サクラサク

もう2月が終わろうとしている。すでに今年も2ヶ月が終わるのだ。早すぎる。2月も寒かった。1月も寒かったし、12月も寒かった。今年はどうかしている。夜のランニングに出かけたくなくなったのは、ランニングを始めて初めてだったかもしれない。それくらい記憶がない。去年は、夜のランでもグローブをした記憶がない。今年は寒いので、走るのは週末のみ、しかも昼間。それでも、ドアを開けて外に出ると、「しまった‥」と思うことたびたび。今週の日曜日も、外に出たら気温は低く、寒かった。立春をとうに過ぎたのに、ちっとも春じゃない。その前の週と違って、風がないことだけが救いだったが、東京マラソンに出た知り合いも、ゴール後に寒さで震え、ハンガーノックで救護室行きだったようだ。そんなランでも、いいこともある。帰りの烏山川緑道では、河津桜が咲いていた。大橋近くで1本だけ咲いていたので、みなカメラに収めていた。面白いもので、写真を少し加工しただけで、そこは春なのだった。俳句の夏井先生曰く、花といえば桜のこと、花は春の季語である。この写真のカワヅザクラは、さしずめ「花の雲」といった季語になろうか。こんなに寒い冬をもう4ヶ月も過ごしていると、つくづく春が恋しい。暖かくなって、早く自転車に乗りたい。

多摩川トワイライト

1月28日午後5時20分の多摩川立日橋は、橋のネオンが川面に映って、何やら幻想的だった。まだ雪も残っていた。2週間経ったが、東京は未だに寒波の真っ最中。北陸の雪は140cmで、例年の6倍ということ。東京も寒い。夜に外を走りたくないという冬も、ここ20年ではない。節分は過ぎたのに、早く春が来ないのだろうか。日曜日の目黒川は、まだ日差しが暖かかった。時折吹く北風が冷たかったが、この日も目黒ぐるぐるラン20km。蛇崩れ川緑道も北沢緑道にも、春はまだ気配さえなかった。

もうすぐ節分

先週に引き続き、今週も雪。しかも連日ものすごく寒い。ようやくなくなった雪の上に、またうっすらと積雪しているのを見るとウンザリする。自転車っていう陽気じゃない。先週末の多摩川100Kは、予定どおり実施したが、あの日は奇跡だったような気がする。朝は氷点下の寒さだったけど、二ヶ所降りて歩いただけで、100kmまるまる走ることができた。何より、参加者が笑顔で楽しんでもらったようだったので、それが一番だった。メンバーに恵まれた。ご夫婦で参加の沼田さんは、すごく楽しかったとメッセージをくれたし、14歳の一生くんは「次の100Kも来ます」と帰りがけに言ってくれた。午後からは寒さが和らいで、スタート時の震える感じはなくなっていた。寒がっていたのはガイドだけで、みなさん防寒対策ばっちり。風邪欠席3人、凍結と寒さで欠席という人は一人もいなかった。びびって来なかったのはガイド2名だけ。ということで、ガイドはただいま募集中。