ジブリ

一ヶ月ほど前から、ブレーキを掛けるとヘッド回りがカクンカクンとして、どこか緩んでいるような不穏な状態で、ショップへ行かなくちゃ、と思いつつ年越し。なかなか時間が作れずにいたところ、週末ようやく三鷹の店長のところに行くことができた。日曜日の夜、電話をすると、「一旦出かけますけど、8時半頃戻ります」というので、その時間に合わせて自走することにした。この日、車がなくて、しかも夜なのに気温が8度もあって暖かい。ラジオを聴きながら、真っ暗な道を三鷹へ向かう。店は棚卸の最中で学生アルバイトの二人が黙々と作業中。「こりゃぁ、ヘッドだなぁ」と店長があらゆるところを締めてくれる。「ブレーキシューも減ってるし、バーテープも巻いてほしいんだけど」「お客さん、困りますね、こんな時間に‥‥」って、自分の愚痴も吐きつつ、作業は終了。ヘッドのガタツキはなくなって、ついでに新しいチェーンオイルをたっぷりと差してくれた。写真は、店長にもらったスタジオジブリのがまぐち。名刺入れに使うことにした。刺繍は、内側、表、裏、とすべて違う絵柄で三か所に入っていて、ディテールにこだわったジブリらしい作り。