初夏のたまライド70K

いよいよ6月、夏到来である。と、先週末から、やけに寒い。土曜日のTOKYO RIDEは雨予報で中止、一日中雨だった。前日の金曜日も雨、最後の世田谷八幡宮の仕事は中止になった。10月から7ヶ月通った現場の最後ができなかった。今月から新人さんなので、なんとか頑張ってほしい。この間の三人の現場で、(八幡)最後だー、と何度か言っていたら、師匠に「やけに最後だ最後だ、言うじゃない。それは八幡がイヤなのか、俺がイヤなのか」と言われる。世田谷八幡宮は社務所全体を担当するので、とにかく疲れる。同じ5時間でも、疲れ方が違う、みたいな話をした。朝の神社は清々しくて好きだけど、お役御免、ということで。5月25日は、今年初めてのたまライド70K、7人でキャナリィロウを目指して七曲り峠を登る。初参加の24才高野さんは、茨城県から参加で、他の参加者ともよく話し、楽しんでくれたようで何より。翌週の富士ヒルに初参加ということ。この日も和やかに一日過ごし、時間どおりに終了。

菜種梅雨のプロペラカフェ・ランチライド

天気予報は当たらない、なんてもう何十年も言っていることだけど、本当に当たらない。今年初のプロペラカフェ・ランチライドは1週間前から降水確率は80%、中止やむなし、と思っていたら、前日になって9~10時50%と開催できるようになって、メール連絡。この回は新規参加者5名が同じグループで申込みをしていたが、全員が朝の雨で10月へ振替希望。長谷川くんは早々とTOKYO RIDEへ振替済なので、結局杉本さん1人とガイド2人のいつものメンバー。走り始め9時半は小雨、到着11時も小雨、結局プロペラカフェまではずっと雨だった。しかも、この日は暑くなります、なんて朝の天気予報で言っていたのに、午後の走り出しは、なんだか寒い。寒いので、スピードアップして調布飛行場滑走路横も、初のスルー。多磨霊園内で海軍大将のお墓をお参りして、飛ばしに飛ばしてたちかわ創造舎に到着。当たらない天気予報のおかげで、雨と寒さのライドになった。

新緑ライド

先週日曜日は、5月25日開催のたまライド70Kのスタッフ試走。同時間スタートなので、9時に約束していたが、8時35分に車で到着すると、当然のごとくヤングはすでに自転車セッティング完了。GW中の都内は、観光地とコストコ以外は道がガラガラ。何も渋滞の中を出かけなくても、都内にいるだけでゆったりできる。今年は、今まで出続けていた東京→糸魚川ファストラン・クラシックに出ないので、GW中にロング練習をしなくていい。それはいつ以来かと思ったら、かれこれ38年ぶりということに気づいて愕然とする。5年前から佐渡トライアスロンにも出ていないから、真夏の地獄トレーニングもしなくていいし、こういうのが老後かなぁ、としみじみしている。のんびりできるGWの、なんと心地がいいことか。久々の七曲り峠、美山通り、高尾街道は新緑の緑が美しく、一年のうちで一番好きなシーズン。新芽の香りも大好きだ。

もはや異国の浅草ライド

先週土曜日はTOKYORIDE開催から10回目となる、浅草・合羽橋。先月の一番寒かった3月8日の北の丸公園に来てくれた錦織さんが参加。同行だった谷口さんはこの日、お仕事だったとか。3名で浅草に向かう。紀ノ國坂から紀尾井町、皇居を通り、神田警察通りからすぐに浅草橋、鳥越神社、そして雷門通り、とほとんど裏道。錦織さんは「どこ走ってるのか、全然わかりません」と言う。それがTOKYO RIDEの醍醐味です。浅草は外人率が9割くらいで、仲見世は今や、ほとんどが土産物売り場。早々に退散して、合羽橋見学も早めに切り上げ、上野を通るので、旧岩崎庭園、湯島天満宮見学。この日も見学多めのライドになりました。

羽村の桜とチューリップ

今年最初のたまライドは青梅で手打ち蕎麦・ランチライド。3月末に開花した桜は、その後の雨と寒さで花は開かず。羽村の桜並木は八部咲き、チューリップは五部咲きだった。5ヶ月ぶりのたまライドで、昨年11月からTOKYO RIDEを都心で開催しているので、多摩川周辺をみんなで走るのは久しぶり。青梅の町はいつものごとく車がいなくて、遠くに奥多摩の山々が見えて気持ちがいい。半年ぶりのわせいろうの石臼挽手打ち蕎麦も美味しく、帰りの多摩川は桜まつりでごった返していたけど、みんなで楽しむたまライドを堪能した。

日曜日のサイクルクリニックK&

4月がスタートしたのに、今日も雨、明日も雨らしい。1週間前に開花宣言された桜も、雨で花びらが落ちている。今週末はたまライドのキックオフで青梅で手打ち蕎麦・ランチライドだけど、今年も羽村の桜とチューリップは期待できない。先週日曜日は566で50km走れたし、今週はジム活も4日できたので、日曜日はお休み。しかも、たまライド、TOKYO RIDEの常連参加者の杉本さんが、私の281が見事にきれいになったのを見て、自分のコルナゴのオーバーホールを小西さんに頼むことになった。先週日曜日に、お店にお願いしておいたので、私もお店に行くことになった。まだ開店直後の10時なのに、店内にはお客さんが3人もいて、混雑してた。杉本さんは650ccのオートバイに乗っていて、バイクもメンテナンスしてもらっているので、自転車にもそういう店が必要だとは思っていたみたいだった。自転車を預けて、帰りは駅前まで歩いてお決まりのマック。杉本さんとは毎週のように会っているのに、またいろいろな話をして2時間半、甲子園は6回までゲームが進んでた。

古代ロマンを感じる芝公園

寒暖差の激しいこの頃、一週間前はお彼岸なのに世田谷でも積雪があって、今日は真夏日。季節感がないこと甚だしい。先週末は9回目となるTOKYO RIDEで、今まで一度も雨天中止はないものの、前回の3月8日がひどい寒さだった。3月になったら寒さが和らぐと思ったら、この日が一番寒かった。そして漸く、本当に漸く、22日の古代ロマンを感じる芝公園は気温が20℃という春日。暖かいのはすべてを凌駕する、この日は表参道から根津美術館の前を通って、けやき坂、麻布十番。ちょうどたい焼きの浪花家の前を通ったので、腹ごしらえ。これがとても助かった。その後、芝公園の芝丸山古墳、千躰子育て観音、増上寺と見学して、愛宕神社の出世の石段、放送100年のNHK放送博物館と、見どころがいっぱい。ここですでに12時半。お昼に予定していた赤坂には1時前には着いたものの、人気町中華は大行列で、諦めて富ヶ谷の丸屋で蕎麦。走った距離はたったの20kmだったものの、初参加のOさんも、楽しんでくれたようだ。1人じゃ来られない裏道コース、東京はどこを走っても面白い。

明治大正昭和を堪能したTOKYO RIDE

寒い寒い弥生三月のライドでした。昼前の九段下のコーヒー休憩の時に小雪が舞い始め、どうなることかと思ったけど、なんとか天気は持ち直し、降られずに代々木公園に到着。今日は皇居東御苑平川門からの江戸城跡、旧近衛師団司令本部の建物、昭和館と、東京の明治、大正、昭和の歴史を学びました。お昼は、九段でみつけた焼き魚定食の店、幸村で。参加者の1人に「よく、こういうお店みつけますね」とお褒めの言葉をいただく。あとは、いつもの通りの裏道ばかりで代々木公園まで。ロードジャージのお二人は、寒い寒いを連発でしたが、普段着の二人は、さほど寒さも感じず。ガイドの私はアンダーシャツの重ね着とSPD防水ハイカットブーツで、この日も寒さ知らず。TOKYO RIDEは普段着+SPDシューズが一番。

春まだ遠し三月

やっと梅が咲き始めたのも束の間、今日から1週間は真冬の寒さらしい。雪マークもちらほらしている春まだ遠い3月。566で今年初ロングに出かけようと、この間小西さんに前輪タイヤ交換、前後輪のバルブ固着はシーラントを洗い流してもらって、バルブもクルクル回る。空気入れる時に、もうペンチいらないのね、という朝。ガーミンを見ると、566でたまライドで100km走ったのは11月10日で、実に3ヶ月ぶりになるらしい。ロードジャージを着て、すべての装備を終え、走り始める。ガチン、とペダルを嵌めると、不思議なことにスイッチが入る。多摩川沿いの道から、鎌倉街道、さらに尾根幹に戻って、今日は二ヶ領用水に沿って世田谷通りの登戸の信号に出る。なかなか趣深い道だ。たまライドでも使えるかも。二ヶ領用水が江戸時代初期に畑の用水として掘削され、それが次大夫堀公園でお馴染みの小泉次大夫によって行われたと知ってびっくり。400年も前の用水が未だ残り、自然豊かな道になっていた。走った距離は45km。ただ、思い切り踏めた直線路もあったし、なかなか有意義な初ロングだった。

目からウロコのメンテナンス

自転車のメンテナンスについて。私が普段乗っているロードレーサーは主に2台。LOOK KG281と566で、visionのエクステンションバーがついたトライアスロンレースで使っていた566は1年前にDi2化してカーボンホイール+チューブレスレディ、KG281は25年は経っているカーボンホリゾンタルフレームで、デュラエース7700搭載の年季もの。ホイールは566につけていたキシリウムES、これも20年近く経っている。6年前まで通勤に使っていて、ペダルはSPDにしてある。シマノのOVE散走データベース101本作成時、撮影時は籐カゴのついたスタッガードフレームで走ったものの、コースメンテナンスは281で走っていた。都心に出かける時は、ほぼ281。柔らかく、カーボンの特性を生かした絶妙な乗り味。566より、断然に乗りやすい。ただ、このキシリウム、オイルが切れると、ボーッという爆音を発する。隣の歩行者が振り返るぐらいの音で、これまでも2回あった。そして、1ヶ月前から、またも爆音が。566もシーラント補充時期だし、前輪は交換だし、と2台を家から1kmのサイクルクリニックk&に持っていった。なるしまフレンドの小西あんちゃんの実弟で、アスペンの平田さんに行くように勧められていたところ。そして1週間、私の281は見事、新品のように生まれ変わっていた。ハブは洗浄+オイル、全体も白くなっていたブラケットカバーまできれいに。マビック特有のラチェット音さえしない。小西さんは、研究者然とした風貌で、お店はさながら研究室。こだわりのケミカルが並べられ、洗車にも汚れによって何種類も使うのだという。私的には自転車歴30年にして、ちょっとドラスティックな感動的出来事だった。