東京→糸魚川スポルト2014

早朝3時集合、ということで、夜中の1時半に3人分のお弁当のから揚げを揚げ、厚焼き玉子を作り、おにぎりを握ってスタンバイ。2時半には車に3台の自転車と荷物を積み込み、駿河台へ向けて出発。去年と違って雨はなく、その代わりにものすごく蒸し暑い。スタート地点に着いて、アームウォーマーとレッグウォーマーを外す。23チームの第一走者が揃い、サポートカーは一足早く最初の交代ポイントへ急ぐ。まだ4時だというのに、都内の車はものすごく多い。最初の20km交代ポイントは、ちょうどコンビニがあったので、そこの駐車場に止める。最初の交代。ここまでは去年もできていた。次は私の番。八王子付近は止めるところがなかなかなくて、無理やりに車を入れて、やっと走り出せた。高尾駅前を過ぎて、大垂水峠を上る。昔はスタート地点が高尾駅だったので、最初の峠だった。ものすごく久しぶり。長いので、ゆっくりと登る。思ったほど長くはなくて、あっけなく下り。ここを下って、ほどなく交代。やっと一巡した。次のポイントも交代はコンビニ。隣はエキップみのりチーム。池ちゃんとチームの近況などを聞いて、それぞれ交代。ヤングを乗せて、次の私の交代ポイントまで。甲府のバイパスから段々向かい風が強くなってきた。バイパスはレグルスの山下さんとロヂャースの人と三人旅だったが、やがて一人になって、だらだら上りの向かい風が堪える。次のヤングは富士見峠を登る。その先の茅野手前のセブンイレブンで交代準備をしていると、続々と他チームと会う。やがて、こっちゃんずの伊藤くんが、「ヤング抜いたぞー」と右手を突き上げて帰ってきた。4%ぐらいの上りでヤングが蛇行している、とのこと。いつまで経ってもヤングは来ず。30kmの距離を1時間40分かかって到着。ヤングは次の塔の原~大町区間も苦戦して、今回の大戦犯となる。ヤングが喘いで走っている姿はいろいろなチームに目撃されていたようで、懇親会のステージでは、ヤングコールが沸き起こった。ラストの小谷道の駅からの25km、雨脚が急に強くなって、私の最後は土砂降り。すでに日没で、真っ暗のスノーシェードは本当に怖かった。三人で走った338kmがようやくゴール。13時間45分もかかって、実走タイムは最下位レグルスの一つ前。それなのに、ハンディキャップ60分で9位。大宴会、部屋での二次会で、翌朝、声がガラガラだった。三人での久々の完走、大盛り上がりの懇親会、と満足感100%のスポルトだった。