4月に入って、気持ちのいい晴れは何日あっただろう。先週末はファンヒーターが必要なくらいの寒さだったし、今週もまともな晴れはないみたいだ。その晴れ間を縫って、コース作りの仕事に出かける。月曜日は田園調布をスタートして、多摩川スカイブリッジへ。行きは川崎側なので、一度一般道へ出る。六郷を過ぎてから、再び多摩サイ。ほどなく、キングスカイフロント。ここから、天空の橋が見える。羽田空港の飛行機も並んでいる。見事な光景。大師橋から、たった2km河口側なだけだけど、空港直結の画期的な橋。バイクレーンも完備されていて、渡ると今度は東京側の多摩サイを戻る。東京側は道路が整備されている。のんびり走るには、ポーターも悪くない。
青梅で手打ち蕎麦ライド
たまライドは7年目の今年、新コースを追加した。青梅で手打ち蕎麦・ランチライで、走行距離は50km。たちかわ創造舎をスタートして、一番平坦コースで青梅へ出る。吉野街道から青梅街道を経由して、途中の石臼挽き手打ち蕎麦でお昼ご飯。多摩川へ入る羽村のチューリップ公園は、今が満開のチューリップ。いったい、何株あるんだろう、というぐらいのチューリップ三昧に、一同スマホを取り出して、しばし撮影タイム。サイクリングロードに入ると、桜がまだ満開の状態で、これも何本あるの、というぐらいの桜並木の連続に、歓声が上がるほど。余力を残しつつ、午後2時に到着。いつもより、余力を残してのライドに、みな大満足だった。
春寒の4月
春の選抜高校野球も終わり、プロ野球も開幕して、いよいよ春本番、と言いたいところだけど、とにかく寒すぎる。日曜日、月曜日はこの時期めずらしく、強く降る雨が二日間も続いた。しかも真冬並みの寒さ。山梨や長野は雪だったらしい。前日の土曜日も、雨こそ降らなかったものの、指ぬきのグローブを後悔するほど寒かった。ここ1ヶ月は実家へ自転車帰ると、汗びっしょりだったのに、汗一つかいていなかった。春の日差しの中で、ほのかに香る桜を眺めながら、春を感じることができるのに、今年はちょっと様相が違う。今日は都内のあちこちで小学校の入学式が行われていた。桜の花びらが舞う入学式って、何年ぶりなんだろう。来週あたり、半原の桜がきれいだろう。夕べの神宮球場のナイターも、厚手のダウンが必要なくらい寒かった。
桜咲く青梅
今年の桜の開花は10日くらい遅くなっている。一年前の写真やSNSを見ると、今日は桜の散り始めのようだ。世田谷の桜は今日で9分咲きくらい。日曜日に青梅で手打蕎麦コースの試走を行った。2時半からファーレ立川で野外劇を見ることになっていたので、朝9時に家を出て、その時間までに75km。とにかく、立川駅に電車で行ったことがないので、場所がよくわからず、駅前の商店街をうろうろ。路面がモザイク状になった道路を、上を見ながらうろついていたら、タイヤが取られて、車体が左に傾く。まさか、転ぶわけない、と思ったのに、派手に落車する。右肘、右大腿部を打ち付けて倒れていると、反対車線側の車からおじさんが降りてきて、「大丈夫か?」、近くにいた若い女性も駆け寄ってきてくれる。恥ずかしいやら、痛いやらで、「すみません、大丈夫です」となんとか立て直して、走り始めた。それにしても、自転車を起こして、ずっと支えてくれた女性も優しく、「ご親切にありがとうございます」とは言ったものの、やさしさに涙が出そうだった。これから、観劇なのに、右腕は擦過傷。なんとかお昼を食べて、無事に野外劇を見ることができた。
大寒桜咲く
先週からずっと寒い。土曜日は自転車で実家へ帰ったものの、夕方買い物に出たら、真っ暗な空から雨が。天気予報の降水確率って、0%じゃなかったっけ。夜には止む予報も、その時間はどんどん伸びていき、真夜中に変更。これって、毎度のことながら予報じゃない。ただの現況。自転車は仏壇の部屋に移動して、電車で帰ることに。しかも、気温が低く、寒いといったらない。日曜日は撮影の仕事でポーターで深川まで。日曜日はクルマが少なくて走りやすいので、今月も二度目の休日出勤。東京都現代美術館は来たい、来たいと思っていて、漸く叶った。素敵な美術館だ。運河の大横川では、大寒桜がきれいに咲いている。ここだけ、春みたいだ。電車で来ようと思うと遠いので、自転車がちょうどいい。なにせ、駅からかなり歩く。帰りはスムーズに皇居の代官通りから、四谷経由で。お昼はまた食べ損ねて、自宅でパスタ。
梅咲く青梅街道
今年は梅の開花が2週間ほど遅いようだ。都心でもようやく開花となって、週末は青梅で手打蕎麦ランチライドの試走に行った。今年のガイドの1人、鈴木さんと9時に関戸橋で待ち合わせ。前回同様、15分の遅刻。今日は100km走ることになるので、ここからはスピードアップで青梅まで。前回、1人で走ったのはまだまだ寒かった1月下旬。梅は蕾にもなっていなかった。その吉野梅郷では、白梅がきれいに咲いていて、香り高い吉野街道になっていた。今年のランチライドのお昼ごはんの場所にお願いした「わせいろう」で、天丼御膳。この日も美味しくいただいて、羽村取水口で玉川兄弟像を見て、多摩川を河口に向かって走る。風もなく、暖かく、この冬初めての指切りグローブ。春はもうすぐそこまで来ている。
東京の海を走る
日曜日はいつものごとく、自転車コースの仕事で走る。この日は東京マラソンで、都心部に入ることができないので、品川宿まで目黒通り~環七で行くことにした。旧東海道まで行きたいのに、なかなか着かない。途中でGoogleマップを立ち上げて、青物横丁で検索。随分遠い。ようやく、品川宿本陣に到着し、写真撮影など。ここからは旧海岸通りで天王洲へ。T.Y.ハーバーの前はまるでニューヨーク。運河を少し走って、浜離宮をめざす。今日は品川宿のほかに、豊洲ぐるり公園を撮影。お天気が良くて、釣り客が竿を垂れている。ランニングはいつもより少ない。この公園は、東京オリンピックを当て込んで、いろいろな施設ができたのだけど、なかなか厳しいのかもしれない。晴海大橋を渡って、日比谷通りではランナーを眺めながら、歩道走行。ランナーはトイレに行くにもマスク着用を求められていた。札ノ辻でようやく日比谷通りを渡れた。風が冷たく、この日も寒かった。
梅見ごろ
今年の冬はひどく寒くて、ことに2月は低温続きで梅の開花も大きく遅れた。月末になって、ようやく蕾が開いてきた。湯島天神の梅は十数種類あって、寒い冬とコロナでやられている人たちの心を和ませている。梅がいっせいに咲いていると、人々はみな笑顔になる。不思議だ。土曜日は、いつものごとくロードでの実家帰り。昼間はさすがに寒さもなかったが、夜の帰り道はいつもの通り寒かった。しかし、翌日の日曜日は気温こそ少し上がったものの、風が強く、午前中は南風だったのに、どういうわけか昼過ぎからは北風。一日中、向かい風の中を走っているようで、どうにもこうにも距離がいかない。65km走ったけど、前日の70kmより疲れてる。春はまだまだ遠し、といったところ。
増上寺千躰地蔵
今年は随分寒いのか、いつもなら梅が香っても良さそうなものの、都心でもまだ蕾もちらほら。例年より2週間は遅くなっているらしい。今月は湯島の梅を撮らないといけないのに、月末でぎりぎりという感じだ。先週は愛宕をぐるりと走ったんだけど、40km走っただけで、寒かったこともあってひどく疲れた。週末はまた悪天候で自転車に乗れず。この冬はかなりひどい。日曜日は何もすることがないので、午後は少し仕事をして、ダナーライトを取り出してオイルを塗り込んだ。雨の日曜日の靴磨き。
内藤新宿の歴史
今年の冬は寒い。毎週、雪降るぞ、と気象庁に脅されている。1月に都心の積雪5cmという思わぬ降雪があったので、ここぞとばかりに、大雪に注意、と警告する。今日も、連休明けは大雪、と脅されたが、夜半は雨だったので、また詐欺にあった気分。ただ、ここのところ、日曜日は寒いので、ロードで出かけていない。コース作成の仕事で、先週は新宿に行くことが多かった。新宿歴史博物館は、甲州街道最初の宿場である内藤新宿の歴史が、模型も使って展示されている。大学時代、早稲田から渋谷行きのバスに乗ると、大京町内藤町というバス停があって、内藤町ってなんなんだろう、と思っていた。内藤家の宿場町であるとわかったのは、かなりあとである。新宿は新宿追分もあるし、甲州街道あっての町であること。宿場町には岡場所が必ずあって、その名残がゴールデン街などの繁華街であること。予備校時代から、会社員時代までの8年間通った新宿は、私の原点のようなところ。今でも、一番落ち着く町なんである。