桜散る

桜はちらほらと散りかかっている火曜日、通勤途中には入学式の学校がいくつもあった。
入学式に桜が間に合ったのは、久しぶりではないだろうか。新一年生のネイビーの帽子に、桜の花びらは似合っている。
週末は、その桜をもたせるに十分な寒さで、日曜日の昼間、急に降ったかなりの雨のあと、寒さに震えながらバイク練の帰路についた。今シーズン初めてのロードレーサーは、新鮮でもあり、楽しくもあり、やっぱり自転車はいいなあ、と思わせた。
いつもの尾根幹コースを登っていると、最近始めたばかり、というロードの集団にも出くわす。
女性の姿もちらほらとあった。この日、朝から寒かったので、レッグウォーマーにウインドブレーカーという冬仕様。
高尾のあたりは、まだまだ桜は満開だった。
今年気づいたのは、桜並木の下を通ると、桜の香りがしたこと。
今まで感じていなかったのか、年を取ったからなのか、桜の香りはいいなあ、と何度も思った。