サンセット・シクロクロス

立川市旧多摩川小学校のサイクルステーションで行った第1回目のサンセット・シクロクロスが無事に終了した。9月末にオープンしたCSでの初めてのレース。校庭を使って、一周2分未満、プロ選手で1分20秒のショートサーキットを、30分の間周回する。高低差はないものの、コーナーの連続で、堆積した砂にタイヤを取られて、転倒は続出。「膝小僧を擦り剝いて、校庭の水道で洗うって、なんか懐かしい感じがした」と参加選手。そういえば、校庭で遊ぶのは、みんな小学生以来のはずで、何十年も前の話。受付は保健室だし、表彰式は朝礼台だし、タイヤの跳び箱もあるし、夕方はライトも点灯して、夕焼け小焼けで日が暮れて、と歌いだしたくなるような、ノスタルジックなレースになった。「いやぁー、楽しかった」と、転んで砂だらけになった顔をくしゃくしゃにして、何人もが言ってくれた。こういうレースから、本格的なシクロクロスへ参戦できる。敷居の低い、シクロクロスレースが誕生した。