糸魚川まで288km

今年は令和になって10連休、その次の土曜日が東京→糸魚川ファストラン、という慌ただしいスケジュール。しかも、連休最初の日曜日の朝、なんだか喉が痛くて、その日から風邪薬を飲み続けるが、1週間は走れず。10日の休みのうち、結局走れたのは4日だけだった。まだ咳も痰も出るし、どうなるんだろう、とスタート地点へ。ここ2年は雨のスタートだったけど、今年は寒くもなく、そして風もなく、この上ない好天だった。道中、1年ぶりのメンバーと挨拶したり、追い抜く時に声を掛けられたり。ようやく明るくなってくるのは、白州あたり。富士見峠を越えて諏訪湖あたりで、卯月夫婦に追いつかれる。4人のパックで第一チェックポイントへ。その後、信州新町大岡エイド、そばパンをいただいて、ここからは長野市へ出て、坂中峠を越えて、妙高へ向かう。妙高でもまだ寒くもなく、残りは90km。冷えたゼリーを1個食べて、橋本さんが、「おいなり、食べてよ」というので1個食べ、あんぱんをポケットに入れて出発。妙高の下りは長いが、今年も向かい風、ということは、海岸線の8号線までも向かい風ということ。50kmは我慢の走り。海岸線に出ると、なぜかスイッチが入り、がんがんと踏める。今年は向かい風ではないようだ。残り40kmは、高回転で踏み続け、あと○km、とサイコンの数字を頼りにゴールをめざす。午後4時45分、ようやくゴールゲートが見えてきた。みんなが出迎えてくれて、3年ぶりにゴールできた。