今年のたまライドは昨年と同じく、8月を休みにして年に12回。8年目の今年は、初めて雨天中止が一度もなく、なんとか12回開催できた。が、しかし、ラストの100kはもう一人のガイドの手当がつかず、早々と4人で締め切り。1人で男性4人を連れて行くという、初めての試み。70kは過去2度、1人ガイドを務めたが、100kは初めて。ただ、4人のうち2人はリピーターなので、あまり心配はしていなかった。案の定、リピーターは最後尾を走ってくれて、なんのトラブルもなく、終了できた。おまけに、2週間前に行われた糸魚川スポルトのおかげで足がよく回り、最後まで先導でハイペースで走ることができた。多摩川沿いは30km/hオーバーとなって、すぐに後ろがいなくなる、というケースも多かった。初参加の37才男性は、こんなスピードで走ったことはなくて、100km完走できたことは最高にうれしいです、ということだった。来年も必ず参加したい、ということだったので、まずはめでたしめでたし。来月は番外編の築地グルメライドを開催、杉本さんは今から何を食べるか悩んでいる。
糸魚川まで332km
東京→糸魚川ファストランは、春は山梨市から糸魚川までの295km、秋は東京・駿河台の明治大学から糸魚川までの332kmの二本立て。春のクラシックは1人で、秋のスポルトは3~5人のチームリレーで挑む。スポルトは今年22回目の開催で、私は第1回の大会から参加している。コロナで2回の中断があったので、24年前くらいになるのか。当時は、春と同じく、高尾駅前から糸魚川までの281kmで、随分とのんびりしていたものだった。笹子峠や糸魚川街道を通ってはならぬ、という警察の指示により、12年前から春の大会はスタート地点とコースを若干変えている。でも、秋のスポルトは、糸魚川ファストランの原点に立ち返り、発祥の地、駿河台から旧コースを走るのである。スポルトは距離が50kmも伸びたことで、とにかく速く走らないとゴールができないことになった。今年のスタートは3時半、リミットの午後6時半まで15時間、チェンジのポイントまで車で移動し、自転車を下し、スタンバイ。これを15回繰り返す。食料は、私がいつも作る米1.2合分のでかいおにぎり2個とおかず、絹ちゃんのまい泉のカツサンドだけ。でも、これで十分一日過ごせる。エクセルで作った交代表に、到着時間を書き込んでいく。去年のタイムも入っているので、だいたいの目安になる。今年は天気に恵まれ、向かい風もきつくなく、どの区間も昨年比マイナスで進んでいった。結果、去年よりも30分近く早くゴールできて、道中も沢山応援されたり、抜きつ抜かれつで、とにかく楽しかった。参加22チーム中、女2人+男1人の3人チームながら、10位という好成績。「井上さんと田辺さんに、-30分のハンデはないよ」と何人にも言われたけど、正規ルールなのでね、悪しからず。
秋のプロペラカフェ・ランチライド
漸く涼しくなってきた、と思ったら、今年のたまライドも残り2回。プロペラカフェ・ランチライドを、爽快な秋晴れの土曜日に開催した。去年から、何度も体調不良で振替えだった宮井さんが、今回こそ、と申し込んでくれたのに、この日は仕事が入ってまたも振替え。今年は会えないことになった。今回は、静岡県から初参加の鈴木さんが、「ユーミンの中央フリーウエイだなと思って、昨日は車で中央高速を調布まで走りました」と、朝も一番にやってきて、このライドをいたく気に入ってくれたようだった。「70km、100kmにも挑戦したいんですけど、まずは様子見で申し込みました」と、走っている間もかつて住んでいた東京のことや、東京競馬場に好きな競走馬のお墓があることなど、いろいろと話してくれた。プロペラカフェでは、予約しておいて特等席で、プロペラバーガーのランチ。一番、距離の短いライドだけど、見どころは多く、満足感も高い。
自転車のみの市
昨日の土曜日は、2回目の自転車のみの市。今回は広報活動として昨年の利用したFacebookでの広告を5週間実施、加えて立川経済新聞から取材申し込みがあり、その後掲載もされたことで、朝日新聞の多摩版への掲載と、一週間前から問合せが多くなった。当日はなんとか雨も回避できて、昨年の倍以上の来場者で賑わった。出展数は昨年ベースながら、一店舗の出展数が多かったので、各店舗とも売り上げが大きかったようだ。昨年はたまライド実施日だったので、写真でしか見られなかったけど、今回はいろいろ取材もできて、いろいろと参考になった。フリマ好きの人たちは、いつもオールドパーツを探していることもよくわかった。それにしても、朝から昼まで、湿度85%の立川は、異常な暑さだった。