たまライド100K

もういい加減にしてほしい、今年の蒸し暑い夏も2ヶ月。普通ならば、昼間は暑くても、夜には涼しい風でも吹いていそうな8月末も、一日中ムシムシ、この日も今夏最高気温37度を記録してしまった東京。そして、たまライド100Kの日であった。熱中症を心配する声もあって、どうなることかと思ったが、昼前に50代男性一人が熱中症の症状で木陰で休み、そのまま創造舎まで戻った。ずっと話はできていたし、渡したおにぎりを一気に食べていたので、立ちあがった時はだいぶ回復していた。昼食後、一行は30代3人、大学生、高校生、中学生の若者3人、そして50代一人という参加者になった。やはり若人は元気で、水がなくなるとコンビニ休憩をしたが、水や氷をみんなで分け合い、頭に冷水をかけて、それでもペースは落ちずに、笑顔のままゴールできた。参加者同士の会話も弾んで、極限状態を共有しているという全員おかしな一体感も生まれて、「すげぇ楽しい」一日だった。唯一50代で完走したイケダさんは、若者の体力に頼もしさを感じ、「ニッポンの将来は捨てたもんじゃない」というメールをくれた。最年少14歳のヒロキくんは、「前半の登りがきつかったですけど、後半は大丈夫でした」と軽々と答えた。やっぱりやってよかった、希望が見えた酷暑ライドだった。