寒暖差の激しいこの頃、一週間前はお彼岸なのに世田谷でも積雪があって、今日は真夏日。季節感がないこと甚だしい。先週末は9回目となるTOKYO RIDEで、今まで一度も雨天中止はないものの、前回の3月8日がひどい寒さだった。3月になったら寒さが和らぐと思ったら、この日が一番寒かった。そして漸く、本当に漸く、22日の古代ロマンを感じる芝公園は気温が20℃という春日。暖かいのはすべてを凌駕する、この日は表参道から根津美術館の前を通って、けやき坂、麻布十番。ちょうどたい焼きの浪花家の前を通ったので、腹ごしらえ。これがとても助かった。その後、芝公園の芝丸山古墳、千躰子育て観音、増上寺と見学して、愛宕神社の出世の石段、放送100年のNHK放送博物館と、見どころがいっぱい。ここですでに12時半。お昼に予定していた赤坂には1時前には着いたものの、人気町中華は大行列で、諦めて富ヶ谷の丸屋で蕎麦。走った距離はたったの20kmだったものの、初参加のOさんも、楽しんでくれたようだ。1人じゃ来られない裏道コース、東京はどこを走っても面白い。
明治大正昭和を堪能したTOKYO RIDE
寒い寒い弥生三月のライドでした。昼前の九段下のコーヒー休憩の時に小雪が舞い始め、どうなることかと思ったけど、なんとか天気は持ち直し、降られずに代々木公園に到着。今日は皇居東御苑平川門からの江戸城跡、旧近衛師団司令本部の建物、昭和館と、東京の明治、大正、昭和の歴史を学びました。お昼は、九段でみつけた焼き魚定食の店、幸村で。参加者の1人に「よく、こういうお店みつけますね」とお褒めの言葉をいただく。あとは、いつもの通りの裏道ばかりで代々木公園まで。ロードジャージのお二人は、寒い寒いを連発でしたが、普段着の二人は、さほど寒さも感じず。ガイドの私はアンダーシャツの重ね着とSPD防水ハイカットブーツで、この日も寒さ知らず。TOKYO RIDEは普段着+SPDシューズが一番。
春まだ遠し三月
やっと梅が咲き始めたのも束の間、今日から1週間は真冬の寒さらしい。雪マークもちらほらしている春まだ遠い3月。566で今年初ロングに出かけようと、この間小西さんに前輪タイヤ交換、前後輪のバルブ固着はシーラントを洗い流してもらって、バルブもクルクル回る。空気入れる時に、もうペンチいらないのね、という朝。ガーミンを見ると、566でたまライドで100km走ったのは11月10日で、実に3ヶ月ぶりになるらしい。ロードジャージを着て、すべての装備を終え、走り始める。ガチン、とペダルを嵌めると、不思議なことにスイッチが入る。多摩川沿いの道から、鎌倉街道、さらに尾根幹に戻って、今日は二ヶ領用水に沿って世田谷通りの登戸の信号に出る。なかなか趣深い道だ。たまライドでも使えるかも。二ヶ領用水が江戸時代初期に畑の用水として掘削され、それが次大夫堀公園でお馴染みの小泉次大夫によって行われたと知ってびっくり。400年も前の用水が未だ残り、自然豊かな道になっていた。走った距離は45km。ただ、思い切り踏めた直線路もあったし、なかなか有意義な初ロングだった。