目からウロコのメンテナンス

自転車のメンテナンスについて。私が普段乗っているロードレーサーは主に2台。LOOK KG281と566で、visionのエクステンションバーがついたトライアスロンレースで使っていた566は1年前にDi2化してカーボンホイール+チューブレスレディ、KG281は25年は経っているカーボンホリゾンタルフレームで、デュラエース7700搭載の年季もの。ホイールは566につけていたキシリウムES、これも20年近く経っている。6年前まで通勤に使っていて、ペダルはSPDにしてある。シマノのOVE散走データベース101本作成時、撮影時は籐カゴのついたスタッガードフレームで走ったものの、コースメンテナンスは281で走っていた。都心に出かける時は、ほぼ281。柔らかく、カーボンの特性を生かした絶妙な乗り味。566より、断然に乗りやすい。ただ、このキシリウム、オイルが切れると、ボーッという爆音を発する。隣の歩行者が振り返るぐらいの音で、これまでも2回あった。そして、1ヶ月前から、またも爆音が。566もシーラント補充時期だし、前輪は交換だし、と2台を家から1kmのサイクルクリニックk&に持っていった。なるしまフレンドの小西あんちゃんの実弟で、アスペンの平田さんに行くように勧められていたところ。そして1週間、私の281は見事、新品のように生まれ変わっていた。ハブは洗浄+オイル、全体も白くなっていたブラケットカバーまできれいに。マビック特有のラチェット音さえしない。小西さんは、研究者然とした風貌で、お店はさながら研究室。こだわりのケミカルが並べられ、洗車にも汚れによって何種類も使うのだという。私的には自転車歴30年にして、ちょっとドラスティックな感動的出来事だった。