酷暑の夏

猛暑、なんてものじゃなく、酷暑。
気温が40度って、体温でも高熱なのに、空気が高熱状態って。
佐渡まで、残る3週間、1週バイク練を開けてしまうと、残り2回になってしまうので、日曜日、すでに6時でも暑いのに、ボトルごと冷凍庫でキンキンに冷やした750mlポラーボトルを2本持って、連光寺へ。8時半に出発して、10時頃まではいつもの暑さだった。これが、11時を過ぎた頃から、ぐっと暑くなってきて、保冷ボトルの水も、もはや熱湯状態。さっきまで、氷のかけらだった水を頭から掛けたら、熱い、熱い。高尾で40km、残り40km、帰れるだろうか、と不安になった。息を吸い込んでも、まるでドライヤーの熱風のようで、吸い込んでも息苦しい。少しの登りもお腹のあたりが気持ち悪く、3年前まで皆生トライアスロンの登りでやっていた、「あー、あー、あー」と声を出しながらペダルを漕ぐ。こうしていないと、お腹に力が入らない。心なしか、ロードの数も少ない。ボトルの水は、すでになくなり、残り7km地点のミニストップで、先週は食べられなかった白桃ヨーグルトパフェを食べる。カウンターで注文するが、顎から汗がボタボタと流れ、全身が汗でドロドロの中年女に、店員の男の子も引き気味。幸い、椅子席に誰もいないので、無理やり口に入れて、炭酸で流し込む。美味しいとか、冷たい、とかいう感覚がなく、喉につかえる感じ。最後の成城の登りを登って、なんとか80km終了。シャワーで水をしばらく浴びると、そのままソファに横になる。今年の夏は、ハンパネー。