秋雨の紅葉美山通り

たまライド70Kは紅葉の武蔵野を気持ちよく走れるはずだった。去年の10月が絶好の行楽日和で、宣言明けのライドを楽しみにしていたのに。前日夜になって、天気予報は残酷にも降水確率70%。すでに参加者には連絡できず、当日、現地で走行するかどうかを考えることにした。予報では雨は11時から夕方まで。雨に降られての70kmは寒いのではないかと心配したが、全員が「走りたい」という意見で、時間どおりに出発。「どうせ降る降る詐欺だよ」と幹さんは言っていたのに、町田街道の相原辺りで雨は本降りになって、コンビニで止まってカッパを着る。予報どおりの11時だった。それでも、小雨のまま降り続き、時々は小止みになって、後半の尾根幹も車もサイクリストも少なくて走りやすい。連光寺坂の下りで1人の参加者が走行不能のメカトラで離脱、タクシーで創造舎に戻ることになった。残り20Kmは多摩川沿いの直線で、なるべくペースを上げて走ってきた。泥だらけの自転車は水で洗い流し、かえってきれいになっていた。「終わってみれば、雨も楽しかったね」という感想で、結果オーライということになった。

宣言明け渋谷スクランブル交差点

今週はぐっと寒くなっている。ようやく長袖の着るものを出したばかりだけど。先週の日曜日は雨、その前はハマスタ、その前は仕事、で実に4週間ぶりのロードの日曜日。前日の風が強い土曜日は、自転車で実家に帰っているので、66km。さて、どこを走ろうかと走り出すが、この日も風は吹いている。しかも、北に向かって走るので、向かい風。やる気はそがれ、コースで気になるミッドタウンの道を月曜日に行こうかと思っていたけど、いっそのこと、午後に行ってしまおうと、早々に45kmで切り上げて、ざっと着替えて自転車も替えて、渋谷方面へ向かう。日曜日のスクランブルを見るのも久しぶり。人出は多いけど、みなマスク付けてる。虎ノ門をぐるりと回って、渋谷でおにぎりを買って、神泉のファミマで食べた。2時間と少しで任務完了。秋は自転車が気持ちいい。

東京を自転車で走る理由

東京の自転車コース作成の仕事で、コース試走や撮影で東京を走る。バイシクルライドで19年、コースガイドでも都内コースをやっていたこともあって、勝手知ったる道を、まさに縦横無尽に自転車で。何回走ったかわからない場所も、走る度に面白いし、きれいだし、まったく飽きないことに自分でも驚いている。東京は不思議な都市だ。他のどんな街とも違う、魅力にあふれている。ライブ感というのか、人が動き、街が息づき、日々変化している。それが、自転車だとすごくよくわかる。きっと、歩いても、車でも、気づかないのだと思う。ゆるいスピード感、それが街を知るためにには重要な気がする。バイシクルライドやりたいなぁ。

 

浜風吹くハマスタ

DeNAベイスターズは、古くは大洋ホエールズ。ホームは川崎球場で、子供の頃、ヤクルト戦を見たことがある。ヤクルトの先発は安田で、大洋は平松だった。同じ神奈川県でありながら、球団名が変わり、横浜スタジアムがホームになった。高校の神奈川県予選で、できたばかりのスタジアムに応援に行った。わが麻溝台高校の相手は東海大相模。最初は舐められて2軍が出てきたのに、麻溝も加点して、5回くらいでどんどん1軍を引っ張り出した。原辰徳は卒業したあとだ。球場は狭い感じがして、マウンドも低い。試合は見やすい席で、内容も面白かった。チケットを取ってくれたドラファンの塚本さんともいろいろ話ができて、充実の日曜日。帰りは真っ暗な中を、国道1号線を飛ばして帰った。

都心も秋の気配

先週末は、撮影で土日とも仕事だった。コロナ禍以降では、初めてのこと。これ以上ないくらいの秋晴れで、気持ちいいことといったらない。土曜日は野川、日曜日は都心部へ。青山墓地を通って、門仲、隅田川まで行った。自転車での撮影は、このところGR DIGITALⅣを、ズボンの右ポケットに入れ、乗りながらシャッターを押すことも多い。背中にはリュックがあるし、一眼レフではできない。GR DIGITALⅣはすでに生産中止になっているコンデジで、2年半前に中古で買ったもの。それまで、GX100を使っていて、使い勝手が良かったので、だいぶ後になるけど、後継機種を買った。レンズもf1.9と明るく、マクロで遊べるし、画像がとてもきれい。バッテリーを共有できるのもいい。二日で200枚近く撮影して、戻ってからデータを取り込み、さらに前日行って気になったところがあったので、夕方再び野川へ。近くなのが便利だ。野川はおそらく、秋が一番きれいだと思う。もうすぐ、紅葉になってくると、葉が落ちてきて、冬場は寂しい景色になる。散々、ランニングで走ったコースがこんなにきれいだったことに驚く。

秋の武蔵野道

9月も今日が最終日。秋も深まっている。今週の日曜日はたまライド100Kを開催した。今回は、参加者のほとんどが4~5回参加しているリピーターで、しかも、年代がガイドとも近いこともあってまるで同窓会のような一日だった。初参加は71歳の立川在住の男性だけで、休憩の度に全員で話が長くなった。しかも、気温は前日からぐっと下がっていて、この日の朝も気温22℃で、肌寒いほど。半袖で走っていたのは私だけだった。あんなに暑くてきつかった七曲り峠やその他の登りも、楽々行ける。参加者の感想で、「暑くなく、寒くなく」というコメントがあったけど、本当にそうだった。こういう時期は一年のうちでもあまりない。余裕の100kmで、和やかに終了。来月は70K。

高尾街道は秋の気配

久しぶりの雨でない日曜日、ロングライドしようと出発。小雨がぱらついているけど、気になるほどではない。どこを走るかはいつも決めていないけど、とりあえずあきる野をめざし、2ヶ月ぶりの七曲峠。滝川街道を渡って、高尾街道。夏と趣が違うなあ。ミニストップで果実氷メロンを食べて休憩。このまま甲州街道を渡り、館町で北野街道へ。大好きなこの街道を直進、野猿街道は登らずに、さらに旧道へ行き、川崎街道を連光寺まで逆登り。逆からのほうが長くてきつい。新大丸まで下って、府中街道を越え、町田街道へ。こう書いてみると、街道ばっかりだ。お昼は食べずに3時前に帰宅、86km。晴れていない一日だったけど、やっぱり自転車は楽しい。

芸術の秋

Facebookでお友達になった外勢さんは、かつては自身も自転車競技に参加、その後カミハギレーシングの監督をされたりした元自転車乗り。引退されてから、写真家に転身し、作品展で何度も入賞されている。その外勢さんが、メッセンジャーで今年も二科展に入選したが、コロナ禍で東京には行けないので招待券を送ってもいいかという内容だった。二科展は9月に国立新美術館で開催されるという。乃木坂なら、自転車で30分の距離なので、ありがたく頂くことにした。ここのところ雨続きで、金曜日の昼頃、ようやく上がったので出かけることにした。表参道まで行き、青山通りのイチョウ並木手前から、青山墓地の真ん中の道を広尾まで下る。美術館前に出る道を少し登って到着。輪留めの駐輪場も完備されていて、中に入った。ワクチン接種会場にもなっていて、若い人が多かった。会場は1階から3階まで。絵画、彫刻、写真が展示されている。すべてが入選作品でパワーが強いので、2時間かけて見ているうちに、少し立ち眩みがするほど。3階はギブアップして、小雨にもなってきたのでどこにも寄らずに帰ってきた。そういえば、暦の上ではすでに秋なのだった。

夏を惜しみつつの70K

さすがに、東京都の感染者増により、参加締切日前日までゼロ人だった今月のたまライド。締切日になって2人申込みがあり、振替1人と3人になったので、実施することにした。前日の土曜日が高湿度の暑さだったので心配したが、早朝小雨が降るような曇りの一日。ムッとした暑さはあったものの、日差しがないので走りやすい。コロナ禍で予約ができないキャナリィロウも、すぐに席を用意してくれて、後半の尾根幹も走りやすく、無事終了。最初から走りを心配していた参加者が、まさかのネガティブ感想にびっくりしたものの、これまで6年間開催してきて、参加者もいろいろな人がいるものだと実感。ガイドだって、ドタキャンがあったり、ネガティブ感想を言う人などいるわけだから、当然といえば当然。秋川渓谷のコースを、「景色がいいわけじゃないし」と言われたことが引っかかっていたけど、駐車場を出る時にナンバーを見たら、岩手ナンバー。岩手に比べれば、景観は見劣りしたんだと、納得。反省するところは反省しよう。

まだまだ真夏ライド

週末の雨で2週間走れなかったので、今週こそと日曜日に走り出すが、湿度はそれほどでもないのに、ムッと暑く風も強い。いつものように連光寺から登って尾根幹へ。こういう暑さだと、登りがしんどい。なんとか大栗橋まで走って、野猿街道を鑓水まで。キャナリィロウでお昼を食べる気もおきないので、そのまま町田街道から戻って67km。途中のファミマで休憩したが、とにかく帰りもきつかった。這う這うの体で辿り着き、がぶがぶと炭酸水を飲んで、しばらく放心。2時半になっているのに空腹感がなく、結局夕飯まで何も食べなかった。間違いなく熱中症。日差しがなくても、熱中症にはなるみたいだ。自家製塩麴に漬けた鳥胸肉のハムサラダ、シラスおろし、みそ汁という食事でなんとか落ち着いた。