梅の郷、青梅ライド

11月も暖かだったのに、12月の最初の週末も小春日和。土曜日はいつものごとく、渋滞のクルマをぬってロードで実家帰宅。ロード男性とデッドヒートだったので、いつもより5分早く到着。男の人は、女に抜かれると、ほぼ100%抜き返してくる。もっとも、こちらはジーパンにおしゃれリュックという普段着で、そういうオバハンに抜かれたら、ムカッとくるんだろう。こちらとしては遅いから抜いているんであって、下りを利用して抜き返されても、また抜かなくてはならず、ストレス。日曜日は、たまライドの新コースを作ってみたので、そのデータを元にGPS立ち上げて試走へと出かける。チューブレスレディタイヤなので、万が一パンクの場合、タクシーでは高額になってしまうので、ボトルケージに輪行袋を入れる。すごく安心感。100km越えてしまうので、9時15分に出発したものの、行きは向かい風でスピード出ず。コースどおり、秋川渓谷へ行き、山田通りを上川霊園の前を通る。長いトンネルが2つもあり、追い越すクルマもぎりぎりで怖い。これはなしだな。梅ケ谷(うめがた)峠は緩やかに登っているけど、最後の1kmくらいが10%くらいの急坂になる。下ると吉野街道、ほどなく青梅市梅郷、梅干しや観梅の看板が連続する。すごくいいところだ。昼食場所にした釜めし屋へ。こちらもとても美味しく、堪能。帰りは吉野街道、青梅街道、多摩川経由で帰宅。120kmはさすがに疲れたけど、今日も面白かった。

 

真っ青なキャンバスに紅葉が美しかった

今年は11月初旬に寒さがきて、紅葉が早いのかと思っていたら、中旬以降が春のような暖かさで、一向に進まず。もう明後日から師走だというのに、昼間は半袖でいられるような陽気である。今年最後のたまライド100Kは、そんな絶好の秋空の下で開催した。雲一つない、紺碧の空に、ピークを迎えた紅葉が映える。スタート直後、西の空には富士山もくっきりと見えて、爽快といったらない、というライドだった。人数が少なかったこともあって、スピードは速いものの、休憩時間のおしゃべりに花が咲き、結局はいつもより遅めのゴールとなった。今年は参加人数が昨年よりも少なく、過去最低を更新したものの、コロナが安定してきたので、来年を見据えたコース新設など、参加者やガイドからの意見でメニューを増やすつもりでいる。自転車に乗り始めて24年、今年はさらに自転車が面白い、と思える一年だった。

冬のはじまり

11月も下旬になったが、暖かい日が続いている。日差しがあれば、半袖でいられるぐらいだ。なので、都心の紅葉がなかなか進まない。今月中に日比谷公園や芝公園の紅葉を撮らなくてはいけないのだけど、今週木曜日がリミットになるかな。日本でのコロナは落ち着いたのに、飲食店への客足は戻らず、スポーツイベントの集客もさっぱり、という11月。2年近く続いた習慣は、そうそう元へは戻らない気がする。まだまだ影響は大きくて、先が見通せない年末。明るいニュースを探したいなぁ。

自転車で走る東京

東京の自転車コースをデータ化する仕事をしている。なので、ここのところ自転車に乗る距離が多い。先々週と先週の2週間で490km。ガソリン高騰と行楽渋滞で土曜日はクルマだと相模原まで2時間かかるので、自転車移動にしていることも大きい。自転車だと渋滞の行きは1時間45分、帰りは1時間半。日曜日はたまライドの試走や自主練で100kmほど走るので、トータルするとそれくらいになる。先日は、野尻湖トライアスロンで知り合って、たまライドのガイドもお願いしている鈴木さんと、100Kコースの試走。「痩せましたか」と聞かれた。自転車イベントは去年より、今年のほうが参加者はさらに減っている。人は集まるな、というコロナ禍の風潮で今後はどうなるのか。来年のトライアスロンも、まったく何も決まっていない。

自転車で雑司ヶ谷へ

コース試走で雑司ヶ谷へ。下高井戸の甲州街道で信号待ちをしていたら、見知らぬご婦人から「どちらまで?」と聞かれ、「雑司ヶ谷です」と答えると驚かれた。笹塚から神田川沿いで新宿方面をめざす。山手通りを渡って、下落合、目白と地名が続いて、目白通りの雰囲気ある景色が現れると、学習院大学。そのまま進んで、鬼子母神。時節柄、七五三のお参りの家族が多い。この辺りは戦災の被害を受けていないらしく、商店街も昭和の雰囲気そのまま。早稲田はすぐ隣にあるんだけど、学生時代は位置関係なんてわからないし、まったく来ることはなかった。自転車だから移動できるし、このあと早稲田から明治通りで新宿に出る。編集プロダクションに新卒で入社した時から来ている、満来でざるラーメンを食べた。代が代わって、二階はなくなっていた。おそらく10年以上ぶりに食べている。あれだけ走ったのに、なんとか食べきれるほどの量で、これも全然変わっていない。

秋雨の紅葉美山通り

たまライド70Kは紅葉の武蔵野を気持ちよく走れるはずだった。去年の10月が絶好の行楽日和で、宣言明けのライドを楽しみにしていたのに。前日夜になって、天気予報は残酷にも降水確率70%。すでに参加者には連絡できず、当日、現地で走行するかどうかを考えることにした。予報では雨は11時から夕方まで。雨に降られての70kmは寒いのではないかと心配したが、全員が「走りたい」という意見で、時間どおりに出発。「どうせ降る降る詐欺だよ」と幹さんは言っていたのに、町田街道の相原辺りで雨は本降りになって、コンビニで止まってカッパを着る。予報どおりの11時だった。それでも、小雨のまま降り続き、時々は小止みになって、後半の尾根幹も車もサイクリストも少なくて走りやすい。連光寺坂の下りで1人の参加者が走行不能のメカトラで離脱、タクシーで創造舎に戻ることになった。残り20Kmは多摩川沿いの直線で、なるべくペースを上げて走ってきた。泥だらけの自転車は水で洗い流し、かえってきれいになっていた。「終わってみれば、雨も楽しかったね」という感想で、結果オーライということになった。

宣言明け渋谷スクランブル交差点

今週はぐっと寒くなっている。ようやく長袖の着るものを出したばかりだけど。先週の日曜日は雨、その前はハマスタ、その前は仕事、で実に4週間ぶりのロードの日曜日。前日の風が強い土曜日は、自転車で実家に帰っているので、66km。さて、どこを走ろうかと走り出すが、この日も風は吹いている。しかも、北に向かって走るので、向かい風。やる気はそがれ、コースで気になるミッドタウンの道を月曜日に行こうかと思っていたけど、いっそのこと、午後に行ってしまおうと、早々に45kmで切り上げて、ざっと着替えて自転車も替えて、渋谷方面へ向かう。日曜日のスクランブルを見るのも久しぶり。人出は多いけど、みなマスク付けてる。虎ノ門をぐるりと回って、渋谷でおにぎりを買って、神泉のファミマで食べた。2時間と少しで任務完了。秋は自転車が気持ちいい。

東京を自転車で走る理由

東京の自転車コース作成の仕事で、コース試走や撮影で東京を走る。バイシクルライドで19年、コースガイドでも都内コースをやっていたこともあって、勝手知ったる道を、まさに縦横無尽に自転車で。何回走ったかわからない場所も、走る度に面白いし、きれいだし、まったく飽きないことに自分でも驚いている。東京は不思議な都市だ。他のどんな街とも違う、魅力にあふれている。ライブ感というのか、人が動き、街が息づき、日々変化している。それが、自転車だとすごくよくわかる。きっと、歩いても、車でも、気づかないのだと思う。ゆるいスピード感、それが街を知るためにには重要な気がする。バイシクルライドやりたいなぁ。

 

浜風吹くハマスタ

DeNAベイスターズは、古くは大洋ホエールズ。ホームは川崎球場で、子供の頃、ヤクルト戦を見たことがある。ヤクルトの先発は安田で、大洋は平松だった。同じ神奈川県でありながら、球団名が変わり、横浜スタジアムがホームになった。高校の神奈川県予選で、できたばかりのスタジアムに応援に行った。わが麻溝台高校の相手は東海大相模。最初は舐められて2軍が出てきたのに、麻溝も加点して、5回くらいでどんどん1軍を引っ張り出した。原辰徳は卒業したあとだ。球場は狭い感じがして、マウンドも低い。試合は見やすい席で、内容も面白かった。チケットを取ってくれたドラファンの塚本さんともいろいろ話ができて、充実の日曜日。帰りは真っ暗な中を、国道1号線を飛ばして帰った。

都心も秋の気配

先週末は、撮影で土日とも仕事だった。コロナ禍以降では、初めてのこと。これ以上ないくらいの秋晴れで、気持ちいいことといったらない。土曜日は野川、日曜日は都心部へ。青山墓地を通って、門仲、隅田川まで行った。自転車での撮影は、このところGR DIGITALⅣを、ズボンの右ポケットに入れ、乗りながらシャッターを押すことも多い。背中にはリュックがあるし、一眼レフではできない。GR DIGITALⅣはすでに生産中止になっているコンデジで、2年半前に中古で買ったもの。それまで、GX100を使っていて、使い勝手が良かったので、だいぶ後になるけど、後継機種を買った。レンズもf1.9と明るく、マクロで遊べるし、画像がとてもきれい。バッテリーを共有できるのもいい。二日で200枚近く撮影して、戻ってからデータを取り込み、さらに前日行って気になったところがあったので、夕方再び野川へ。近くなのが便利だ。野川はおそらく、秋が一番きれいだと思う。もうすぐ、紅葉になってくると、葉が落ちてきて、冬場は寂しい景色になる。散々、ランニングで走ったコースがこんなにきれいだったことに驚く。