グループパワー

2週連続の台風。しかも体育の日の台風直撃は例がないらしい。体育の日は晴天率が高い日、というのを聞いたことがある。先週、久々にお風呂で何人かでしゃべることができて、ヒロコさん、カネコさんとイントラの話になった。ステップとか、エアロとか、男性イントラはオネエが多く、しゃべり方はまさにそれ、というタイプの人ばかりらしい。スタジオレッスンは出ないので、ガラス越しに見ているだけだが、「ねえ、その人はカッコいいの?」と聞くと、「カッコいいなら、GPのモトキよ」とヒロコさんが言うのだ。グループパワーは、以前のジムの時はボディ・パンプという名称で、もう5年前ぐらい前からずっとやっていない。音楽に合わせて、バーベルを持ち上げる有酸素系筋トレプログラム。ビリーズ・ブート・キャンプのバーベル版みたいなものだ。そこで、ヒロコさんご推薦の日曜日のモトキに出るべく、その前に池尻まで走り、大急ぎで着替えていると、ミユキさんもロッカーにやってきた。「出ようよ」「私も出るの」と二人で行列に並ぶ。昔は最前列でやっていたなぁ、と懐かしく思いながら、最後尾でスタンバイ。順番は大体同じ、というので、プレートも同じように準備して、いざスタート。ボディ・ビルダーのような体つきのモトキは、プロ野球解説者の工藤のようなカワイイ顔立ちで、静かなトーンで間違わない。私も間違わないように、回りを見つつ1時間。終わってから、ストレッチ。「きついよね、明日は休みだからいいけど、日曜日は無理かも」とミユキさんが言う。そういえば、全身筋肉痛の予感。それから、二人でお風呂に1時間半。ジムだけで5時間かかった。翌日、予想以上の筋肉痛で、台風直撃でもあったので、夕方、トレッドミル&筋トレ。まだまだ筋肉痛は続く。

東京→糸魚川スポルト2014

早朝3時集合、ということで、夜中の1時半に3人分のお弁当のから揚げを揚げ、厚焼き玉子を作り、おにぎりを握ってスタンバイ。2時半には車に3台の自転車と荷物を積み込み、駿河台へ向けて出発。去年と違って雨はなく、その代わりにものすごく蒸し暑い。スタート地点に着いて、アームウォーマーとレッグウォーマーを外す。23チームの第一走者が揃い、サポートカーは一足早く最初の交代ポイントへ急ぐ。まだ4時だというのに、都内の車はものすごく多い。最初の20km交代ポイントは、ちょうどコンビニがあったので、そこの駐車場に止める。最初の交代。ここまでは去年もできていた。次は私の番。八王子付近は止めるところがなかなかなくて、無理やりに車を入れて、やっと走り出せた。高尾駅前を過ぎて、大垂水峠を上る。昔はスタート地点が高尾駅だったので、最初の峠だった。ものすごく久しぶり。長いので、ゆっくりと登る。思ったほど長くはなくて、あっけなく下り。ここを下って、ほどなく交代。やっと一巡した。次のポイントも交代はコンビニ。隣はエキップみのりチーム。池ちゃんとチームの近況などを聞いて、それぞれ交代。ヤングを乗せて、次の私の交代ポイントまで。甲府のバイパスから段々向かい風が強くなってきた。バイパスはレグルスの山下さんとロヂャースの人と三人旅だったが、やがて一人になって、だらだら上りの向かい風が堪える。次のヤングは富士見峠を登る。その先の茅野手前のセブンイレブンで交代準備をしていると、続々と他チームと会う。やがて、こっちゃんずの伊藤くんが、「ヤング抜いたぞー」と右手を突き上げて帰ってきた。4%ぐらいの上りでヤングが蛇行している、とのこと。いつまで経ってもヤングは来ず。30kmの距離を1時間40分かかって到着。ヤングは次の塔の原~大町区間も苦戦して、今回の大戦犯となる。ヤングが喘いで走っている姿はいろいろなチームに目撃されていたようで、懇親会のステージでは、ヤングコールが沸き起こった。ラストの小谷道の駅からの25km、雨脚が急に強くなって、私の最後は土砂降り。すでに日没で、真っ暗のスノーシェードは本当に怖かった。三人で走った338kmがようやくゴール。13時間45分もかかって、実走タイムは最下位レグルスの一つ前。それなのに、ハンディキャップ60分で9位。大宴会、部屋での二次会で、翌朝、声がガラガラだった。三人での久々の完走、大盛り上がりの懇親会、と満足感100%のスポルトだった。

彼岸すぎ

秋が来るのが早い今年は、お彼岸までにめっきりと涼しくなった。10月になる前に衣替えしようか、と思うのもめずらしい。10月最初の土曜日に、糸魚川までリレーで走る、東京→糸魚川スポルトに参加するので、最後の練習。自転車に乗れるのも、あともう少しだ。保冷ボトルでない、普通の佐渡のボトルに水を入れて、自転車には空気を入れて、いざ出発。先週と違って、この日は風が強い。往きは向かい風。先週、自転車に乗ったあと、左肩がひどく傷んだので、「左ばっかり見ていませんでしたか」と整体院で言われた。左ばっかりって、左にカッコいいお兄さんでも走っていて見ていたのかな、と連光寺坂の左の歩道を見たけれど、いたのはTシャツに短パン姿で自転車に乗っていたおじいさんだけだった。坂の手前で、そのおじいさんに抜かれる。尾根幹は、いつものごとくローディーが多く、多摩境手前で右折して、北野街道へ。水もほとんど飲まず、気持ちのいい風を受けて、町田街道へ出る。帰りは少し追い風。気持ちよく回して、70km。土曜日の糸魚川街道が楽しみ。

秋の尾根幹

佐渡から2週間経って、そろそろ自転車も乗りたい、と日曜日は久しぶりの尾根幹~北野街道コース。少し肌寒いくらいの陽気で、町田街道のレーサーは長袖が多い。私はノースリーブ。アームウォーマーをしようかと考えていると、連光寺の上りにさしかかって、結局最後まで付けずじまい。お天気だったせいか、尾根幹は自転車が多かった。グループ走行も多く、その最後尾に付くと、信号で停止の合図をしてくれる。親切にしてもらってるのに、その先の上りで4人グループ全員をパス。こういう気持ちのいい天気は、年に何度もあるものじゃない。次は2週間後の糸魚川スポルトだし、その後は自転車もお休みになるので、今季のロード練も残るは一回。馬駈のサーティワンで、今季初の休憩。そういえば、アイスクリーム休憩を今年はしなかった。誰もいないテラス席で、ゆっくりと休憩しつつ、残り20km。なんだか、この日は行きも帰りも追い風、みたいに調子が良く、少し負荷を掛けつつ、ペダルを回した。帰宅後、いつもより疲れているので、この日のランニングはなし。ドラゴンズのゲームが延長で長くなり、青息吐息で辛勝。やっとのことで4位、という中日も情けない。

15年目の佐渡国際トライアスロン

佐渡の大会は今年で26回、私の参加は連続15回となる。土曜日朝6時、車に自転車を積んで、家を出る。10時半、新潟港着。早すぎる。それにしても、暑い。それまで涼しかった東京とはえらい違いで、真夏の暑さになっている。エンジンを切った車に乗り込み、フェリー出航を待つが、ものすごい汗。予定どおり、3時過ぎに両津港に到着し、会場へ。会場では、4年前まで参加していた鳥取・皆生トライアスロンの時、ずっと同室だった阿佐美さんと会い、そのまま競技説明会へ。すごく久しぶりだったのに、あんまりそういう感じもなく、近況報告など。「スイスのアイアンマンが16時間でやっとゴールしたのに、15時間半でゴールできるわけないよ~」なんて、翌日のAタイプは諦めムード。じゃあ、明日は会えないけど、またね、と別れ、宿へ向かう。宿の前には、うるま荘時代からのKカップルが待っていた。宿のおじさんも「おう、元気そうだな」と、出迎えてくれた。翌朝、ぐっすりと寝て5時にKカップルと一緒に出発。トランジットでは、毎年会う横須賀、横浜の昔の仲間とまたもや近況報告。65歳のノザワさんは、「またウエット作っちゃったのよ」「じゃあ、あと5年はやらないと」なんて話して、記念撮影。いよいよ、スタート。海は凪いでいて泳ぎやすく、バイクは海岸線の向かい風が強く、いよいよランパート。陽射しが強く、暑い。農家の私設エイドの水道を頭からかぶったり、甘いスイカをいただいたり、畑野の折り返しまでは辛かった。ここから、あとは10km。時折、涼しい風も吹いて、段々楽になってきた。ラストの5kmも短く感じたほど。ようやく商店街を抜けると、ゴールゲート。今年は応援隊の卯月夫婦とハイタッチして、ゴールテープ。すぐ前のおじさんが、「きつかったですね」と笑顔。トランジットでバイクピックアップする時に、佐渡出身の恵子さんとしばらく話す。Kカップルと、駐車場手前で合流し、ビューさわだのお風呂へ行く。水風呂が気持ちいい。「年代別優勝おめでとう、かっこいい!」と自宅のPCを見ていた甚平からメールとゴール画像。5年ぶりの優勝は、すごくうれしい。

秋みたいな残暑

ムシムシと暑かった猛暑から、一気に秋のような天気かと思ったら、秋の長雨みたいなここ数日。すごく、不快。ずっと晴れていない。今日も一日、シトシトと雨が降っている。昨日の日曜日は、とても涼しい8月最終日だったが、朝から尾根幹、野猿峠、北野街道、町田街道の80kmを走ってきた。気温は低めだったが、少し走ると汗はボタボタ。ボトルごと凍らせたポーラーの水は60km地点でなくなっていた。涼しいのは楽だけど、やっぱり夏はまだ終わっていない、というぐらいの陽射はほしい。このまま秋になってしまうのはどうにもこうにも寂しい。家に戻って、それでも食欲はいつもと同じくないので、洗濯をして、勝たない野球を眺めていたが、8月最終日もドラゴンズは勝ちそうにないので、テレビは消して、本を読んでいた。2階の乳幼児がお母さんと遊んでる声が聞こえる。前日、読み終えた「恋愛中毒」がすごく面白かったので、もう一度読み返してみる。それぐらい、面白かった。ただの恋愛小説かと思いきや、そうではなかった。ラストに向かって、どんどん怖くなる展開。そして、予想を裏切るラスト。サスペンスではないのに、ゆるゆるとフェイドアウトしていくラストではなかった。なので、最初から伏線らしきものを探して読んでいる。

ぶどうパフェ

気温は昨夏のほうが高かった気がするが、とにかく蒸し暑い。今年のほうが暑い、という人もいる。陽射しは対してなくても、暑さを感じてバテる。日曜日もそうだった。天気は曇り。時折、陽射しが強くなるが、ジリジリ焼けるほどではない。それでも、暑い。お腹の真ん中がじわじわと気持ち悪くなっている。ロードもちらほらといるが、ヨレヨレ。連光寺を越え、尾根幹へ。今日も野猿峠を行く気がしないので、北野街道。麻生警察手前でポーラーの冷え冷え水は売り切れ。あとは休憩地点まで、ふらふら。この夏は、私の周囲でも落車の話を聞く。しかも、みんなかなりの大けが。転倒する直前で気を失っているのか、かなり打ちどころも悪い。気を付けないと、と多摩川を越えたミニストップで休憩することにした。まるごとぶどうパフェとアイスコーヒー。「まるごと」と付いているのには、ちゃんとした理由があった。アイスクリームの下にもぶどう。とにかく、この器の中にはソフトクリームとぶどうしか入っていなかった。なので、「まるごと」。たっぷりとぶどうを食べて、コーヒーを飲んで、帰宅。それでも、軽く熱中症。食欲なし。夕方、ランに出かけるが、蒸し暑さが堪える。腿も張っていたので、ラスト1kmは歩き。今週は20kmしか走らず。

私のなかの彼女

久しぶりの角田光代。彼女、というタイトルでは直木賞をとった「対岸の彼女」があった。あの専業主婦の主人公より、今回は著者に近いのか、主人公の成長(堕落?)ぶりが、妙にリアルだった。少し様子のいい彼氏との、彼の言うままに寄り添って、精いっぱい付いていく大学時代。その大学時代に、すでにクリエイターとして一時、売れっ子となっていく彼と、その言動に左右され、生き方を模索していく和歌。やがて、彼女が作家となって売れていくと、同棲を始めるものの、それを認めたくない、スタイルを変えない仙太郎。その二人の関係性の中に、母、祖母の人生を絡めながら、やがて自分の人生も暗中模索していく。「対岸の彼女」より、「八日目の蝉」より、主人公の生き様が辛く、身に迫ってくる。作家という仕事を続けていく苦しさ、好きな男との生活、肉親との関係、それは同時に保持しようとすればするほど、どんどんバランスを欠いていく。そして、祖母の人生を知れば知るほど、自分と重なりあって、そして苦しくなってくる。それでも、この主人公は、最後には小さな糸口をみつけていく。希望の光をみつけて、終わっている。ここに救いがある。

夏本番

不安定な天気が続いた夏序盤も、8月に入ると連日猛暑の夏らしい陽気になった。バイク練習に出る時は、腕や肩にもしっかりと日焼け止めを塗って出かける。それにしても暑いので、熱中症にやられないように、水だけはしっかりと飲んで走っている。お盆休みは4日間のうち、3日練習。バイク&ランだったり、ラン&スイムだったり、ジム友と二人のおしゃべりランだったり、なかなか充実していた。夏もそろそろ終盤戦になってきた。7月下旬に痛めた肉離れを、だましだまし走ったり、泳いだりしていたら、今度は右腕の広背筋に蕁麻疹ができていた。血行が良くなると痒みが強くなる、と書いてあったので、運動はしばらく自粛。今年はまわりでも故障者が多く、転倒だったり、怪我だったり、年と共にその頻度は高くなる。佐渡トライアスロンまで、あと2週間。これ以上、故障が出ないように、残りのトレーニングを楽しむことにする。

海の日三連休

夏休みが始まって、最初の三連休、海の日。いつもはものすごい猛暑なのに、今年は涼しい。梅雨明けもお預け。土曜日はまだ不安定で、ときおり雷&豪雨。夕方、その隙をぬってランニングに出かける。涼しい。でも、前日から大臀筋のあたりが痛いので1時間で戻る。日曜、月曜の午前中はバイク練習。連光寺坂、尾根幹、北野街道、町田街道の70km。暑くないので、とても楽。月曜日なんて、長野の高原を走っているような爽やかさだった。連休なので、尾根幹もロードが多い。後ろについて、しばらく様子をみては追い抜く。北野街道でも涼しさは変わらず。今年は猛暑になるのだろうか。夕方、ランに出かけるが、週末から大臀筋の筋違いのような痛みがあって、度々立ち止まる。ストレッチをしてから、シャワーでアイシングをしてみるが、一向に良くならない。