なんのことだろうと本を読んでみると、前半飛ばして走るのがポジティブスプリット、その逆がネガティブスプリットらしい。最初に飛ばしてしまって後半を失速するのがマラソンでは多いため、前半は抑え目で走れば、後半を上げて走れる、そのほうがタイムが伸びる、と本では言っている。たしかに、30km以降は自分ではがんばって走っているつもりなのに、ペースはどんどん落ちてしまう。心拍160を越えない程度で前半を走れば、後半に余力があるというのである。で、日曜日に30km走をしたので、前半は抑え目で走ってみた。野川公園までは13kmほど、ここから仙川まで東八道路を5kmほど走るが、たしかにいつもは重いこの道も楽に走ることができた。仙川に入っても、疲れはあまりなく、ちょうど3時間で帰宅。消耗度も、いつもより少ない。なるほど、これがネガティブスプリットか。