伝応援ツーリング。7区平塚中継所に先頭が到着したあたりに出発。9区、20kmの生麦辺りで観戦する。今年はとても暖かく、厚着をしていったのが無駄なくらいに、選手を待っている間もポカポカだった。天気のせいか、いつもより人出も多く、賑やか。この辺りは選手との距離が近いし、駅から距離があるので、他の区間よりも応援は少な目。トップの東洋大学が通過してから、3分17秒後に駒沢大学、その後、どんどん間隔が開き、最後の選手が通過するまで30分かかった。10区の鶴見中継所まで残り3kmなので、どの選手もきつそう。鶴見中継所手前で早稲田は日体に抜かれ、交代後、間もなく明治は青学に捉えられた。それでも、復路は棄権するチームもなく、今年の箱根駅伝も、さまざまなドラマを生んで終了。私の休みは8日間、選手たちの2倍のスピードで走った距離は87kmだった。

クリスマス・ラン

年末の三連休。12月初めから部分的にやっていた大掃除は、土曜日の換気扇&水まわりでほぼ終了。終わってみれば、この日が一番あたたかかった。重曹と粉石けんをゲル状にした自作洗剤を換気扇の油に塗って、やかんで沸かしておいた熱湯をかけながら落とすと、油汚れもよく落ちる。フード表面の油膜はブリーチで落ちた。昼過ぎに砧公園に行き、また周回ラン。午後はリュスティック作り。連休はパンばかり作っていて、天然酵母のテーブルパンを含めて、3回焼いた。栗ゆたか残りの一個は丸ごとピューレにして、冷凍庫へ。連休最後の祭日は、朝から日差しもなく、とても寒い一日だったけど、昼過ぎにランに出る。三日連続の砧公園もなんだか、と世田谷通りを走り始め、野川の遊歩道を北上することにした。気温は低いけれど、前日のような風がなく、それほど寒くもない。ラジオを聴きながら走っていると、遠くに見慣れた二人が走ってる。背格好とウインドブレーカーの色で、パン師匠ご夫婦とわかった。段々と追いついて、一緒に走る。深大寺から東八に入り、仙川で帰るというので、話をしながら付いていくことにする。今年3月、板橋シティを一緒に行って以来なので、積る話をあれこれ。ランの話、パンの話‥‥。二人とも、GPS付きの時計をしていて、「全然反応しないのよ」と、時計をチェックしながら走っていたようだった。一人だったら、この日も15kmくらいで終わるところだったけど、25km走って、温泉に行くという二人と祖師谷駅前で別れた。

砧公園

フルを走ってから1週間、右足の脹脛の痛みが少々あるものの、せっかくの日曜日なので、リュスティックが焼き上がった2時過ぎに、走り始める。この日は、東京も最低気温が氷点下となって、冷え込んだ。いつもの仙川へ行くのは面倒になって、久しぶりの砧公園へ。砧を走るのは、一年ぶりくらいか。いつもは公園の外周3kmをぐるぐる走るのだけど、なんだか寒々しいので、公園の中へ。イチョウやら紅葉は葉が落ちていて、冬景色一色。風があまりないので、思ったほど寒くない。のんびりと走るのは、それはそれで楽しい。ランナーが何人も追い越していく。ラジコを聞きながら走っていたら、5周目、うしろから大きな声で名前を呼ばれてびっくり。リカちゃんが追いついてきた。ラスト1周は二人で走る。今年はあと何回、走れるだろうか。

さのマラソン

マラソンで初めて歩いてしまった板橋マラソンから9ケ月。去年は低温、強風予報に怖気づいて出場しなかったさのマラソンへ、朝5時起きして行ってきた。東北道も順調で、8時前には会場入り。運動公園の敷地内は、レース前から出店が営業していて、なんだかゆるい雰囲気。競技場のスピーカーからは、全国でグランプリだったというゆるきゃらの、さのまる音頭が流れ、地方色満載。スタート前の整列も、なんとなく行われ、スタート後も渋滞なく、肘で叩かれるという心配もなかった。さすがに、日蔭は寒く、日なたは暑く、長袖の上に半袖Tシャツを着ていたが、これが良かったのか、悪かったのか。コースはアップ&ダウンがあり、後半やってくる急勾配という峠道を心配しながら、ハーフまではゆっくりペースで走った。そして、20km過ぎにあらわれるトンネルまでの登り、下り、そして同じ道を折り返して二度目の峠道。残り10kmになると、左端はぞろぞろと男達が歩いている。応援も多くなって、どこかのおばさんが「がんばって、って言ったら、もうがんばれないって言われちゃった」と笑っていた。こんなに歩いているフルマラソンもめずらしい。残り3km、2km、足の裏が痛いが、ペースを落とさないように走って、やっとゴール。地元のおばあちゃんや、子供たちの応援が温かく、ゴール後、チップを外してくれる女子中学生は、「チップ外してもよろしいですか」「ありがとうございました」と笑顔で対応してくれて、ちょっと感動的ですらあった。荷物受取の女子中学生は、遠くからゼッケンを確認していたのか、到着した時にはバッグが用意されていた。会場の温かい雰囲気、ボランティアのホスピタリティがすばらしかった。

紅葉ラン

先週に続いて、本当に気持ちの良い小春日和だった週末。土曜日も日曜日も、ラン日和。寒くなく、暑くなく、ドリンク一本で2時間走れた。20kmで十分だったので、久しぶりに昼の仙川。中央高速でちょうど1時間だったので、折り返し。汗はひどくかいているけれど、暑すぎない。紅葉がさらに深まって、イチョウは黄金色。帰りはまたマックに寄って、ダブルチーズバーガーセット。2時過ぎに戻り、午後はパン作り。翌日もきれいに晴れて、午前中は窓、網戸掃除とカーテン洗濯。午後はゆみさんと、またまた仙川へ。前日と同じコースながら、おしゃべりしながらのランなので、景色もゆっくり見られる。今年は紅葉が長く見られる気がするが、気のせいか。ジムへ戻って、筋トレをして、帰宅後は録画しておいた福岡国際マラソン、早明ラグビーを見る。早明ラグビーは久々に見応えある試合。ゲームのほとんどが早稲田陣内なのに、早稲田のディフェンスはゴールラインを割らせない。夜は、豚汁、カボチャのポタージュ、りんごのコンポート、春雨サラダ、カボチャの煮つけなど、お弁当用、朝食用の一週間分のストック調理。夜、ジム友に見るように言われていた番組を見ていると、彼女の娘が、映画の主役としてテレビに出ていて、びっくり。お風呂で会ったカワイイ女の子は、すでに女優だった。