野尻湖カップジャパンオープン

昨年に続き、野尻湖トライアスロンに行ってきた。土曜日の朝、車に自転車と荷物のバッグを詰め込んで、関越から上信越道で信州信濃町をめざす。距離は280km、ナビで到着時間をみると、4時間半。天気予報では、新潟は昼から雨になっている。いちおう、長野県ではあるけれど、位置的には限りなく新潟に近い。予定どおり、野尻湖に着き、近くの手打ちそばの店で昼ごはん。蕎麦の香り豊かな手打ちそばをいただく。その後、勝手しったる野尻湖へ向かい、受付場所の野尻湖小学校へ。バイクとヘルメットをチェックし、その場でゼッケンを貼る。エントリー完了。今年は宿泊先をホテルにしたので、バイクコースになっている周遊道路を上っていく。延々と4km行くと、木立ちの中に、リゾート風の素敵な建物があった。客室の全面が湖面に面した、一面のガラス窓。湖を見ながら、準備。予報では、新潟県は雨。朝、出発する時はまだ曇り空だったものの、スイム開始頃から雨が降り出した。バイクでは、かなりの雨。去年も雨だったなあ、と山道へ向かう。路面が濡れているので、走る度に泥だらけになる。しかも、コースは上っているか、下っているかなので、下りは滑らないか不安。いつもより減速気味になる。しかし、きついコースである。上り、カーブ、下り、カーブ、の繰り返し。ようやく終わってランに移る。今年から11kmに短縮になり、それは良かったのだが、でもきつい。湖畔の道に入り、砂間館のおばさんに挨拶。ここから、延々と山道を上る。長い長い上り。一度下って、また登って、下って、というコース。折り返しなので、行も帰りも選手同士、声を掛けあいながら、時折ハイタッチする。MTBでオリンピックに出場し、今はショップ店主の鈴木雷太くんとハイタッチ、知らない若い男子ともハイタッチ、今年はかなり苦しそうなノッチには、「ノッチ、ファイト!」と声を掛けると、辛そうな顔で片手をあげた。ラストの1kmが、どうにもこうにも長い。なんとか抜かれずに、ゴール。見れば、足は全部が泥だらけ、バイクも見るも無残に泥だらけだった。車に積む前にボトルの水で、少し洗車。1時過ぎ、まだゴールする人もいたけれど、早々に高速に乗る。すぐに、前が見えないくらいの豪雨になった。