初詣

「自転車なら、車で通りすぎてしまう景色に気づきます」なんて、当たり前に書いていた常套句。それでも、自転車だと気づかない景色が、歩いていると気づくこともある‥‥。二子玉川から自転車で帰ってくると、246号や、その一本内側の市道をかなりの勾配で上って来なければならない。商店街を抜け、NTTの前を通るその道は、ちょうど最後の勾配がきついので、一生懸命上る上り坂。そして、その日は同行の二人ともシングルギアであったので、到底上れず、諦めて押し歩きしていた。と、目に飛び込んだのは神社の長い階段。これもかなりの急こう配。「瀬田玉川神社」と書いてある。世田谷に住んで26年、何度通ったかわからないこの道に、まさか神社があるなんて。こういう機会でもないと行くこともないので、自転車を置いて、その高台の神社で初詣。「歩いていると、自転車では通り過ぎてしまう景色に気づきます」って、改めないといけない。そして、この年末年始は、6日の野川30km走をふくみ、走った距離はトータル90km。ただし、そのうちの60kmはおしゃべりランなので、かなり腹筋を鍛えられている。