疾風バイク練

今週のバイク練習も、すごい風だった。南風ではあったものの、行きはほとんど向かい風。それでも、先週よりはマシ、と同じコースをひたすら走る。連光寺の上りも、尾根幹のアップ&ダウンも、野猿峠も、館の上りも‥‥、こうやって書くと、上り多い。先週よりはマシ、と思うと、不思議にペダルも軽いのだった。向かい風にも意味はある。しかも、長い長い冬を越えて、やっと走れる喜びからか、「やっぱり自転車は楽しい」と思えるのだった。町田街道の相原付近で、高梨乳業のトラックに大きな音でクラクションを鳴らされる。「どけ~っ!」とばかりに得意気に鳴らし、思いっきり加速して追い越していった。この辺りの町田街道は道幅が狭く、そのトラックの車幅とほぼ同じ、センターラインは追い越し禁止の黄色。私は側溝のすぐ横を走っていたのに、鳴らされた。後ろからしばらく追走し、ナンバーをしっかりと覚える。渋滞で、やがて私が追い抜くときに、「会社に言うからな!」と運転席を睨みつつ、帰宅。翌日、お客様窓口に電話。「クラクションは車同士、危険を回避するために鳴らすものであって、歩行者や自転車に鳴らした場合、道交法違反、2万円以下の罰金です。運転手には厳重注意願います」と報告。実際に、その音にびっくりして、少しハンドルを取られた。昨今、とかく目の敵にされる自転車だが、車も依然として悪いのである。

強風&突風自転車練

今年初のロードバイク練習は、爆弾低気圧翌日の強風の中からスタート。家を出た瞬間に、これ無理かも、と思うほどの強い風。時折、突風が吹くと、煽られそうになるので、その度に立ち止まる。それが、結局最後まで続いた。とくに、行きは向かい風基調だったので、なんとも辛く、上りになると、止まりそうになるほど。向かい風に練習にはなったかもしれないが、途中で腰が痛くなる。今年初めてのロードだったので、宮ヶ瀬に行きたかったが、この風で246号を走るのは危険と判断して、尾根幹&野猿街道へ。ショートカットも考えたけど、なんだか意地になって、80km。桜はすでに葉桜になっていたが、近くを通ると、桜のいい香りがした。やっぱり、春はいい。ウインドブレーカーもいらないほどの暖かさで、腕は日焼けで赤くなっていた、途中、馬駈のサーティーワンでアイスクリーム休憩をしていたら、突風が吹いて自転車が倒れ、シートステーが煉瓦にぶつかって、3ヶ所も塗装が剥げた。あーあ。いつもは4時間で終わるコースが、この日は4時間半かかる。家に帰って洗濯をしていると、家人が戻っていて、「練習?行ったの?この風で! さすがだねぇ」と半ば呆れ、半ば馬鹿にしたように言う。私的には少し恐かったけど、初バイク練は、やっぱり面白かった。