インビジブルレイン

楽しみにしていた東京→糸魚川スポルトは、朝4時40分、雨の中をスタートしたものの、私は1mも走れずに笹子峠でリタイア。事故でもなく、ただただ私の前の走者に会えなかっただけ。やっと車が追いついたのは、スタートから6時間後、私が交代するはずだった時間から4時間経っていた。雨の中、来ない走者を道路をみつめて待った1時間半、行楽渋滞の甲州街道を笹子峠まで運転し、時間的にゴールに間に合わないので、そこでレースを辞めるという前代未聞の一日だった。17km先の交代がなぜできなかったのか、今まで10回は出ているリレーのスポルトだったが、数々の???の連続で、昼過ぎに帰ってきたときはなんだかクタクタだった。駿河台から50km先の高尾山口までも行けない低レベルのチーム、これが今年の私たちのスポルト。日曜日は雨は上がるという予報だったので、前日の分まで走ろうと、早めに家を出る。皮肉なことに、足はよくまわる。いつもの80kmコースを、強めに回して、昼には帰宅。夕方からはランニング。着替えてジムフロントに行くと、メールで走らないと言っていたゆみさんが来て、「やっぱり、走ろうかな」と二人で仙川へ。わりと走れてしまったので、暗い仙川を18km。気づいてみれば、次の調布市ロードレースまであと2週間だった。前日に届いていた、ストロベリーナイトの映画DVDを見る。人気のテレビドラマの映画版は得てして期待外れなものだが、見応えあり。全編雨、という趣向もよかった。組頭の大沢たかお好演。俳優はやくざをやると、だいたいかっこいい。金子賢、キッズリターンのあとはここにいたんだね。エンドロールもきれいだった。