春寒の4月

春の選抜高校野球も終わり、プロ野球も開幕して、いよいよ春本番、と言いたいところだけど、とにかく寒すぎる。日曜日、月曜日はこの時期めずらしく、強く降る雨が二日間も続いた。しかも真冬並みの寒さ。山梨や長野は雪だったらしい。前日の土曜日も、雨こそ降らなかったものの、指ぬきのグローブを後悔するほど寒かった。ここ1ヶ月は実家へ自転車帰ると、汗びっしょりだったのに、汗一つかいていなかった。春の日差しの中で、ほのかに香る桜を眺めながら、春を感じることができるのに、今年はちょっと様相が違う。今日は都内のあちこちで小学校の入学式が行われていた。桜の花びらが舞う入学式って、何年ぶりなんだろう。来週あたり、半原の桜がきれいだろう。夕べの神宮球場のナイターも、厚手のダウンが必要なくらい寒かった。

桜咲く青梅

今年の桜の開花は10日くらい遅くなっている。一年前の写真やSNSを見ると、今日は桜の散り始めのようだ。世田谷の桜は今日で9分咲きくらい。日曜日に青梅で手打蕎麦コースの試走を行った。2時半からファーレ立川で野外劇を見ることになっていたので、朝9時に家を出て、その時間までに75km。とにかく、立川駅に電車で行ったことがないので、場所がよくわからず、駅前の商店街をうろうろ。路面がモザイク状になった道路を、上を見ながらうろついていたら、タイヤが取られて、車体が左に傾く。まさか、転ぶわけない、と思ったのに、派手に落車する。右肘、右大腿部を打ち付けて倒れていると、反対車線側の車からおじさんが降りてきて、「大丈夫か?」、近くにいた若い女性も駆け寄ってきてくれる。恥ずかしいやら、痛いやらで、「すみません、大丈夫です」となんとか立て直して、走り始めた。それにしても、自転車を起こして、ずっと支えてくれた女性も優しく、「ご親切にありがとうございます」とは言ったものの、やさしさに涙が出そうだった。これから、観劇なのに、右腕は擦過傷。なんとかお昼を食べて、無事に野外劇を見ることができた。

大寒桜咲く

先週からずっと寒い。土曜日は自転車で実家へ帰ったものの、夕方買い物に出たら、真っ暗な空から雨が。天気予報の降水確率って、0%じゃなかったっけ。夜には止む予報も、その時間はどんどん伸びていき、真夜中に変更。これって、毎度のことながら予報じゃない。ただの現況。自転車は仏壇の部屋に移動して、電車で帰ることに。しかも、気温が低く、寒いといったらない。日曜日は撮影の仕事でポーターで深川まで。日曜日はクルマが少なくて走りやすいので、今月も二度目の休日出勤。東京都現代美術館は来たい、来たいと思っていて、漸く叶った。素敵な美術館だ。運河の大横川では、大寒桜がきれいに咲いている。ここだけ、春みたいだ。電車で来ようと思うと遠いので、自転車がちょうどいい。なにせ、駅からかなり歩く。帰りはスムーズに皇居の代官通りから、四谷経由で。お昼はまた食べ損ねて、自宅でパスタ。

梅咲く青梅街道

今年は梅の開花が2週間ほど遅いようだ。都心でもようやく開花となって、週末は青梅で手打蕎麦ランチライドの試走に行った。今年のガイドの1人、鈴木さんと9時に関戸橋で待ち合わせ。前回同様、15分の遅刻。今日は100km走ることになるので、ここからはスピードアップで青梅まで。前回、1人で走ったのはまだまだ寒かった1月下旬。梅は蕾にもなっていなかった。その吉野梅郷では、白梅がきれいに咲いていて、香り高い吉野街道になっていた。今年のランチライドのお昼ごはんの場所にお願いした「わせいろう」で、天丼御膳。この日も美味しくいただいて、羽村取水口で玉川兄弟像を見て、多摩川を河口に向かって走る。風もなく、暖かく、この冬初めての指切りグローブ。春はもうすぐそこまで来ている。

東京の海を走る

日曜日はいつものごとく、自転車コースの仕事で走る。この日は東京マラソンで、都心部に入ることができないので、品川宿まで目黒通り~環七で行くことにした。旧東海道まで行きたいのに、なかなか着かない。途中でGoogleマップを立ち上げて、青物横丁で検索。随分遠い。ようやく、品川宿本陣に到着し、写真撮影など。ここからは旧海岸通りで天王洲へ。T.Y.ハーバーの前はまるでニューヨーク。運河を少し走って、浜離宮をめざす。今日は品川宿のほかに、豊洲ぐるり公園を撮影。お天気が良くて、釣り客が竿を垂れている。ランニングはいつもより少ない。この公園は、東京オリンピックを当て込んで、いろいろな施設ができたのだけど、なかなか厳しいのかもしれない。晴海大橋を渡って、日比谷通りではランナーを眺めながら、歩道走行。ランナーはトイレに行くにもマスク着用を求められていた。札ノ辻でようやく日比谷通りを渡れた。風が冷たく、この日も寒かった。

梅見ごろ

今年の冬はひどく寒くて、ことに2月は低温続きで梅の開花も大きく遅れた。月末になって、ようやく蕾が開いてきた。湯島天神の梅は十数種類あって、寒い冬とコロナでやられている人たちの心を和ませている。梅がいっせいに咲いていると、人々はみな笑顔になる。不思議だ。土曜日は、いつものごとくロードでの実家帰り。昼間はさすがに寒さもなかったが、夜の帰り道はいつもの通り寒かった。しかし、翌日の日曜日は気温こそ少し上がったものの、風が強く、午前中は南風だったのに、どういうわけか昼過ぎからは北風。一日中、向かい風の中を走っているようで、どうにもこうにも距離がいかない。65km走ったけど、前日の70kmより疲れてる。春はまだまだ遠し、といったところ。

増上寺千躰地蔵

今年は随分寒いのか、いつもなら梅が香っても良さそうなものの、都心でもまだ蕾もちらほら。例年より2週間は遅くなっているらしい。今月は湯島の梅を撮らないといけないのに、月末でぎりぎりという感じだ。先週は愛宕をぐるりと走ったんだけど、40km走っただけで、寒かったこともあってひどく疲れた。週末はまた悪天候で自転車に乗れず。この冬はかなりひどい。日曜日は何もすることがないので、午後は少し仕事をして、ダナーライトを取り出してオイルを塗り込んだ。雨の日曜日の靴磨き。

内藤新宿の歴史

今年の冬は寒い。毎週、雪降るぞ、と気象庁に脅されている。1月に都心の積雪5cmという思わぬ降雪があったので、ここぞとばかりに、大雪に注意、と警告する。今日も、連休明けは大雪、と脅されたが、夜半は雨だったので、また詐欺にあった気分。ただ、ここのところ、日曜日は寒いので、ロードで出かけていない。コース作成の仕事で、先週は新宿に行くことが多かった。新宿歴史博物館は、甲州街道最初の宿場である内藤新宿の歴史が、模型も使って展示されている。大学時代、早稲田から渋谷行きのバスに乗ると、大京町内藤町というバス停があって、内藤町ってなんなんだろう、と思っていた。内藤家の宿場町であるとわかったのは、かなりあとである。新宿は新宿追分もあるし、甲州街道あっての町であること。宿場町には岡場所が必ずあって、その名残がゴールデン街などの繁華街であること。予備校時代から、会社員時代までの8年間通った新宿は、私の原点のようなところ。今でも、一番落ち着く町なんである。

青梅で手打ち蕎麦のライド

春からたまライドに登場するランチライド2コース。プロペラカフェは近くなのでお正月明けに試食に行けたのだけど、青梅コースは実走すると100km越えになるので、この寒さで二の足を踏んでいた。朝は寒いし、夕方もまた寒い。土曜日が比較的暖かで、実家往復も楽々だったので、翌日曜日に出かけることにした。バックポケットが使えないのでウインドブレーカーなしにしたけど、これは後で後悔した。青梅がひどく寒かったので。チューブレスレディのロングは、保険として輪行袋をケージに突っ込む。これでかなり気が楽になる。糸魚川もこれで走るつもり。滝川街道の登りも大したことはなく、吉野街道の梅郷は梅一輪なく、それでもとてもいいコース。手打ち蕎麦のおいしい店も予約できることになって、収穫たっぷりの113kmだった。何年も前に走った青梅マラソンのスタート地点河辺を、初めて自転車で通過した。多摩川は深い。

真冬ライド

週末はいつものごとく土曜日はロードで相模原までの往復。夜はおでんにするつもりだったので、お昼に帰り際に矢部の越後谷豆腐店でがんもどきと厚揚げを仕込む。長年、相模原にいて、この豆腐屋さんで買ったのは初めて。店のおじさんとしばし、相模原談義。中学や高校の話で盛り上がる。このがんもと厚揚げが、おでんにしたらすごく美味しかった。この日は夜も大して寒くなく、前週よりも風がなくて走るのも楽だった。1時間33分で帰宅。先週は1時間50分もかかったから、北風の威力はすごい。ロードで走るつもりでいた日曜日、タイマーで暖房もセットしておいたのに、起きてみると晴れ予報が曇り。しかも、すごく寒い。なので、自転車はやめて、昼過ぎからランニング。真冬装備で出たものの、あまりの寒さに引き返そうと思ったほど。なので、馬事公苑を回って8kmほど。去年より、だいぶ寒い。愚かな政権のマンボウにより、日本丸沈没。