初冬の多摩川70K

久しぶりに降水確率0%、まがうことなき冬晴れの日。冬はたまライドの参加者が多くなる。自転車に一番、という秋はどういうわけか人気がない。先月も紅葉はきれいだったが、この日はさらに深まっていて、秋川街道、美山通り、高尾街道と、どこを走っても紅葉はことのほか美しかった。町田街道に入って、イチョウ並木は黄金色に輝き、もうすぐお昼の時間だったが、参加者を和ませた。今回は、早々と申込みをしてくれた芝学園の高校生二人、中学一年生の伸くんはお父さんと親子での参加。子供たちは最後まで元気で、帰ってきてからも笑顔だった。午後から走った尾根幹は、先日2020年東京五輪のロードレースコースにもなり、ここのところ知名度も急上昇。まさに、自転車乗りの聖地となっている。私は三連休の初日にも走ったが、ホイールの調子がいいせいか、なぜか登りも絶好調だった。午後からはランニングの約束があったので、さくっと50km。冬の日差しを受けてキラキラと輝く紅葉は、まるでご褒美のようだった。普段に着る服には、このところとんと興味を失っているが、サイクルジャージは何着でも欲しい。ブラックフライデーのセールで、またRaphaのジャージを数着買ってしまう。これでどこを走ろうか、と考えるのも楽しい。

スポーツの秋

秋晴れの日曜日、先週出来上がってきたコズカボUSTホイールの試走をすべく、多摩川方面へ。尾根幹はさすがに今週2度車で往復しているので、府中街道から尾根幹経由で甲州街道、気が付けば下北沢だったので、ルノーでカングーの限定カラーを見ようと環八へ向かう途中で、グラウンド。ラグビーやってる、と思ったら明大八幡山グラウンドだった。なんだか試合のようだったので、中へ入ると、観客席には人がいっぱい。どこと試合だろうと、ネットで検索してみると、これが関東ジュニア選手権、プロ野球で言うと2軍の試合みたいで、それでも準決勝、相手は慶応義塾。そういえば、ジャージが縞々ではなく、紫紺一色。すぐ前はゴールで、明治が攻め込まれると、ぎりぎりまで選手がやってくる。試合の間はずっと選手は声で指示を出して、水を飲む時もずっと作戦の確認、体がぶつかる音まで聞こえる。試合は明治が勝ったみたいだったが、ドローンで撮影もしていて、迫力があった。newホイールはといえば、回り出すとすごい、巡航30kmはすごく楽。なので、結果的にはSLよりいいのではないかと思った。自転車はフレームもホイールも、軽けりゃいいってもんじゃない。道は登りばっかりじゃないのでね。

晩秋の100K

今年2回目の100Kは、紅葉まっさかりの武蔵野。ほんの2ヶ月前は、気温37度で暑さでふーふー言いながら走っていたのが嘘のよう。暑くなく、寒くなく、紅葉がきれいで、本当に気持ちがいい。少人数だったせいか、ペースが早く、この3年で最速の100kmになった。秋川街道、美山通りと、車もほんとに少なくて、所沢から初参加のYさんは、「こんなにいいところがあるんですね。遠くなんかに行かなくてもいいですね」と言ってくれた。尾根幹も初めてだったようで、「走りやすいですね。さすが、自転車に人気のある道路ですね」。いつもより早くたちかわ創造舎に帰ってきて、全員でLINEのIDを交換。ガイドをしたというより、サイクリングに参加した、という感じ。こういうライドは疲れない。